明治期以来の強固な教育システムの前に、「たのしさ」をテーマにした〈たのしい教育〉が広がっていくには、まだまだ時間がかかります。
限られた人数の中で、たとえば新しいゲームやお菓子などがブームになる時は一気に増えたりします。しかし新しく大きなものごとが広く成長していくときの流れは〈指数曲線・カーブ〉です。
本質的な価値をもつものは、ある地点で一気に増えていきます。しかしそれまではまるで変化していない様な状態が長く続きます。私たちはこの増えていない状況で「ダメだ」と判断してしまうことがたくさんあります。
しかし「たのしい教育」は本質的に成長ポテンシャル(エネルギー)が高い教育です。広がりについて何の変化も起こっていない様に見えていても、時期がくれば着実に目に見える様に伸びていきます。たのしい教育研究所は、その伸びの地点が早く来る様に、そしてもしかして子ども達の笑顔や本質的な喜びから遠ざかろうということが起ころうとするときにハッキリと、たのしさの価値を伝えられる柱である様にと設立した組織です。
このことはいずれ有料メルマガに書こうと思っていることです、その後、いくつか部分はまたこのサイトにも紹介できると思いますからたのしみにしていてください。
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さて指数曲線・指数カーブの途上で成長が見えない段階にあるとはいえ、着実に広がりを見せていることはいろいろな時に実感しています。
さて、広がりをみせる前の状況でも、いろいろな時々に、たのしい教育の広がりを感じることができます。
最近、教育キャラバン用に開発したNewバージョン水中シャトルが欲しいという連絡があありました。
その後こういうたよりが届きました。
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いっきゅう先生、研究所のみなさん
水中シャトル、子どもたちのハートをつかみました。
飽きずにいつまでもやっています(笑)
魚に名前をつけている子もいます。
針金で絶妙のバランスですね。
すごい教材です。ありがとうございました。
◯◯小学校 ◯◯◯◯
「すごい教材です」という言葉を光栄に感じつつ、以前から構想中の「水中シャトルはなぜ沈む?」というたのしい教育プランを作成しようと思っている今日この頃です。
1日が36時間あればいいのに・・・
たのしい教育は着実に支持を広げています。
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