植物図鑑(たのしい教育研究所)ニワゼキショウ〔庭石菖〕

たのしい教育研究所 研究員だより。
先日、娘の通う中学校で美化作業がありました。
あいにくのお天気の中の作業となりましたが、娘は、嬉しい発見をしたようです。
「お母さん、ニワゼキショウだよね?」
後日、娘が家に持ち帰った「ニワゼキショウ」は、押花のように縮んでしまって判別が難しく、今日、娘の通う中学校にお邪魔して、ようやく確認することができました。

娘がみつけた花は「ニワゼキショウ」でした。
花色は薄紫、花弁は6枚、花径は1.5㎝、高さは10㎝、果径は3㎜、とても小さな可憐な花です。似た花に「オオニワゼキショウ」があるのですが、花径は1cm、高さ20~30㎝、果径5㎜位です。

 足元に咲く小さな花のおかげで、心和む数日となりました。
教頭先生のはからいで、たのしい教育研究所にも移植することができました。

 名前の由来は〈庭に生える「石菖」〉という意味で、ニワゼキショウの葉の形状が、サトイモ科のセキショウ〔石菖〕によく似ているところから来ているとのことです。


 ちなみにこのニワゼキショウは、有川浩の小説『植物図鑑(角川書店)』に出てきます。興味のある方は、読んでみてください。
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予想変更して幸せに近づく/たのしい教育の発想法から

 ある方(Aさんとします)から感動的なメールをいただきました。つい最近のことAさんは〈ある新しい活動を始める〉という計画を大きく変更する決断をしたというのです。そしてその決断をする時
「以前いっきゅう先生から聞いた〈ガリレオは自らのやり方を変更して偽りの証言をした。その生き方の変更で死刑になるのを免れたから今の発達した社会がある〉という話を思い出して、心を強くもって決断することができました」と書いていました。

 「自分の決断はガリレオの決断と比べると小さなものですけど・・・」と語っていましたが、自らの生き方とガリレオの生き方を重ねることができる、ということに、わたしは強く心動かされてしまいました。

 そして返信のメールを送りました。これはその一部です。ある程度手を入れて公開します。

 Aさんへ

 お便りをありがとうございました。

 私からもお便りしたくなり、したためています。少し長くなるかもしれませんが、おつきあいください。

 

 予想変更するというは、人生にとって、とても大切なことです。

 そうでありながら、なかなか予想変更することができない、というのがわたしたち人間でもあります。

 一見かっこうの悪いことの様に感じられるからかもしれませんし、〈一度こうだと決めると、その方向に進んでいくのが大切だ〉という美徳が人間にはあって、さらに〈その美徳を教育されていく〉ということが重なって、ついつい同じことを最後までやり通す、ということが何より大切だと考えてしまうからです。

 しかし、よりよいものが何なのかを決めるのは〈実験〉以外ありません。〈一度決めたから正しい〉というようなことはないのです。

 願いや想いは〈予想〉です。
 「こうすればうまくいく」という想い・予想をもとに試した結果、それがより良い方向に進むかもしれません。しかし悪い方向にすすむかもしれないのです。
 ですから〈予想を立て〉て、それをもとに〈深く考え〉、〈周りの人達と話し合ったり、討論する〉中で必要に応じて自らの予想を変えていく、ということで人間は少しずつ幸せに近づいていくのです。
 実際、人間の歴史の進み方そのものががそうなのです。
 〈祈りが病気に効く〉と思っていた人たちがたくさんいた中で、薬草的なものや衛生、食を整えるといったようなことが効くことが実験的に分かってきて、しだいに人間ももともとの予想を変更して、今では、インフルエンザに効く薬もガンに効く治療も開発されてきました。今では、赤ん坊がインフルエンザで苦しんでいる姿をみて、それを祈りで治そうとする人はいないでしょう。
 今回のメールで、Aさんがガリレオの例を出した時に、自分の生き方とガリレオの生き方を並べて考えることができる人がいるのだということに、わたしは感動していました。
 わたしもガリレオの生き方にとても影響を受けています。
 自分はガリレオの弟子だと思っていて、研究所のウェルカムスペースにはガリレオの絵を掲げているほどです。

 ガリレオは、自分の著書がバチカンの教会で問題となり異端審問にかけられることとなりました。しかし自分が提示した地動説の証拠を見てもらえれば、審問官であるバチカンの司祭たちもきっと分かってくれると思っていたのです。これはその異端審問で論述しているガリレオの姿をスケッチしたものだと言われています。

 そうやってがんばり続けましたが、バチカンの司祭たちには思い届かず、いよいよ死刑の判決が出されることとなりました。その寸前ガリレオは「これは無理だ、死んでは元も子もない」と予想変更したのです。
 そして「はい、わたしが間違っています。教会の皆さんが正しいのです。今後、このようなことは述べません」と罪を認め、偽りの証言をしたのです。
 わたしはその時のガリレオの決断を、その後の人類の一員として心から感謝したいと思っています。あの時にガリレオが真実だと主張して死刑になっていたら、その後の世の中の進歩がどれだけ遅れていたかわかりません。

