たのしい教育は〈たのしく絵を描くこと〉や〈計算力を高める〉という様な一つの方法にとどまらず、〈子ども達の豊かな未来〉や〈より豊かな社会〉を育て拡げる理論や哲学をもった大きな体系です。
「楽しくないより楽しい方が少しいいだろう」「楽しませて後なら苦しいことも耐えてくれるだろう」という様な〈手段〉として利用するものではなく、「たのしい教育」そのものが〈目標〉なのです。
もちろん中にはたのしい教育を〈手段〉として、あるいは何となく〈かいつまんで〉利用する方たちがいます。しかし、そういう気軽な気持ちで試した方たちでも、子ども達の嬉しい反響を見て次第に〈たのしい教育〉にのめり込んでくださる方たちが出てきます。
しかし中には、実は〈たのしさ〉などを求めていない教師の姿が子ども達に見透かされて、特によい効果が出てこない人たちもいます。たのしい教育研究所は、学びたいと考えれば全力で支援する組織ですから、そういう方たちにも門戸を開いています。
さて、そうやって〈教育関係者〉の方たちと関わっていく中で、次第にいろいろな方たちが応援をして下さる様になりました。お母さんであったり、地域で活動する方であったり、学生さんであったり、仕事をリタイヤした方たちであったりetc.
我が子の教育であったり、地域で関わる子どもたちの教育であったり、職場での新人教育であったり、総じて〈教育と全く関わりがない〉という人たちはほとんどいないことを考えてると、〈教育関係者〉という言葉は〈全ての方たち〉という様にみることもできます。
ある時、たのしい教育に興味関心を持っている男性が「きゆな先生、私が生きているうちに、世の中はもっとよくなりますかね」と尋ねてきました。
きっと疑問をたずさえた質問でしょう。
そういう時わたしはハッキリと「たのしい教育がどんどん普及していけば確実に世の中は良くなると予想しています」と答えることにしています。
〈たのしさ〉は確実に〈賢さ〉と〈周りの人たちの笑顔〉に繋がります。それは必然的に世の中を豊かにし、住み良くしていくに違いないからです。
最近〈たのしい教育研究所〉の活動を応援して下さる様になった方がいます。
沖縄市で店舗を構えている方です。
その方は沖縄市の出前児童館事業の〈広報〉を担い、店舗に毎月の案内リーフを掲示して、お客さん達に勧めて下さっています。
こういう支えを受けることができる〈たのしい教育研究所〉は実に幸せな組織だと感じています。
こういう方の様に、一緒に〈子ども達をたのしく賢く〉育てる活動を一緒に推進して下さる方が一人でも増えていってくれることをたのしいみにしています。
それによって社会がより豊かになった頃、「自分も〈たのしい教育研究所〉の活動に一緒に取り組んできたのだ」と誇りを持って語っていただけたらと思っています。〈たのしい教育〉を一緒に広げませんか ➡︎ ここをクリックするだけで〈たのしい教育研究所〉に一票入ります!