ほうびとして問題集の問題を解く 問題を解くことはとてもたのしい

 問題集に〈苦しいイメージ〉を持っている人も多いと思いますけど、わたしは問題集の問題を解くのが好きです。

  時間をかけて、いろいろなアイディアを出していけば解ける様になっている問題集の問題を解くのは、トランプゲームやクイズに挑戦しているようなたのしい時間です。時間があれば1日中解いていたいところですけど、残念ながらそうもいきません。

 今日は〈まとめもの〉等がひと区切りついた夕方、1時間ほど数学の問題を解いていました。
 「どうして〈数学〉?」と思う人がいるかもしれませんが、たのしい教育研究所に学びに来る方たちにはいろいろなニーズがあって、学校の先生が〈効果的な指導方法〉を学びに来ることもありますし、〈教員採用試験合格〉を目指して学びに来る方たちもいます。問題の解き方に苦しんでいる学生が来ることもあります。ですから、楽しみで解いているとはいえ、単に個人の趣味で終わっているわけではありません。

 たとえば〈教員採用試験〉の合格はとても狭き門です。
 正しくスピーディーに解いていくコツというものがあるので、それをうまく伝えるにはどうしたらよいか、という視点で解いていくので、よりクオリティーの高い解き方のために何度か書き直ししたり、赤でポイントを示したりしています。
 わたしの様にたのしみながら解いている人から学ぶことは大きな収穫となるに違いありません、たのしい教育研究所に学びに来る方たちの合格率はとても高いものがあります。

 それはさておき、書きたいのは〈楽しく問題を解く〉ことについてです。

〈問題集にある問題〉は時間をかければ解けます。つまり〈楽に解ける〉ものたちなのです。うまい解き方を学んでいけば、どんどんスピードアップして解ける様にもなってきます。

〈日常起こる問題〉を解く時も、かくありたいものだ、と思います。さらには〈社会で起こる問題〉もそうであれば、どんなにかよいでしょう。

 たとえばクラスでいじめが起こった時、それをどの様に解決していけばよいのでしょう。
 問題集の問題の様に解き方がちゃんとあって、時間はかかってもその手順に従っていけば解けるというなら、どんなによいだろうと思いませんか?

 

 以前、ある管理職の方から「保護者の方たちが夜の7時や8時にもごく普通に学校に電話が来ます。ただでさえ、日々、一生懸命翌日の授業の準備をしている先生方のことを考えると、何とかならないか考えているところです。何か手立てが無いでしょうか」という相談がありました。
 学校で教務をしていた頃からいくつかアイディアがあったりのそれを提供しましたが、そういうことも、問題集の問題の様にルーティンがあれば、どんなに楽でしょう。

 少子化の問題はどうしたらよいのでしょう。
 年金の問題は安心していてもよいのでしょうか?

 こういう社会上の問題は、問題集に列記された問題よりずっと大切です。人々の人生、幸せと深く関わっています。

 問題集の問題の様には解くことができませんが、かといって打つ手がないわけではありません。

 たとえば〈学ぶことが嫌いだという子どもたち〉をどうしたらよいのか?

 その確かな答えが「たのしい教育」です。

 時間がかかっても、かなりの効果をあげていくでしょう。
 道徳が好きになる、算数・数学が好きになる、国語が好きになる、図工が好きになる、その具体的な手立てが「たのしい教育」の中にしっかり蓄積されています。

 では「たのしい教育」の様な手立てがなかったらどうするか。

 その問題を解きたい、解決したいと思ったら〈予想チャレンジ〉しかありません。〈こうすればこうなるのではないか〉という予想を立てて確かめてみるのです。

 期待通りの結果はなかなか出ないでしょう。しかし予想チャレンジを繰り返していくなかでいつかその解決の答えが見つかるのです。
 科学はそうやって問題を解決して来ましたし、解決への予想チャレンジを繰り返しています。

 

 問題集の問題を解ける様になった人たちが「もう問題を解くのは嫌だ」という様になったら、さらに難しい上に解決のめどがどこにあるのかさえ分からないことが多い日常の問題、実社会の問題を解決しようという気持ちになるのは難しいでしょう。

 〈問題集の問題〉も楽しく解ける様になる。そして〈日常の問題〉にも意義を感じてめげずに予想チャレンジしていく人たちを育てていく。その流れの中で〈社会の問題〉にも意欲的に挑戦していく人たちを育てる。それが〈たのしい教育研究所〉のゆるぎない活動の方向です。

 その意義を感じて一緒に活動してくれる人たち、影で応援してくださる方たちが一人ずつ一人ずつ増えてくれることをたのしみにしています。応援してくださいる方は この〈いいね〉ライン をグイッとクリック!

3月の沖縄市出前授業では〈手作りロケット〉でたのしみましょう!

 ご存知の方も増えてきましたが、たのしい教育研究所は毎月5日間〈地域の公民館〉で出前授業しています。3月は研究所が得意とする〈ロケット〉を中心にたのしみましょう。
 これは教材づくりで、安定して飛ぶロケットの実験をしているところです。

〈かさぶくろ〉を利用して、みんなでロケットを作り、安定的に飛ぶロケットで的までまっすぐに進むかどうかを競争してたのしみましょう。

 ところで、不思議に思うかもしれませんが、ロケットには翼のあるタイプと翼のないタイプがあります。
 いったい翼はどういう役割があるのでしょう?
そういうことも実験しながら学ぶことができると思いますよ。



 他にも〈たのしい読み語り〉や〈アクションゲーム〉がありますよ。

 興味のある皆さんはぜひ参加してください。

 

キミも おいでよ たのしいよ!