 バチカンは罪を認めたガリレオを許さず幽閉の処分にしてしまいました。

 しかし、真実ではなく偽りのことを述べようと予想変更してからのガリレオの活躍もみごとです。幽閉されつつも、真理を求める研究をやめることはなかったのです。

 これからもAさんも、長い人生の中で、ガリレオの様にいくつか大きな予想変更することでしょう。その時に、予想変更できる自分は、強くて元気だと思っていて間違いありません。
 ただし予想変更したからそれでより良くなる、と甘く考えていてはいけないと思います。だからこそ、たとえばAさんが〈もう一度やり直す〉という大きな決断をしたからには、生半可でやるのではなく、これまでと違う結果がでる様に全力で挑戦してみた方がよいと思います。そうすれば、どういう実験結果が出るにせよ、早く確実に見えてくると思います。

 私も、これからもまた、いろいろな予想変更をすることでしょう。そのときにはAさんの様にガリレオを想って予想変更することでしょう。

 また何かあれば、遠慮なくお便りをください。

 では、また。

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〈自由研究こそ本物の研究〉オオゴマダラ羽ばたく

 先週「自由研究にもおすすめ−オオゴマダラのさなぎ〈たのしい教育研究所 動物図鑑〉⇒こちら」という記事を書きました。今週そのオオゴマダラが羽ばたきました。

 オオゴマダラの斑点を見るとハート型に見えるものもあります。オオゴマダラの斑点はすべて同じかというと、かなり個性があって、一羽一羽とも違うのですよ。それも自由研究のたのしいテーマの一つになると思います。

 スローでオオゴマダラが羽ばたいているシーンをややスローで御覧ください。

 オオゴマダラに関してはゴールドメタリックの〈さなぎ〉の美しさに感動したというメールがいくつも届きました。これが研究所に届いた時のサナギです。ほんとうにピカピカして、よく見ると鏡の様に周りを映し出してします。

 以前、たのしい教育研究所の講座で「仮説実験授業の授業書 自由電子が見えたなら」という授業をしました。その中に〈特別なものを除けば、金ピカ、銀ピカなものをみたら金属だと思ってよい〉というお話がありました。

 さて、オオゴマダラの金ピカは金属光沢なんでしょうか? もしそうだとすると電気が流れる可能性がありますね。
 たのしいことが一つあると、それからまたいろいろなたのしさが広がります。いつ

か調べてみたいテーマです。

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ワークショップ〈おきなわ野の花さんぽ〉参加者募集(満席となりました)/「おきなわ野山の花さんぽ」の著者 安里さんと歩く朝の野山

 たのしい教育研究所の推薦本〈おきなわ野山の花さんぽ〉の安里肇栄(あさと ちょうえい)さんと沖縄の野山を歩く『野草観察ワークショップ』を開催することが決定しました。安里さんはたのしい教育研究所の応援団の一人で、研究所の活動にも積極的協力して下さっている方です。これまで電話や、直接お会いしての語らいの場を何度かもって来ましたが、何より〈花に親しむ〉ことが伝わってくる数少ない花のスペシャリストです。

「沖縄花散歩」の画像検索結果 この写真はワークショップの打ち合わせで、たのしい教育研究所で一番の花好き、小禄さんと語らい合っている一コマです。研究所のスタッフと、いろいろなアイディアを出しつつ、たのしい企画の時間となりました。

 小さな花をみんなで囲んで見ながらたのしく学ぶ流れを充実させるため、少数での実施とします。

 今回はおきなわ県〈中部の野山〉の植物がテーマです。参考図書として安里さんの「おきなわ野山の花さんぽ」をお持ちください

1.場所:うるま市石川
 ※沖縄高速〈石川〉インターから降りて移動

 (詳しくは参加者に直接お伝えします)
 ※坂道などを歩きますが登山ではありません

2.日時: 2017年6月11日(日) 
    現地集合時間 08:20 解散12:30(予定)

3.参加費:1500円

4.募集:教育関係者 7名 程度

5.準備等
 ・安里 肇栄「おきなわ野山の花さんぽ」
  ボーダーインク社 (販売はありません、
  各自で入手してください)

 ・飲み物(水か薄めのお茶がよいです)
 ・動きやすい服装(長袖・長ズボン)

  ・帽子
  ・折りたたみ傘

 ・必要な方はカメラ
 ・その他各自で必要なもの
 ※ナップザックやリュックなどに入れて両手が
  使える様にしておきましょう

5.小雨なら実施しますが、安全面が考慮される天候の場合は、たのしい教育研究所 第三ラボ(沖縄市登川)で、安里さんと喜友名(いっきゅう先生)のトークに写真を交えてたのしい野草などのお話しを聞かせていただく予定です

申し込み(電話番号明記でお願いします)⇒ こちら

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