空気の原子分子の中をおよぐ教材グルくん(君)

これは若い先生たちへのスーパーヴィジョンで〈空気の存在〉を体感す る教材〈グルくん〉を紹介しているところで す。小さくてよく見えないかもしれませんけど、右手に持っているのがグルクンです。


 空気の中をクルクル 気持ち回転しながら落ちていきます。これは桜色のグルくんがクルクル回りながら落ちていくところです。

 しばらく品切れでしたけど、スタッフがまた作成してくました。
 専門家に特殊技術でカットしてもらった発泡スチロールでできています。
 1つ100円です、欲しい方はどうぞ。
 郵送の場合は送料がかかるので4つ400 円(送料サービス)から受付けています。

 空気の原子分子と結びつけなくても、こどもたちは「うわ~、すご~い」とよろこんでくれると思います。
「先生ねぇ、こんなたのしいの手にいれたんだよ、みたい?」
と言って、みせてあげるとよいでしょう。

 売切れることも多いので、まずお問い合わせください。入金方法もその時にお知らせいたします。

office@tanoken.com

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〈たのしいブックレビュー〉読み語りにおすすめの本「あっ、ひっかかった」オリバー・ジェファーズ作・絵 青山南訳 (徳間書店)by Mie.

 久しぶりのたのしいブックレビュー、読み語りにおすすめの本を紹介します。
「あっ、ひっかかった」 オリバー・ジェファーズ作・絵 青山南 訳
(徳間書店) 1650円 ユーモアたっぷりの絵本です。

フロイドくんが凧揚げをていると・・・

凧が木にひっかかった。

これはよくあることですね、私もこどもの頃、経験があります。

ところがこの絵本、予想をはるかに超えてすすんでいきます。

凧をおとそうとして、お気に入りの靴を投げたけど・・・

それもひっかかってしまいます。

くつをおとすために猫を連れてきて
どうするのかと思ったら、フロイドくん、猫をなげてしまいました。

すると猫も・・・
いったいどうなっていくのでしょう?

 この作品をたくさんのこどもたちに読み語ってきたのですけど、はじめのうち「えーーー」「ありえない〜」と言いながら見ていて、そのうちに、大笑いしてくれました。

 以前、たのcafeでいっきゅう先生が「こどもは作品そのものも楽しんでくれるけど、こういう絵本を自分たちと一緒にたのしんでくれる大人がいることも、こどもたちにとってはとても嬉しいことなんだ」と話していました。

 みなさんもぜひ、こども達に読み語ってみませんか。

 ところで絵本をたのしんだこども達は「あ~たのしかった」で終わることはありません。次回はその絵本から広がる世界について紹介しましょう。

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名作〈コーダ〉心からおすすめします

「〈たの研〉のたのしい日々」を別にして、他の章の内容をメルマガで配信する前にこのサイトに記事を書くことはほとんど無いのですけど、意外に早く終了することがあるかもしれません、ここで一足早く紹介させていただきます。

 劇場公開中の作品「CODA/コーダ」です。
 すばらしい作品でした。

 数年前、友人に〈エール!〉を進められてDVDを視聴しました。フランスの作品です、「いい映画だなぁ~」と思いました。「CODA」はエールのリメイク版です。
 〈聾者/耳が聞こえない〉ファミリーの中で唯一耳が健常な高校生の女の子が主人公です。

 全体の構成がほぼ同じな上に、脚本がネット上で上がっていたので、それを読んで感動していたのですけど、映画そのものは更にすばらしい作品でした。

https://www.scriptslug.com/assets/scripts/coda-2021.pdf

 ちなみに今年のアカデミー賞では最高賞の〈アカデミーの最高賞〉他2つの賞を受賞しています。

 特に観る人を選ぶ作品ではないのですけど、学校の先生には特におすすめします。これからの教師生活の中で、いろいろな子ども達とすごす時、この作品に心動かされた経験が大きなプラスになるはずです。

 耳が不自由な家族の物語だというので、お涙頂戴的なものだと予想する人たちもたくさんいると思います、まったく違います。きっとたくさん笑うことでしょう。そして感動の涙もたくさん流すことでしょう。

 まず騙されたと思って映画館に足を運ぶとよいと思います。H系のシーンも出てきます、子どもと一緒の場合は頭にいれていてください。

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たのしい散歩ークチナシの花はなんで〈クチナシ〉なの?/諸説を簡単に信じない

 これまで「なぜだろう」と気になっていたものたちを数えると何万、何十万という数になるでしょう。それが解決できた時、このサイトにも書いているのですけど、大多数は謎のまま時が流れていきます、まぁそういうものです。

 今回はこの花、前回の記事の〈たのしい散歩〉の時に見つけた花〈クチナシ〉について、ずっと謎のままだという話をさせてください。

 クチナシの花は甘い香りといえばそういえるのですけど、重くて花の奥までおさえにくる感じがします。
 おもしろいことに、一重咲きの花びらが5~7枚とバリエーションがあります。八重咲きもあるので〈花びらの数多種〉という不思議な植物です。

 私が以前から解けないのは〈どうしてクチナシというのか?〉についてです。

 有力な説は2つ、その1つが、クチナシの実が〈梨〉に似ていてその上にクチバシの様に見えるから〈クチナシ⇨口梨〉という説です。
 クチナシの実をみてみましょう・・・
 似てますか、梨に?

 色といい形といい私は口梨説にはぜんぜん納得できません。

 いや、きっとこの実の中が〈梨〉に似ているんだよ・・・

 そういう人がいるかもしれません。
 これが実の中です、どうですか?

 なんで〈梨に口がついた形だからクチナシ〉なんて説が存在するのでしょうね。

 クチナシは〈実が熟しても割れない〉つまり〈開け口が無い〉というので〈口無し〉⇨〈クチナシ〉という説が有力だといろいろなところに書いてあります。

 確かに熟したら実がはじけて種が飛んだり落ちたりして、仲間を増やしていく植物はたくさんあります。

 ところが実が弾けるのではなく、甘い実をつけて動物たちに食べてもらい、タネを遠くまで運んでもらって、そこで発芽する作戦にでた植物たちもいます。ブドウやリンゴやブルーベリーなどいろいろで、それらは実がはじけるわけではありません。

 クチナシも甘くなって鳥たちが食べに来ます。

 なのでベリーなどの様に、はじける系の植物ではないのです。

 実が弾けるわけではないので〈弾ける口が見えない〉から〈クチナシ〉という説もなくなってほしい一つです。

 結局クチナシの花を見ると「なぜクチナシっていうんだろう」とずっと気になったままです。

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