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天体観測(天体写真)をたのしむ-月の写真

天体観測の専門家が友人に何人かいます。

ある人に、機材にどれくらいの額をかけているのか尋ねると、百万を超える予算だというので驚きました。

さらに驚くべきは、「天体好きには、そういう人がめずらしいわけではない」ということです。
望遠鏡にカメラを固定するアダプター1つに「○万円」というでしたから、さもありなん、というところです。

さて、ガリレオの弟子である私は、相変わらず倍率の低い十倍くらいのレンズで見るのが好きです。
「師ガリレオも400年ほどまえに、そういう月をみていたのだな」
ということに感動を覚えるからです。

最近、知人から双眼鏡をいただきました。
「いっきゅう先生、こういうのが好きかと思って」といって、手のひらサイズ8倍の双眼鏡をプレゼントしてくれました。

数日前に突然思いつき、頂いた双眼鏡と愛機iphoneを組み合わせて写真を撮ってみました。するとことのほか周りの人たちからの反応が良かったので、ここに掲載します。

ハワイなどでかなり高価な望遠鏡に固定して撮った経験はあるのですけど、低倍率のスコープてデジカメを強引に合わせて手持ちで撮った経験は初めてです。

研究所の駐車場に出て撮った写真です。
ボケていますけど、月の濃淡も見えています。

ガリレオの見た月

みなさんも、身近に双眼鏡があったら、挑戦してみませんか。