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友好的な外交「地球のみなさん、こんにちは」

前回紹介した「教師は辞めても たのしい教育&映画 はやめられない」から書いてみます。

「たのしい教育の発想法」に掲載した文章です。

板倉聖宣が2007年に「お金と平和の問題」として語ったものの一部です。

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●「地球のみなさん、こんにちは」
板倉 これも前々からやろうとして、いつまでたってもできないんだけど、「地球のみなさん、こんにちは」というお話を作りたくて。これは、一晩その研究会をやって、少しずっ話をしたらかなりいけちゃうんじゃないかと思うんだけどもな。たくさんの「読み物」を読んでいたりする人がいるとね。どうも地球外の人との付き合いとなると、すぐ戦争になるんだな。どうしてすぐ戦争になるような話ばかり作るんだろう。

黒田 宇宙から戦いを挑んでくるようなイメージが、なんであるんですか?

板倉 小説家が貧困だと思うな。「アメリカ大陸を発見した」ってときにも、絶対にまず平和的に交渉することが大事だよ。コロンブスだって初めはそうだよね。「向こうが攻撃する可能性があっても、我々は攻撃するつもりはない」という感じで始まるんだね。
一番初めにどういう人間がどういう使節になるか。もしかしたら、新天地に行くときは「子どもを連れて行く」ということが大事かもしれない。子どもを先に上陸させた’ら、敵対的にならないんじゃないかな。

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 わたしは宇宙人が地球にやってきたら真っ先に握手しにいきたいと思っています。
科学はいろいろな人達の意見が大切にされる民主的な場所で発達します。
地球に来るほどの科学の力を持つ知的生命は、その民主的な場で育ったに違いありません。

 独裁者がいて、どこどこの星を侵略しにいくぞ、というようなシステムの中では、科学はある程度すすんだら停滞してしまうのです。

板倉聖宣が生きて元気なうちに「地球のみなさん、こんにちは」という授業を完成させて欲しいと思っています。

沖縄のたのしい教育に全力を注ぐ
たのしい教育研究所です