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たのしい教育でかわることかわらないこと/A校長先生に伝えたかったこと

 前回の内容が大きかったのでいくつかに分けた一つが今回のテーマです、まだの方は前回の記事もセットで読んでくださいね。

 大上段に「たのしい教育で何がかわるのか」と聞かれたことはないのですけど、それに関わることはいくつかありました。
 授業で招いていただくと、授業前に校長先生と懇談する機会があります。ある学校の校長先生と話をしている時、次第に気楽に語らい合う様になり、話の話の終わりの頃、A校長先生が

「たのしさが中心だと子どもたちが落ち着かなくなって、普通の授業を聞かなくなってしまわないか?」

と質問してくれたことがありました。「その学校の若い先生が、子どもたちと仲良くたのしくやっているのはいいのだけど、肝心の授業の時には集中して聞いていないのがとても気になって・・・」というのです。
 たのしい教育と、その若い先生の授業とが異なるものなんだろうというのは容易に想像できたのですけど、それは別にして「たのしさが中心の教育をすすめると、どういう変化が起こるのか」は、とても大切なテーマです。
 そうこうしているうちに私の授業の時間がやってきて席を立つことになりました。

 校長先生は私の授業のあと

「いっきゅう先生、これですね! 私も子どもの頃、こういう授業を受けたかったです」

と、とても嬉しい感想を伝えてくれました。

 その学校は離島にあったので飛行機の時間が押していて、その後ゆっくり語り合うゆとりはなかったのですけど、今でも時間があれば、その校長先生が発した問いに答えたいと思っています。

 たのしい教育をすすめていくと子ども達が落ち着かなくなって、授業を聞かなくなるのか?

 真逆です。

 本気でたのしい教育にシフトしていくと、子ども達が先生と仲良くなり、授業に興味を持つ様になってきます。

 たのしい教育は、今までの何かを崩してしまうものではありません。

 子どもたちや先生たちが、あたらしい可能性に目を輝かせ、今の自分たちのまわりの教育を少しずつグレードアップしていく教育がたのしい教育です。

 これまでの流れを崩すのではなく、それにたのしさの感動、賢くなる感動を加えていくのです。

 100%は無理ですけど、今まで漢字のドリルを嫌がっていた子ども達も「たのしい漢字の教育」を受けることで、時間の差はあれ、これまでよりドリルに向かう姿勢が上回ってきます。

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