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ものの値段/社会にも発明や発見があるというお話

今朝、ものづくりの材料を探しにと近くのスーパーに行くと、大好きなキャベツが158円と、だいぶ安くなっていました。
つい最近まで350円とかいう値段になっていましたから、半額以下になっています。
これだけ上がったり下がったりするものも珍しいですね。
野菜は、台風などの影響で突然、値が上がることもあるのです。

それを考えると「定価/値段が定まっていて、その時々によって上がったり下がったりしない」というのはとても素晴らしい発明だと思いませんか?
昨日買ったシーチキンは明日も同じ値段で手に入ります。
特に値下げとか値上げという場合でなければ、いつでも同じ値段で買うことができるわけですから。
台風が来ても来なくても同じ値段です。

東京は工場が近いから安くて、沖縄は遠いから高いということもありません。
考えてみると、沖縄まで運ぶために、かなりお金がかかります。
ですから、その分を値段に上乗せするということも考えられないことではありません。
なのに、どこで買っても、いつ買っても100円のシーチキンは100円なのです。

この「定価」という方法を発明したのは誰なのでしょう?
その人は、どの国の人なのでしょう?

みなさんはどう思いますか?

実は、世界に先駆けて「定価」という方法をとったのは日本人らしいのです。
江戸時代の呉服屋「越後屋」だと言われています。

越後屋は「現金かけ値なし」という宣伝で、客をとても増やしたということです。「かけ値」というのは、はじめに高い値段をつけておいて、客が「値引きしてくれ」といって来た時に、それから値を落としていく方法です。

「現金かけ値なし」ということは、つまり「いつでも定まった値段」ということです。
つまり「定価」ということです。

自然科学だけではなく、社会にも様々な「発明や発見」があります。
興味のある方は、仮説社の「社会の発明発見物語」をお勧めします。
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