メルマガに〈とにかく落ち着いて、できることを元気にやる〉という話を書いたところ、いろいろな方達からたよりが届いています。「気が滅入っていたが、また元気になってきた」「新学期をどうしようと思っていたけど、子ども達が笑顔になるものを増やそうと思います」「手作りキャラクターマスク送ってください」他
メルマガの発想法の章に載せた台湾の事例がとても参考になる、という話をしていた方もいました。
残念ながら行政全体としての積極的対応は遅く、自粛中心の動きくらいしか見えません。自分の頭でそれぞれが考えて動いていく必要があります。
私が学校の管理者だとしたら、これを基準に取り組みます。手早く対応して、混乱を抑えている台湾が、学校の中ですすめている施策です。
なぜ台湾の新型コロナ対策は、こんなに早くてスムーズなのか 国民の82%が「政府の対応に満足」https://president.jp/articles/-/33648?page=2
1.毎朝登校時に学校の正門で検温
額検温で37.5度以上、耳内検温で38度以上あった場合は出席停止。症状によっては即時病院へ。発熱や症状の疑いのある生徒は、休んでも欠席扱いにはならない。2.教職員は、発熱や呼吸困難など何らかの症状が校内で出た場合、すぐにマスクをし、帰宅まで個室待機
3.645万枚のマスクを、全教育機関に予備用として配布済み
(全国の教職員・生徒・学生に対し1人1枚に相当)
台湾ではすでに国民全員に平等にマスクを有料配給する仕組みができており、十分な量とは言えないが、マスクを持っていない生徒は原則としていない。4.アルコール消毒液8.4万トンが、教育機関に配布済み
校門、教室、トイレなどあらゆる所に設置されている。5.額にかざす非接触式体温計2.5万個を全学校・教育機関に配布済み
6.2月23日までに学校の完全消毒完了
休校中に教職員が総出で、教室内の机や椅子、廊下などの全面消毒を実施。7.開校中は教室の窓を開け、換気を十分に行う
8.感染者に接触したと思われる場合は、14日間自宅待機とする
9.大型の学校行事や入れ替え授業(複数クラスの交流など)は中止
10.感染者が1人出た場合は学級閉鎖、2人出た場合は学校閉鎖。
11.学校に医師を派遣し、感染予防指導や見回りを行う。
保護者の中には医療関係者もいると思います。地域まで広げればほぼいるでしょう。
アルコールは入手困難ですけど、このサイトに書いた〈次亜塩素酸〉の消毒液は簡単に作ることができます。また実は100均やスーパーでもアルコールより効果的な消毒液が販売されています。まだものはたくさん並んでいますけど、ここに書くと噂が広がってまた入手困難ということになる可能性がありますから、あえて書かないことにします、しかし消毒は難しくないということは頭に置いていてください。
SARSの頃の資料ですけど、コロナウィルスに効果的な消毒方法がいくつか記されています⇨http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/desinfect04a.html
校内美化より優先させ保護者と協力すれば消毒は1日でできるでしょう。
マスクを大量にストックしている人たちもきっといると思います。校長から「もしも寄付してもらえるマスクがあれば子どもに持たせてほしい、学校では、マスクの無い子に大切にそれを配布させてもらいます」という趣旨の依頼文書を早めに送っておくといいと思います。
私たちは新型コロナより死者を出し続けているインフルエンザでもパニックにならずに対処してきました。今回の騒動をきっかけに、インフルエンザも束にして強力な対策に取り組んでいきましょう。
こういう時でも笑顔と元気が大事です!
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