シロツメクサの記事ついて〈こんなに詳しく読んだのは初めてです。とても興味深いです〉という便りをいただきました。嬉しく思います。今回もシロツメクサを題材に植物の魅力に触れてみましょう。
たのしい教育研究所には世界最大のマメ科の植物、モダマがいくつも飾られています。譲ってくれというお話もありますが、貴重品なので手放せません。
マメ科の植物の特徴が、こういうサヤ状の実ができることですが、小さなシロツメクサにもできるのでしょうか?
予想してみましょう
みなさんはどう思いますか?あなたの予想
※土の中にさやができる、という様に考える人もいるかもしれません。しかし〈実〉というのは花が咲いたあとその花の中の子房というものが成長していくものをいいます
調べてみましょう(ワーク)
シロツメクサの花がしおれた様になっているものを探しましょう。
だらりと垂れて下を向いた様になっています。
白くきれいに咲いている花の間に見つかると思います。
ゆっくりゆっくり茶色くなった花びら(上の赤い矢印)を丁寧にとって、その下のガク(上の青い矢印)もゆっくりむいて行くと・・・
こんなかわいいサヤ状の実がでてきました。
〈世界最小級のマメ科の実〉です。
web上では最も小さいのはカラスノエンドウではないか、という様な記述もありますし、そんなことはわかるわけない、という様な話もあります。何しろ人間は、世界一大きなものには興味があっても世界一小さなものにはあまり興味がない様ですから、〈世界最小のマメ科の実はなになにである〉という様なデータは見つかりません。
しかしカラスノエンドウは1-2cmはありますから、シロツメクサがはるかに小さい豆です。
今のところシロツメクサを〈世界最小のマメ科の実 暫定一位〉として認定していていいとおもうのですけど、どうでしょうか。
春から夏に向かう日々、近くの野原のシロツメクサを手にして、植物に親しんでみてはいかがでしょう。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします