おすすめ〈たのしい教育メールマガジン〉最新号/ボツになった原稿はつまらないという理由からではありません

 いよいよ次号で400号の大台にのる〈たのしい教育メールマガジン〉の最新号の表紙を紹介します。たのしい教育メールマガジンはスマホでも読みやすい様に工夫されいます。

  最近「不覚にも入院することになり、購読し始めた頃からの哲学発想法の章を一号ずつ読んでみて、とても気持ちが落ち着いていきました」という便りをいただきました。嬉しい便りです、どっちに転んでもシメタを探してください。喜んでもらえる様にこれからもたのしく綴っていきます。

 さてメルマガは一週間のうちにどんどん書き重ねていくので、最初にあった文章や写真がどんどん変わっていきます。今回はボツになった内容を紹介しましょう。

 ボツになったのは、つまらないからとか意義が少ないからというワケではありません。
 初期の頃、読者のみなさんから届く便りに「前回の内容を読み切る前に次の号が届いてしまいました」ということが時々記されていたので、何人かを抽出してこちらから〈メルマガの長さ〉について訪ねていった結果、文字数1万~1.5万文字程度:一般の書籍の20~30ページほどの長さに落ち着いてきました。書きながらそれを上回る感じがしてくるとボツにしてしまいます。

 さて、今回のメルマガにはじめの頃に載せていた写真があります、これです。
 特にいろ加工などをしているわけではありません。
 ここに写っている部分で普通の小説本の大きさほどです。
 何に見えますか?

 絵ではありません。

 誰かの頭、でもありません。

 もちろん放射性元素の軌跡、でもありません。

 何でしょう・・・?

 

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 人は見たい様にものを見るので、なかなか正解は出ないと思います、すみません ´ー`)

 毎日ア~ルの身体をコロコロで撫でて毛をとってあげるのですけど、これは強力コロコロ(黒)で10回くらい行き来したあとの粘着シートです。

 この強力粘着シートはホームセンターカインズで手に入ります、ペットのいるみなさんにはおすすめです。

 コロナコロナで大騒ぎの日々、毎週のア~ルの姿に癒されます様なたよりもたくさん来ていますから、公式サイトでも久しぶりに登場してもらいましょう。

 ア~ルは救助されて来たネコなのでいつ生まれたのか正確なところはわかりませんが、獣医さんが想定した生まれ月に私が好きな数字を重ねて4月4日を誕生日にしています、今週2歳になりました。

 これは私のスマホの待ち受け画面をア~ルの誕生日の日にスクリーンショットした一枚です。


 何人かの人たちからア~ルの好きな野菜や食べ物、おもちゃなどが届きました。

 ア~ルは毎朝、わたしと一緒に仕事に行き、夜中帰ります。

 たのしい教育の普及にかなり貢献しています。
 RIDEに欠かせない一員になりました。これからもよろしくお願いいたします。

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寒くてもシメタ、アウトドア読書でたのしむ

 メルマガに綴りはじめている掌編を紹介しましょう。雨の中でもたのしむアウトドア読書です。とても豊かな時間を過ごしました。

寒くてもシメタ、アウトドア読書
 起きると外は雨、しかも寒い。
 そうだ、とばかりにあえて海岸でアウトドア読書。
 寒さは苦手だけどキャンプでは何度も経験していて、自然を眺めながらというのは嫌いではない。
 第4研究所と呼んでいるアルファードは後ろのドアが上に跳ねるので雨除けにもなる。もう来年まで、こんな寒さは味わえないだろうな。沖縄には〈別れ寒さ〉という言葉があるけれど、今がそうだと勝手に思っています。
 ということで朝一番で海岸へ。
 教師を辞めた頃は、平日にこういう事をする時、少し違和感があったのだけど、メルマガを綴り始めてから、私の楽しみを真似て楽しんでくれる人たちがたんさん出てくることを知って、そういうことはなくなりました。普通あまりやらないたのしみ方をどんどん試して紹介していくことはRIDEの活動の一つです。

 大雨ではないけれどワイパーが拭き取るまでにこれくらいの雨つぶがフロントガラスに落ちてきます。

  
 しばらく走らせて第1研究所近くの海岸へ。
 ここは穴場で、釣り好きがたまにいるくらいです。

 さっそく気に入りのイスとテーブルをセットして読書スタート。

 今回は私が大好きなシティボーイズのきたろうがラジオで紹介していた「ライオンのおやつ」です。

 美味しいコーヒーを買って・・・

 おいしいおやつも持って・・・

 2時間半、たっぷり味わいました。
 今週の〈Movies PLUSの章〉で紹介します。

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たのしく役立つLEAPカウンセリング・LEAPスーパーバイズ

 たのしい教育研究所(RIDE)にはいろいろな相談がとどきます。たのしい教育研究所ではLEAP(リープ)カウンセリング、LEAPスーパーバイズを実施しています。LEAPカウンセリング・スーパーバイズは教育に特化して組み立てたものです、しかし個人に関わるものや夫婦間の問題などいろいろな応用が利きます。

 どう違うのか?

