たのしい教育メールマガジン 最新号から

 たのしい教育メールマガジン最新号の内容を紹介させていただきます。
 メールマガジンは〈0.たのしい教育の今日この頃〉〈1.Let’s Enjoy the たのしい授業〉〈2.Let’s Enjoy the Movie〉〈3.たのしい教育の発想法〉の4本で構成されています。

1.Let’s Enjoy the たのしい授業 は、科学劇の台本をとりあげました。学芸会などで利用できる教材です。

2.Let’s Enjoy the Movie は名作「この世界の片隅に」をとりあげました。メルマガを読んで、すでにいろいろな方達が映画館に足を運んでくれたようです。

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 3.たのしい教育の発想法 は仮説実験授業研究会代表 板倉聖宣(日本科学史学会会長)の「教師が自分の頭で考えて行動する大切さ」という迫力ある内容を文字起こししました。20年前に語った内容ですけど、書き起こしながら、その力強さに圧倒されていました。「教師自身が自分の頭でしっかり考えて、子ども達が学校を嫌いになる様な授業から脱却しなくてはならない」という話です。たくさんの方達に読んでいただきたい内容の一つです。

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たのしい道徳・楽しい道徳の授業プラン「わたしの心」 お勧めします。たのしい教育Cafe冬のスペシャルでも実施します

「道徳の授業で子ども達が喜んでくれる授業をしたいです。たのしい道徳のプランはありませんか?」 そういう要望にお応えできる教材はたくさんあります。このサイトにもいくつか紹介してきました。今回はその中から「わたしの心」というプランを紹介させていただきます。二週間ほど前の秋の講座でM先生がゲームで紹介してくれた教材です。

%e3%82%8f%e3%81%9f%e3%81%97%e3%81%ae%e5%bf%83  プラン「わたしの心」の前半はゲームでも利用できますが、後半もセットにすると道徳の授業や学級指導の時間でお勧めです。
 秋の講座を受講した方が学校でそれを実施したところ「子ども達の心にとても響いたようです」という感謝の言葉が届きました。わたしもM先生の授業を〈たのしい教育Cafe〉と〈秋の講座〉とで二回受けました。毎回ドキッとして、心の大切な部分が震える気持ちがしました。頭と身体と心が震える授業です。

 こういう流れの授業です。

前半
1.まずハート形の紙に「自分が大好きなこと」を幾つでもよいので書いていきます

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 これだけでけっこういい雰囲気になります。
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 この1、2、3で終わっても良いのですが、道徳として利用する時には続きがあります。

4.今度は逆に、心が痛む、心がちぎれる場面がテーマです。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e9%81%93%e5%be%b3 今月29日(木)に開催される「たのしい教育Cafe年末スペシャル」で、リクエスト授業でM先生が実施してくれます。興味のある方はお申込みください。

 

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五味太郎 らくがき絵本 たのしい図工・たのしい家庭学習

 秋の講座の一コマとしてM先生ペアが協力して「図工でたのしめる絵本シリーズ」を紹介してくれました。何冊も取り上げてくれたのですけど、この写真で紹介しているのが、五味太郎「らくがき絵本」です。

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 教師をしている時は
・図画工作の時間
・家庭学習で
・お休みした先生の補充の時
・先生たちとのおたのしみ会
・理科で〈アイディアの出し方入門〉として
など、いろいろな時に利用していましたが、子ども達からの提案で〈学級活動のお楽しみ会〉の時にも利用したことがありました。

 どういう絵本かというと、五味さんが、お題(絵のテーマ)と、絵を描いてくれているのですが、その絵が途中で終わっているのです。何も描いてなくて言葉だけ、というページもあります。子ども達がそれぞれのアイディアを駆使して絵を完成させる、という絵本です。
 絵本のサブに「五味太郎50パーセント」という様なフレーズがありますが、M先生が出版社に電話して確認したところ「五味太郎が50パーセントは描いておきました」という意味だそうです。慣れないうちの子ども達だとそうかもしれませんが、しだいに子ども達が盛り上がってくると、子どもたちの描き込みが圧倒してきて「五味さんは10パーセントも描いていないな」という作品もたくさん出てくると思います。

 テーマのひとつをみてみましょう。
 たとえば「みちをかきましょう」というテーマにこういう絵があります。子どもたちがこのあとをどんどん描いていくわけです。

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「ギャォー!」という文字から浮かんだアイディアを子どもたちが描き込んでくれたものです。元はカラーでしたが、モノクロ印刷版しか残っていません。残念なことですが、アイディアそのものは伝わるとおもいます。わたしは、みんなの判定で勝ち抜き戦方式でたのしんでいました。チャンピオンが決まるのですけど、その時のベスト3です。

第三位

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第二位

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一位
その時のチャンピオンは、ある女の子が描いたこの作品でした。
子ども達から「笑い声」や「おー」という声が上がったことを今でも覚えています。
絵もそうですけど、何と言ってもアイディアの勝ちです。

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五味太郎 らくがき絵本 ブロンズ新書 お勧めいたします。
前回、ローレンツさんのお話を書いた時に「注文出来るコーナーがあると助かります」というメールもありました。五味さんの本が欲しい方は下からジャンプできます。二冊出ています。

欲しい方は⇨らくがき絵本 五味太郎(Part 1)

欲しい方は⇨らくがき絵本五味太郎 (Part 2)

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たのしく賢く親子レク 新聞に登場

 先日実施したPTAの「たのしく賢く親子レク」の様子が沖縄タイムスに掲載されました。

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 子ども達の声から、〈人間もドライアイスも原子でできている〉という内容が出ていたり、保護者の方から〈子どもたちの五感をすべて刺激する実験内容で、とても素晴らしかった〉という評価を載せてくれています。
 うれしい言葉です。

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 たのしい教育全力投球のたのしい日々です。

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