仮説実験授業のすすめ(1)|6年担当の先生からの質問に答えて

たのしい教育研究所に

「今年はじめて6年生を担当します。理科は専科の先生が受け持ってくれるのですけど、理科以外でも仮説実験授業が可能でしょうか?」

という質問がきました。

いろいろお話をさせていただいてから、具体的に私が提案した授業書がいくつかあります。わたしが教師をしていた時に実際に何十回も授業にかけて、毎回、子ども達からの評価がとても高かった授業です。

何回かに分けてお届けします。

 

☆算数「二倍三倍の世界」

関連単元 6年「拡大図と縮図」

仮説実験授業 二倍三倍の世界

これは私が全国大会で入手した、発表したての古いバージョンです。
新しいバージョンが書籍化されています。
仮説社で入手できます➡︎ こちら

☆ 社会「日本歴史入門」

関連単元 小学校六年生 日本の歴史
奈良の大仏が出てくるあたりから

仮説実験授業 日本歴史入門

これも書籍化されています。
6年生の内容と重なるだけでなく、歴史の見方考え方を学ぶことができる授業書です。
➡︎こちら

つづく

たのしい教育Cafe 5月の予定メニュー

月に一度だけオープンする、不思議でたのしいCafe。
美味しい珈琲と一緒に「たのしい教育」を味わいましょう。
たのしい教育Cafe
5月のメニューが、担当のM先生から届きました。
お届けします。

こんばんは^ ^

じとじとと蒸し暑くなってきましたね!
お元気でしょうか。
4月のたのカフェスペシャル講座では子どもも大人も大盛り上がりでした!5月はいつもの「たのcafé」を開催します。内容(予定)は
① たのしい授業プラン      喜友名先生
② たのしい授業プラン      O先生
③ ネイチャーゲーム(その他)K先生
④ わくわく読み語り       S先生
⑤ 炭酸の強度と酸度の研究 きゆな
⑥うまくいったコーナー
★プラス 自由発表です。
※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです^_^
講師の皆さんよろしくお願いします。

日時:5月11日(水)
          18:30 OPEN〜
参加費:1,000円
教材費:200〜300円程度
            (日によります)
飲食費:200円教材費
参加ご希望の方は、ご連絡ください。
※公式サイトからの申し込みは5月1日午前零時から開始です
          申し込み・問い合わせ⇨ こちら
毎回満員状態が続いていますので早めの連絡が安全です。
では、来月も盛り上がっていきましょう(^-^)
沖縄から全国に「たのしい教育・たのしい授業」を発信する
「たのしい教育研究所」です。
届けているのは「力」と「笑顔」と「元気」です!

先生たちに贈る言葉! 教師を目指した時のあの想いは決してちっぽけなものではなかったよね。Teachers, be ambitious.

グラフィク用のソフトはPhotoshopが気に入りで、動画はPremireを利用して、ほぼこの二つで教材づくり用のツールは満足しているのですけど、線画もいじりたくなって、今朝、はじめてillustratorを触ってみました。
勝手が違ってかなり難儀していますがやはり線画の細かい処理ができる秀逸なソフトです。

どういう文字加工ができるか試そうとして、わたしの頭にポッと浮かんだ、文字をうってみました。それが

Teachers, be ambitious.

練習用にと突然頭に浮かんできたその言葉が気に入っているので、10分くらいの下手な処理途中ですけど、あえて画像を残したいと思います。

先生たちよ大志を抱け!

教師を目指すというのは並の覚悟ではなかなか達成できません。
特にわたしのいる沖縄では、いろいろな業種の中のよりすぐりの人たちが目指す仕事の一つで、実際、合格率はとても厳しい数字が続いています。

中には「ついなってしまった」という人もいるかしもれませんが、殆どの人たちは、ちっぽけな理由で目指したのではなく、大きな志をもって教師の道を選んだことでしょう。

いろいろな苦労の中、初心を忘れることも多いかもしれません。
じっさい、教師を辞めようかと思って研究所に相談にくる方達もいます。
しかし、そういう人たちも、はじめの頃の大いなる志を思い出して、また元気に歩んでもらえたらと思っています。

たのしい教育研究所は、先生たちの味方です。
わたしをはじめとして、実際の教育現場で腕をふるってきた(いる)プロ組織です。
何かあれば気軽にご相談ください。他に比較できないものを提供することができます。

 たのしい教育・たのしい授業を通して届けているのは
「笑顔」と「力」と「勇気」です!

悩める受験生からの手紙|図形問題が苦手です

「たのしい教育研究所」に学びに来ている方達を中心に、いろいろな方達から「学ぶ」ことについての質問が寄せられます。

ある人から「図形問題が苦手です。問題を見ていても、どこにどう目をつけて解いていけば良いのか見えてきません。どうしたらよいでしょうか」という趣旨の質問が寄せられました。

空手を教えている時によく経験していたのですけど、まだ慣れないころの人たちは、長い「型」の順番性も力の加え方もバラバラですし、混乱して収拾不能になることが多いものです。最初から型全体を自分のものにするというのはとても難しいのです。

幾つかのパートに分けて理解する。
つまり型全体の〈始まり〉の部分だったり、180度回転して後ろ側の敵に攻撃を加える部分だったり、ラストの部分の「残心」の動きを身につけていったりしていくうちに、全体の「型」がイメージできる様になっていきます。
「点」を増やして「線」にするのです。

図形の問題が苦手だという場合には、「どういう図形の問題を見ても解ける様に、イメージできる様に」というのではなく、「今のこの問題2のn角形の内角の和の解き方を自分のものにする」、「この相似形の問題ならOK」という様に、解き方を一つずつ増やしていくという方法が王道です。

次第に「これに似た問題は前に解いたことがある」という様に点と点が結びついて線になってきます。そういう「線」を増やしていきましょう。

では、一問出してみます。

挑戦してみてください。

※ ※ ※ ※

問題)|マークがついている辺の長さは同じです。
では、?マークの部分の角度は何度でしょう?

スクリーンショット 2016-04-23 21.58.38

 

予想をたてていてください。

解答は次回!

たのしい教育研究所は
たのしい実力ある教師をそだてる活動にも
全力を注いでいます!