大多数の人たちが賛成する教育テーマって?

「自己学習が大切だ」とか「仲間との討論が大切だ」あるいは「世界トップクラスの学力を身につけさせることが大切だ」などなど、教育にはいろいろな〈大切だ〉があります。10分くらい考えれば100くらいはあげることができます、そういったキャッチフレーズは枚挙にいとまがありません。

 しかし例えば、コロナ感染症の広がりの中で叫ばれている「オンライン授業が重要だ」と話、それは本当のことでしょうか?

 先日の特集番組で大学を辞めたという10代の女性が「大学に入学してもオンライン授業ばかりで、それでも授業料はそのまま払い続けなくてはならなくて・・・」と、辞めた理由を辛そうに語っていました。

「◯◯が大切だ」といっても、実はそれは〈ある条件〉の中で語られていることです。

 感染症の心配が少なくなってもなお、オンライン授業が大切だと言い続ける人はあまりいないでしょう。

 いくらでもあげられる教育のテーマ・キャッチフレーズは、ある限定条件の中で成り立つものが多いのです。

 では、そういう条件、しばりの少ないもの、別ないいかたをすると、大多数の人たちが賛成してくれる教育のテーマは何でしょう?

「子ども達が賢くなる授業」はどうでしょう。
ほとんどの人たちが賛成してくれるのではないでしょうか。

 反対したい人はどれくらいいるでしょう? 
「こういう条件なら子ども達は賢くなった方がよい。そうではない時はとくに賢くならなくてよい」なんて考える人がいたら、ぜひ話を聞かせていただきたいです。

「子ども達が笑顔になる授業」はどうでしょう。
 子ども達の笑顔とかいうのは特に関係ない、かけ算ができる様になることが大事なんだ、という人はいるかもしれません。
 それでも、このサイトや私のメルマガなどを読んでいただければ、ゆっくり賛成側に回ってもらえると思っています。

「子ども達が〈先生もっとこういうものを勉強したい〉と言ってくれる授業」はどうですか?

 実はそれらが「たのしい教育」です。

 たのしい教育研究所のテーマは、子ども達が笑顔と賢さを広げ、もっと学びたいと言ってくれる授業を広げることです。

 しかも、たのしい教育には、それを叶えるだけの内容がたくさん準備されています。

 たのしい教育をすすめてくれる人たちが増えていくこと、それが教育の未来を支えると考えています。

 賛同、応援、学びをお待ちしています!

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援をお待ちしています、一緒にたのしい未来を育てましょう!このクリックで〈応援〉の一票が入り〈たのしい教育〉がゆっくり広がります

たのしい作文指導〈たの作〉の広がり

 たのしい教育研究所の人気教材の一つ「たの作」を利用してくれている方から嬉しい便りが届きました。

 その方は随分以前に教師を退職していて、特に子ども達の授業などに利用しているのではなく、自分の日記の題材にしているということでした。

 たの作の名称は「たのしい作文・日記チャレンジカード」です。

 ほとんどの学校で家庭学習のテーマの一つになっている〈日記〉を、たのしくするためにまとめた題材が元になっていますから、大人の日記をたのしくするためにも役立つのです。

「ぜひ、何か送ってください」
と頼んだら
「いえいえ、自分でたのしむためなので、他人様にはとてもとても」
と謙遜していたのですけど、これを読んでくれている皆さんで、たとえばこのカードにある「私の得意技」というテーマで軽く書いてみて、それを送ってくれたら嬉しいです。

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援をお待ちしています、一緒にたのしい未来を育てましょう!このクリックで〈応援〉の一票が入り〈たのしい教育〉がゆっくり広がります

最近の嬉しい便りから by いっきゅう

 おかげさまで、いろいろな人たちから便りが届く日々です、今回はその一つを紹介させてください、先日届いた便りです。個人情報的なものがけっこうあったので、その辺りはだいぶカットしました。 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )の個人情報保護規定により、文章にもいくつか手をいれてあります。

 突然で失礼いたします。

  私、20数年前に◯◯小学校でお世話になりました、◯◯と申します。

一言お礼が言いたくて連絡いたしました。

 

 小学校で先生の授業を受けて以来、理科が好きになり、〈実験屋〉になる事を目指して大人になりました。

 現在◯◯大学で技術員として働き◯◯年目になります。

  今まで、SNSには手を出して来ませんでしたが先生のアカウントを見つけてお礼が言いたくなり、登録し連絡させて頂きました。

 

 今の私があるのは先生に出会えたからだと思っております。ありがとうございます。

 先生が教えてくれた

『なにをやるにも仮説実験!』

  今でもこの言葉を覚えています。

 

 実際に実験する職業に就いてから、仮説を立てて実験する大切さを実感しています。

 

 先生は今、先生たちの先生をしているんですね。

 とても、尊敬します。

 先生みたいな先生が増える事を願っています。

 

 長くなりましたが、これからも先生の益々のご活躍を陰ながら応援しています。

 A.H

 

 定年10年前に辞めたとはいえ、30年近くは公立学校の教師を続けていましたから、担任や理科専科の中で触れ合った子どもたちの数は数千人にのぼります。
 パッと名前を綴られてもすぐに思い出せるわけではないのですけど、苗字も多くなく、名前も特徴的な漢字が使われていたので、もしやあの子かなとすぐに思い浮かびました。
 「私が私が」と目立とうとするタイプの子ではなかったのですけど、清々しく気持ちの良い子でした。

