前回書いた〈チョウの顔〉の反響がいくつもメールで届いています。今回は〈バッタの顔〉を見てみましょう。
これは私が近くの公園で写したバッタの幼虫です。落ちた葉っぱの上にのっています。
イナゴの幼虫でしょう。
え、バッタじゃないの?
と思う人がいるかもしれません。
イナゴもバッタも一見すると同じ様な姿かたちをしています。それもそのはず、同じ〈バッタ亜目〉と呼ばれていて、大きくみると同じグルーブの仲間なのです。
バッタはバッタ亜目 バッタ科
イナゴはバッタ亜目 イナゴ科
※「科」は生物分類学の学術的な言葉で、ラテン語で familia(ファミリア) 英語でfamily(ファミリー)といいます。ファミリーの方が子どもたちもイメージしやすいので、その言葉を並列して表記するようにしています⇨「バッタ ファミリー(科)」「イナゴ ファミリー(科)」というように。みなさんもぜひご利用ください。学んでいく時の言葉のイメージはとても大切です https://tanokyo.com/archives/155164
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長野の有名な土産に〈イナゴの佃煮〉があります。
旅をした時味わって、それが美味しかったので、学校に土産として持っていったら、先生たちがパニックになってしまいました。
バッタとイナゴの違いについては自分でもいろいろ調べてみてください。
さてバッタの顔はどういう顔をしているでしょう?
正面に回ってみましょう。
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どうでしょうか。
前回のチョウと同じ様に、とても親しみやすい顔をしていると思いませんか?
みなさんもいろいろな昆虫たちの顔をのぞいてみませんか。そのうちに〈目が点〉に見える時と〈全体が黒くなった状態〉に見える時があることに気がつくかもしれません。それはいったいどうしてなのか?
こうやって興味関心のあることについて自由に研究をすすめる事が本物の研究です。ガリレオたちも〈これはおもしろい〉と思ったことを追求していったのです。
自由研究こそ本物の研究
それは確かなことです。みなさんも〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ ここをクリックすることで少しずつ広がります