前回の続きです
前編で
「信頼するデータをたどる時には書物だ」
と書きましたが、しっかりした文章を書こうとした時には、そういう手続きは必需です。
「web上にこうあった」ということでは全く不十分です。
「出版する」ということは「web上に書く」という過程と比較にならないほどの高いハードルを経ることになります。
複数の編集者のチェックを経ることになりますし、間違った記述があるといろいろなところから出版社や著者にクレームがいきます。
それが誰かに被害を及ぼす場合には訴訟を起こされることもありますから、いいかげんなものが世に出る可能性はとても低くなります。
ですから「しっかりしたものをまとめよう」という場合には
「そのことについて書かれた出版物を手に入るだけたどる」ということは必需です。
それらの書物に対する評価をweb上で辿って確かめることができます。
今回紹介した本に関していうと、いろいろな組織が「推薦図書」として名を連ねていますから、信頼度も高まります。
また「この本にこう書かれていたから正しい」ということではなく、手に入るかぎりのもの。少なくとも二〜三の図書館にある本は全部たどる必要があります。
わたしたちが綴っているこの「たのしい教育研究所 公式サイト」に書かれた内容が、いろいろな人たちから信頼されていき、「出版物並みに」ということまでいかないにしても、それくらい信頼されるサイトに発展させていきたいと思っています。
応援よろしくお願いします。
たのしい教育教材づくりに
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