オットー・リリエンタールは、鳥の飛翔の研究をし、自ら作成した翼で空に舞い上がりました。
これは実験用の小さな丘から飛翔している写真です。
どれくらの距離を飛んだと思いますか?
予想してみましょう!
( )くらい
どうしてそう予想しましたか?
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長い距離飛べた時で約250mです。
たったそれくらいか、と思うでしょうか。
それとも、予想以上にけっこう飛んだんだな、と思ったでしょうか。
沖縄の小学校の運動場は東京などよりずっと大きいのが普通です。それでも直線で100mとるのは難しいと思います。
1周400mの公式の陸上競技場のトラックは縦の長さがだいたい100mくらいあります。
公式の陸上競技場のトラックをタテに二つ以上ならべたくらいの距離を人間が翼をつけて飛んだのですから、それを見た人はとても驚いたと思うのですけど、どうでしょうか。
さて、そのリリエンタールは力に任せていろいろな実験を繰り返したわけではありません。
鳥たちの飛ぶ様子をかなり詳しく研究し、その成果を実験に活かしているのです。
これがオットー・リリエンタールがまとめた「鳥の飛翔」という本です、感動しながら写真を撮ったのでブレてしまっています、すみません。
翼を上下させる時にはかかる重さを実際に測定している時の様子です。
空気から受ける力を弓矢の〈矢〉で表しているのも生き生きしています。
下の方に〈モーメント〉という言葉が見えると思います、モーメントというのは回転力・回転能のことです。リリエンタールは鳥の翼が生み出す力を〈回転力〉としてつかまえていたんですね、なるほど、そういわれるまで私もその視点はなかったな。
この本はリリエンタールの感動と本気度が満ち満ちた本です、めくるたびに感動してしまいます。
計算も出てきますけど、高校レベルで、そんなに難しくはありません。
すすめても、ほとんど読む人はいないと思いますけど、こういうすばらしい本が残されていて、私たちの手に入るということはすばらしいことだということは覚えていてください。
時間をみて、ゆっくり読み込んでいって、〈鳥の飛翔モデル ひらりん〉のたのしい教育プランの作成をすすめたいと思っています、ご期待ください。
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