わたし、いっきゅうは、なぞなぞが大好きで、それが伝わるのか、教師をしていた時も、フリーとなって教育活動する今でも、講座で出会う子ども達からナゾナゾ的な問題を出されることがあります。時には先生たちから出題されることもあって、今回は研究所に来てくれた先生から出題された一つを紹介させください。少し脚色して出題しましょう。
※
ある国の王様のところに遠い国から〈象〉が送られてきました。
これまで象をみたことがなく、そのあまりの大きさに、見たもの全員が驚いてしまいました。
王様はこの巨大な生き物の「重さ」が気になって、家来たちに、はかるように命じましたが、「それはできません」という答えが帰ってくるばかりでした。
その頃の〈はかり〉は人間くらいの重さをはかりとるのがせいぜいで、こんな巨大な物体をはかるのは無理だったからです。
「誰かよい知恵があるものはいないのか。
〈重さをはかることができるものにほうびを与える〉というおふれを出して、ひろく人々にも聞いてみるように」
王様は家来たちに、そう伝えました。
巨大な象という生き物の〈重さ〉をはかることができる者に王様から褒美が与えることとなった。
よい考えがあるものは申し出る様に。
ただし、象は生かしたままはかるように
その話が街全体の広まったある日「自分は象の重さをはかることができます」と申し出る人が出ました。
実際、その人はどうやって象の重さを測ったのでしょう?
みなさんのアイディアを聞かせてください。答えは次回!
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