今回紹介するのは、ずいぶん前に私が授業用にまとめたプリント、高学年の子ども達に〈絵本の魅力〉ということで授業した時のものです。
軽く予想してもらうだけで、子ども達はとても喜んで絵本を味わってくれました、その方法を記録していたものです。
随分前のデータはハードディスク(HD)のエラーで失われてしまったのですけど、他のメディアに入れてあったおかげで残っていました。
今回紹介する流れの様に、予想してもらって読み語るという流れをいくつもデータにしてあったのですけど、今のところこの〈かいじゅうたちのいるところ〉しか残っていません、残念なことです。
少し話は外れます。ここは読み飛ばしていただいても中身は伝わります。
個人的に随分前からMacに魅力を感じていたのですけど、その頃学校現場で使っている人は0で、データの共有などのためにどうしてもWindowsで我慢し続けなくてはいけませんでした。教務も長かったので、他の先生たちのデータを読み込んで整理したり一つにまとめたりすることも多く、それは仕方のないことでした。
私の用にハードにパソコンを利用しているとハードディスクは定期的に壊れてしまい、とうとうその時windwsと手を切り、経理用など特別な時のみwindowsのパソコンを開くくらいです。
Macは外付けHDに自動で保存する機能があるので、本体に何らかのトラブルがあった時にも、外付けのHDからデータを取り出すことができます。
私がMacを使い始めたのは10年以上前ですけど、その頃はワードやエクセルに対応したアプリも販売されていましたし、完全互換とはいえませんけど、Macの基本アプリ(標準で付いているアプリ)はwindowsのワード・エクセルを読み込んだり保存することもできます。
RIDEのスタッフだけでなく、RIDE関係の人たちの多くは学校でもMacを使っています。
お勧めします。
※
あなたは、絵本が好きですか?
それとも、あまり絵本を読まなくなりましたか?
子どもだけでなく大人にとっても、とてもたのしめるのが本です。
もう低学年ではないから絵本はちょっとね、という人も、一緒に絵本を読んでみませんか。
これは「かいじゅうたちのいるところ」という絵本に出てくる絵です。
イギリスのモーリス・センダックという作家が描きました。
この絵をよく見てください。
しつもん1
この絵の中で、あなたが〈一番怖い〉と感じたかいじゅうはだれですか。
また〈一番やさしい〉と感じたかいじゅうはだれですか?
みんな怖い、みんな優しい、という予想でもいいですよ。
その理由も教えてください。
手をあげてもらって2~3人に、その子の感じや考えを聞いてあげてください。
しつもん2
王様の様にかいじゅうに肩ぐるまされている子どもがいますね。
どうしてこの子はかいじゅうの王様の様に、かたぐるまされているのでしょう。
どういうことなのか、絵本を読む前に、どうしてこうなったのかを考えてみてくれませんか。
手をあげてもらって2~3人に、その子の感じや考えを聞いてあげてください。
だれも手をあげてくれないかもしれません。その時には「◯◯くんはどう思う?」と尋ねてあげましょう。
ではこれから〈かいじゅうたちのいるところ〉を読みます。
みなさんの予想と違うところがあっても、それは外れではありません。
もしかすると、みなさんが予想したこと、みなさんが感じた流れで物語をつくっていくと、センダックと違ったたのしいお話になるかもしれませんよね。
予想を立てながら読むことは、本をたのしむ時にも重要な方法です。
「なるほどなるほど」という様に、気軽に味わってみましょう。
<<<絵本を読み語る>>>
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