たのしい教育Cafeで、読み語りが大好きな Hina先生 が紹介してくれた「なつのおとずれ」。
暑い夏が待ち遠しくなる作品でした。
でてくる登場人物達がとてもいいのです。
気象予報士のかたつむりさんが「もうすぐ梅雨明けです」と話すと、太陽さんがみんなに「そろそろ皆さんの出番ですよ」とよびかけます。
そうやって、たくさんに素敵なメンバーが集まってくるのです。
メロン
スイカ
セミ
カブトムシ
かきごおり
ソフトクリーム
せんぷうき
かとりせんころうさん まで・・・
梅雨明けから夏までの賑わいを描いた絵本です。
かがくいさん、なかなかの人物。
要注目の作者です。
かがくい ひろし
1955年東京生まれ。東京学芸大学卒。教諭として学校勤務のかたわら人形劇の活動や紙を使った造形作品を発表。
2005 年、『おもちのきもち』(第27回講談社絵本新人賞受賞作品)で絵本作家としてデビュー。子どもの目線に立ったテーマ選びと、ほのぼのとした画風が人気を 集め、以来『もくもくやかん』(講談社)『おむすびさんのたうえのひ』(PHP研究所)、『だるまさんが』(ブロンズ新社)、『まくらのせんにん さんぽみちの巻』(佼成出版社)など話題作を多数発表。
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=5231
2009年、生を閉じましたが、かがくいさんの作品は、たくさんの笑顔を生み続けています。