たのしいたのしいパン作り

 今週はたのしい教育Cafeがあります。おいしいCoffeに手作りパンを添えたいと、店長の私は週明けからパン作りをしています。これがたのしすぎてたまりません。少し紹介しましょう。

 ずいぶん前にホームベーカリーを利用して食パンは作ったことがあるのですけど、今回はベーコンや玉ねぎなどを練りこんだ惣菜パン、もちろん初めての挑戦です。

 〈イースト菌〉という生物がいます。
 たのしい教育プログラム「見える生き物、見えない生き物」の中で、人間がイースト菌の様な酵母をとてもうまく利用してきたことを紹介した時、パンについてもいろいろと調べました。

イースト菌

 パンがおいしくなる原理は簡単です。
 小麦粉などの糖分をイースト菌などの酵母菌が食べてCO2を発生させてふくらませると同時に独特の風味を出してくれます。
 それを焼いて香ばしく固めたのがパンです。

 これが小麦粉を牛乳で練ってイーストを加えたものです。
 ふっくらとしています。

 玉ねぎとお肉を加えて上にマヨネーズをのせました。

 20分くらい焼いたらこんな感じ。
 はじめて作ったのですけど、美味しくできました。

 

 これはやみつきになりそうで怖いです。

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たのしい教育の通信教育/たのしい教育メールマガジン

 たのしい教育に興味関心を持って下さっている皆さんが購読しているのが〈たのしい教育メールマガジン〉です。
 この四つのテーマで構成され、毎週金曜日に発行しています。

1.たのしい教育の今日この頃
2.Let’s Enjoy the たのしい授業
3.Let’s Enjoy The Movies.
4.たのしい教育の発想・思想・哲学

最新号の表紙をごらんください。

 

 今週の授業の章は家庭学習でたのしく賢くなる内容をとりあげています。

 

 たのしい教育の発想法・哲学の章では〈優等生は教師の考えに合わせてくれるから、教師は優等生が好きなのだ〉という話をとりあげました。
「そういう教師に合わせる優等生たちの陰で救われない子ども達が出ていることに気づいていないといけない」という、たのしい教育の基礎基本の内容をとりあげています。


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「進化と多様性」-たのしい教育プログラムから

 もう2年くらい前になると思います。わたしの授業を受けてくれた子から科学に関しての質問が届きました。「最後にみせてくれたゴリラの様な姿から人間になったのですか?」ということを信じられない気持ちを含めての内容です。

 今存在している類人猿から人間になったのではなく、類人猿達の祖先と人間の祖先が共通であるというお話を丁寧に書き、お礼の返事が届いたことを記憶しています。

 その時の話をきっかけにつくり出した「進化と多様性」という〈たのしい教育プログラム〉があります。
 少し紹介しましょう。

 類人猿、たとえばチンパンジーと人間がとても近い種で、共通の祖先を持っているということに私たち人類が気づいたのは、わずか150年くらい前のことです。チャールズ・ダーウィンによって仮説として提唱されて、神を信じている人たちを中心にして多くの反発が巻き起こりましたが、その後、DNA(遺伝子)などの研究によって、それが真理であることが裏付けられました。

 ふつうの感覚で見ていくと、チンパンジーと人間が同じ祖先をもった同じ仲間だというのは、なかなか信じられないことかもしれません。


 しかし科学は人間の感覚や考えていることが事実と大きく違っていたことを数々発見してきました。

 チンパンジーにも私たちにも手があって指は5本あります。

 これが私たち人間の手です。

 ところで、チンパンジーにも爪があるのでしょうか?
 どう思いますか?

予想

ア.人間と似た爪がある

イ.人間に似てはいないが爪の様なものがしっかりついている

ウ.爪の様なものがわずかにある

エ.爪はない

オ.その他

 

どうしてそう思いましたか?

 

⬇︎

⬇︎

予想してからね

⬇︎

⬇︎

 

 これがチンパンジーの手です。

 住んでいるところ、年齢などによって手のひらの色が濃くなって黒っぽい手もあるのですけど、形をみると、人の手にとても似ていることがわかると思います。

 この写真はスマホをさわっているチンパンジーの写真です。
 まるでCG(コンピュータ・グラフィック)で人間のゆびを合成したのではないかとおもうくらい似ていると思うのですけど、どうでしょうか。

 

 

 これはチンパンジーの赤ちゃんの手のひらです。

 進化とか多様性ということを、具体的にイメージできない人がいるかもしれません。
 しかしこうやってある視点をもって眺めていくと、発見できることがたくさんあります。

 そうやっていろいろな事をたのしく学んでくれる人たちが増えていくことで、未来のたのしい平和な世界が成り立ちます。
 ますますたのしい教育研究所の活動に力がこもる日々です。

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ブルームの評価論を超えた たのしい教育研究所(RIDE)の評価論

 たのしい教育研究所(RIDE)には教員採用試験に突破したいとスーパーバイズを依頼する人、ワークショップを希望する人たちがやってきます。
 研究所の関係者からの推薦があって学びに来る先生たちなのでこの夏の試験で合格してもらえる様、本気で鍛えています。

 私いっきゅうは、たのしい教育のプロフェッショナルですけど、合格特訓についてもプロです。

 「これは狙われる」「これはあまり重要とは思えない」というフィルターをかけて指導することができることと、何をどう学んでいくか見える形で提示してあげることができます。
 原子論を元に生き生きとイメージすることは、たのしい教育の基本ですから、そういう学び方をしている先生たちのそれぞれの気持ちの中に、これまでと違った手応えが生まれていることが、伝わってきます。


 研究所の取り組みは全て受講者の〈評価・感想〉をもらうことになっています。合格ワークも同じです。

 最近、これまでにない評価・感想をもらいました。

 Aさんがカードを二枚出してくれたのです。
 個人情報は普通の企業、団体よりかなり保護されているので画像加工してありますが、楽しさ度、理解度とも5の評価で、思いがビッシリと書き込まれています。

 研究所で、問題の解き方を学ぶだけでなく、クラスの子ども達との関わり方などもワークショップで学びとっていることがひしひしと伝わってくる感動的な内容です。
 他の受講者の評価・感想も感動的な文章でした。

 この評価・感想は私の特訓の実験結果の一つです。
 7月まで待つことなく、こういう評価・感想に加えて、研究所オリジナルのテスト分析方などで、授業がうまくすすんでいるのか判断し、改善できる点を探し、工夫を加え、真剣勝負で内容を構成しています。

 教育方法論で歴史に残る業績を残したベンジャミン・ブルーム という人物がいます。
 形成的評価という概念を提唱し、世界の教育界に影響を与えました。
 しかしブルームも、たのしい教育研究所(RIDE)ほどの画期的評価論はイメージすることができていません。

 いつか、この取り組みが一息つくころ、予想論、実験論、課題論、モチベーション論を総合的に組み込んだ「たのしい教育の評価論」を提示できたらと思っているところです。

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