たのしい教育活動でカルタを利用しよう、という教育実践のすすめについて、さっそくいくつかの質問が届いています。共通している内容も多いので、私信ではなく公開で返事を書かせていただきます。
いくつかの質問への答えとしてメモ書きの様になります、ご了承ください。
1.準備
同じカルタが2セットで一組になります。一つは読み札、一つは取り札です。
B4サイズの画用紙が持ちも良いのですが、費用もかかりますので白紙でもOKです。もしも学校等に「ザラ紙」があれば、裏側が見えにくくなるので、それもおすすめです。
2.カルタはシンプルisベスト
遠目に見てもわかるような形式がよいので、表にマーク、裏に短めの言葉、という様に心がけるとよいと思います。
たとえばこんな形です。
3.どんなテーマがあるか
「これは覚えて欲しい」というテーマなら基本的になんでもOKです。
わたしはキーワードを24準備してかるたにしました
・漢字
・地図記号
・かけざん
・公式
・虫の名前
・岩石の種類
・内臓
・元素記号
などいくらでもあると思います
4.作り方のコツ
準備した24のキーを、表に「名前」や「絵」、裏に「説明」「答え」などを
シンプルに記入してタテ6×ヨコ4 で印刷します。
この原版を作る時には少しコツが必要です
1) 紙を横長にして、タテを6等分、ヨコを4等分した長さに薄い線を入れる
2)キーとなるものの名前や絵を、線から1cmくらい内側に24書きこんでいく
5.どの時間にやるの?
わたしは朝の会や帰りの会、教科のはじめの10分という様に利用していました。
わたしの方法を見て、「これはいい」というので、ある学年の先生方が、日曜授業参観の日に取り上げて「親子カルタ大会」を実施したそうです。もちろん子ども達に勝てるわけもなく、日頃の学習の成果を喜んでもらったというお話をしてくれました。
ちなみにパーティーでも活躍します。今月の「たのしい教育Cafeスペシャル」でも、「カルタでたのしく学習する」をテーマにA先生が発表してくれることになっています
6.何回くらいやるといいのか
学校はいろいろなことで忙しいので、経験上、同じテーマのカルタを5回やるのが限界かなと思います。まだ覚えきれないものは、家庭学習の時間に親子でたのしんでもらう(親が読み札、子どもが取り札)という様にするとよいと思います。
いずれ、わたし(いっきゅう)の時間ができたら、教材としてお分けできるようにしたいと思っている一つです。
ご期待ください。
たのしい教育が普及して、こども達の学ぶ笑顔がどんどん増えていく社会を育てていきたいと思っています。
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