 自分の問題や課題をハッキリさせていくことから始まるのがカウンセリングです。これは大抵3~4回セットですすんでいきます。こういうスタイルです。


 問題や課題がハッキリしていて、それをどう解決していくかがテーマならスーパーバイズで、大抵1~2回で終わります。
 LEAPスーパーバイズは構造だけでなく外見的にも違っていて、クライエントさんと二人でホワイトボードや画用紙などに筆記しながら進めるパターンが主体です。
 

 今回のスーパーバイズは学級びらきに関するものでした。
 クライエントさんも「相談してよかったです」と、とても喜んでくれました。あと一回お願いしたいということだったので、今回の相談については2回で終了することになると思います。
 必要な方は気軽るにお申し込みください。費用(5000円/1時間程度)が派生しますが、その費用はたのしい教育の普及に大切に利用されています。
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力をつけるためにも、弱め言葉ではなく、自分の意見や予想の正しさがわかるハッキリ言葉で

 たまに〈自分の予想や意見は絶対正しい〉というスタンスの人がいますけど、大抵の人は、自分の予想や意見は間違っているかもしれないと考えているでしょう。また〈自分の意見は取るに足りないものですけど〉というスタンスの人も多い気がします、〈弱め言葉〉をたくさん耳にするからです。

 〈弱め言葉〉という言葉そのもをはじめに耳にした人も多いと思います、文章指導やプレゼントテーションの指導などをしている中から、私いっきゅうが名付けた言葉です。
 極端にいえば「~ではないかという気もするんですけど、もしかするとそうでもない感じもしていてですね、まぁ、そうであってもいいかなと・・・」という様に、自分の考えをぼやかしてしまう表現が〈弱め言葉〉です。

 街頭インタビューなど、弱め言葉にあふれている感じがします。
・という気がするんですけど
・まぁ、と考えたりもするんですけど
・やっぱり、~~でないと思ったりすんわけどすけど、他の意見もあるとは思います
・という様に考えたりする時もあったりしますね
・が大事ではないかな、という様にも考えたりするんですけども

 驚くことに、意見を求められた専門家も弱め言葉をよく使います。
 今これを綴っている時に流れている朝の番組でも〈新型コロナ騒動〉で意見を求められた医療関係者が
「まぁ、~を優先することも大事だという様にも考えられますね」
としっかり弱め言葉を使っていました。なんのために専門家として出演しているのか、と思ってしまいます。
 わからないなら「そこのところはわかりません」と言えばよい。専門家として考えているところがあれば「私は~と考えております」という様に言って欲しいものです。

 微妙な弱め言葉もたくさんあります。
 さっきTVから流れてきたプロ野球の監督へのインタビューで
「~とは思いますね」という言葉が聞こえてきました。
「と思います/と思いますね」がずっといいのに。

 私がトレーニングしながら観ることにしている山番組で、アルピニストが
・今回は、山に悪かったのかなと思いますね
と語っていました。
○今回は、山に対して悪かったと思います
と言うのが、心をそのまま伝えることになります。

 RIDEに学びに来る先生たちにも弱め言葉が標準設定(デフォルト)されている人がいます。私はそれが気になるものですから、プレゼンテーションや授業、面接などのワークショップの時にはハッキリと「弱め言葉を使わない練習をしましょう」と伝えています。自分の予想や意見なんですから、間違うこともあります。しかし、あらかじめ間違いに対応して弱めた言葉を使っていると、当然自分の間違いが薄められてしまうわけです。これは思考力を鍛える時に実にもったいない。
 弱めるのは自分を守るための技なのですけど、そういうことはもったいない。
 言い切ってしまって、間違いがハッキリする様にしてこそ力が高まるのです。もちろんそれが正しかった時にも力が高まります。弱め言葉ではなくハッキリ言葉で、それはいろいろな人たちに伝えていきたいことです。

 また例えば面接の時「あなたはこの時どうしますか?」と問われて「まぁ、~ではないかなぁ、と思うんですけれども・・・」という弱め言葉ではなく
「私は~という様に考えております」がずっとよい。
 それが常識的に考えてそれはないだろうという意見なら別ですけど、大抵はハッキリした意見でわかりやすく、専門家としての意見が確立している分、安心感もあります、好感度も高くなります。

 意識してみませんか。

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