おきなわ市 でまえ 児童館
みなさんの近くの公民館に月に一度、大人から子どもまで大人気の「たのしい教育研究所」 がやってきます。みんなでたのしい時間をすごしましょう! 家族、ともだちをさそって来るとますますたのしいですよ。大人の方もかんげいします!

4:00〜5:45ぜんぶむりょうだよ

今回のたのしいテーマは《ロケットづくり をたのしむ》です! メニュー ☆ あくしょんゲーム ☆かさぶくろロケット ☆ 絵本のよみかたり

・3/12(月)センター自治公民館

・3/13(火)越来自治公民館 

・3/14(水)海邦町自治公民館

・3/15(木)あわせ自治公民館

・3/16(金)池原自治公民館

来月4月もまたくるよ!(このカード 家にはっててね)

・4/16(月)~4/20(金) ミニブーメラン・スライム時計の予定です。

沖縄市の調整によって公民館の場所が変わる可能性があります!  

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楽しい図工・たのしい折り染め・折染めワークショップ〈プリンタインク折り染めをたのしもう〉

 毎月第二第四木曜日は〈たのしい絵画教室〉を開催していますが、五週ある月はスペシャルで〈ものづくり〉などをたのしむワークショップ(WS)を開催しています。
 今月は五週の月なので〈3月30日(金)〉に〈折り染めワークショップ〉を開催することとなりました。たのしい教育研究所で教材化し大好評の〈プリンタインク〉を利用した折り染めです。

キッチンペーパーも折り染めで見事に染まります

 前半は折染めをたっぷりたのしんで、後半は折り染めした作品でブックカバー他いくつかのものづくりをしたり、掲示物に利用したりと、いろいろなたのしみ方を味わっていただきます。

 

子ども達と折り染め作品をちぎって張って掲示物づくり

〈たのしい図工〉のワークショップは実技ワークなので毎回少数でたのしんでいます。希望する方は早めにお申し込みください。

たのしい図工ワークショップ

〈折り染めをたのしもう〉

期日:2018年3月30日(金)

 

時間:10:00~12:00 休憩(各自昼食)13:00~15:00

 

内容:前半
・折り染めの基本的染め方と応用編〈スルメ背骨折り〉
・色の調合と濃さの工夫
・実際に染めてみよう(作品づくり)
==作品の乾燥を兼ねて休憩・昼食(近くにマクドナルドや牛丼屋さんがあります)==
後半
・染めた作品でものづくり
 現在、ブックカバー、うちわなど、気軽にたのしめるものを工夫、実験中です。おたのしみに
・掲示物への利用
・その他

 

受講費
大人 5000円

子ども(小学校3年生以上)2500円
・研究所の講座に参加している方は20%引き(大人4000円、子ども2000円)

 

教材費 400円
申し込みは ⇨ こちら ※講座名、お名前、電話番号、所属(お仕事など)を記載の上お申し込みください

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よしたけしんすけ「ことわざ生活」あっち編&こっち編

 本屋さんと100均は教材のアイディアを出すうってつけの場所。今日は、今月末に予定している〈折り染めワークショップ〉での教材をどうしようかと考えながら、まず本屋さんへ向かいました。

 いきつけの本屋さんへ入ると、いつものルーティンがあります。
 まず〈アウト・ドア〉の雑誌のコーナーに寄って次に〈絵本〉のコーナへ行き、その後目的の場所に行くのです。
 〈絵本〉のコーナーに寄ると「ヨシタケシンスケの本を買った方へ〈2018年ヨシタケシンスケ カレンダー〉を差し上げます」との張り紙が。
 「本なら全部持ってるけどカレンダー欲しいなぁ」と眺めていると、今まで見逃していた本に気づきました。

草思社「ことわざ生活」です。

二冊セットになっていてケースに入っています。※別々の購入も可

 あかいわしゅうご さんがことわざを紹介して、それにヨシタケシンスケさんが絵を描いています。
 あらら、ヨシタケさんの方が大きな文字で紹介されている。
 これだとヨシタケさんのイラストにが、まずあって、そのイラスト合わせてあかいわさんが言葉を添えていることにならないだろうか。ファンなんだけど違和感あり。

 それはそれとして中を開くと・・・

 たしかに言えている。

 

 ヨシタケさんの味がしっかりでています。

 これは笑いました。

 でもよく考えると、これは〈表現の妙〉であって〈ことわざ〉とは言えないと思うのだけどな。

 まあいろいろありですけど、ヨシタケさんのファンの私は、よし!  と手にして会計へ。

 ところがくれないのです〈ヨシタケシンスケ カレンダー〉!

 後ろにお客さんが並んでいたので恥ずかしかったのですけど、
「あの~、カレンダーをいただけると書いてあったんですけど・・・」

すると店員さんが
「あ~、すみません」
と言いながらお詫びの意味を込めたのかカレンダーを三つくれました。その月のカードを切り離して挟み込む簡単なタイプですけど、ファンにとっては嬉しい一品。あの〈なつみちゃん〉のカレンダーです。

 ワークショップの教材は100均でいろいろなアイディアが出て来ました。それはまたいずれ。〈いいね〉の一票は、このラインのクリックで!