 20数年を経て、自分のことを「実験屋」と書くセンス、いいなぁ。

 ガンやアルツハイマーの治療に関わる研究に携わっているとのことです、「先生は今どういうことをしているか、もっと詳しく知りたいです」という言葉があったのでこういう返事を送りました。

 真夜中ですけど少し落ち着いて書くことができます。〆切ものがいろいろあって遅れました、ごめんなさい。


「何をやるにも仮説・実験」という言葉を覚えてくれていたこと、とても嬉しかったです。

 実験屋さんの研究、たのしみにしています。

 こちらはあの頃の様にたのしく元気に過ごしています。

 少し具体的に書きますね。


 ◯◯小学校でみんなと授業をたのしんであとも、私のスタイルはずっと同じで、転勤先でたのしく授業させてもらっていたのだけど、そのうち、宇宙関係で選出されて、NASAの公式センターで授業させてもらうことになりました。
 それがきっかけでどんどんいろいろなところから授業してほしいという要請が届いたんだけどね、教師をしているといろいろあって忙しく、月に一回くらいいって授業するのがやっとだったので、結局10ヶ所くらいからの依頼の1つくらいに応えるのがやっとでした。
 それで、これではいけないと、いろいろ準備をすすめて50歳で退職しました。
 退職してから仲間たちと「たのしい教育研究所」というNPOを設立して、その所長をしています。

  設立早々、県や市町村から要望されて、沖縄のほぼ全ての離島で授業をしてきました。本島内でもいっぱい授業してきました。

 教師をしていた頃、申し訳ない思いをしていたのだけど、その千倍くらいの授業ができたと思います。

 そこでその後は「たのしく力ある先生たちを育てよう」ということに力を注いでいます。

 子ども達が「こういう勉強をもっとやりたい」という様な授業ができる先生たちを育てる活動です。

 とても時間がかかるので、やっと研究所の卒業生が何十人かくらいになったかなぁ、というところです。

 沖縄は、これだけいろいろな矛盾や困難な状況があるけれど、それを突破できるような人たちが育っていくことで、沖縄を日本一元気なところにしたいと思っています。

 ◯◯も、ゆとりが出てきたら力を貸してくださいね。

 ということで、いつか会えるでしょう、たのしみにしています (´ー`

 教え子たちの活躍は教師の醍醐味の一つです。RIDEではすでに、たよりになる教え子が、たのしい教材を開発してくれたり、私では至らないところに力を注いでくれています。
 出前児童館にボランティアで参加してくれた教え子のNさんもいます。
 今回便りをくれた◯◯さんも、子ども達への教育にもとても興味があるということですから、RIDEの仲間たちともしっかりからんでくれる可能性もあります、わくわくする出来事の一つです。
毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。一緒に〈たのしい教育〉を広げる簡単な方法があります➡︎このクリックで〈応援〉の一票を投じていただけたら幸いです!

 

雨が大好きな〈かたつむり〉byひな

梅雨の季節です・・・
が、今日も梅雨の晴れ間のいい天気!

先日のこと、桑の葉をたくさんもらってきたので、たのしい教育研究所(RIDE)草木染めをしようと、鍋に葉っぱを入れて、火にかつけようとしたら、葉っぱの中から、何やら動く姿。

カタツムリです。
おっとあぶない、そっととって外の植物のところにうつしてあげることにしました。

雨の季節になると、カタツムリの好きな柔らかい葉が育って 嬉しい季節なんでしょうね。

カタツムリの子どもと大人はどう見分けるか知っていますか?
殻がそりかえったらおとなのカタツムリだそうです。
このカタツムリはまだ子どもです。

カタツムリが食べるものって葉っぱなのかなと思っていましたが、それ以外にいろんなもを食べるようです。

枯れ葉・こけ・きのこ・みみず・かぼちゃ・きゅうり…なんとコンクリートまで食べちゃうそうです。

コンクリートには、カルシウムという、殻を大きくするために使う栄養が入っているのだそうです。あの、にょろにょろしたカタツムリがコンクリートを食べるってびっくりですね。

カタツムリの口の中には、まるみを帯びた舌があって、舌にはヤスリのような小さな歯があり、この舌を植物やいろいろなものにこすりつけて、けずりとるように食べるようです。

  (『カラー自然シリーズ カタツムリ』 偕成社 参照)

ウンチのいろもおもしろい

食べたものと同じ色のウンチが出てきて、色鮮やかです。

自由研究に、カタツムリについて調べたり、いろいろ食べてもらって、カタツムリのウンチを観察してみるのもたのしそうですね。

よみきかせ いきものしゃしんえほん13『うまれたよ!カタツムリ』(岩崎書店)

この本はカタツムリが生まれて成長していく過程が大きな写真で紹介され、先ほどのウンチの話も食べ物の話も載っていて、とてもオススメです。読み語りにもいいですよ。

PTA作業の時に土を耕していたら、カタツムリのたまごが出てきたことがあります。白っぽくてツヤツヤしていましたからうんで間もなかったんですね。身近にいるカタツムリのことを意外と知らなかったんだなと本を読んで感じました。

雨が降ってカタツムリが出てくると歌いたくなってついついツノに触れたくなります(^^

かたつむり

       童謡 小学唱歌

でんでんむしむしかたつむり

おまえのあたまはどこにある

つのだせやりだせあたまだせ

でんでんむしむしかたつむり

おまえのめだまはどこにある

つのだせやりだせめだまだせ

 

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援をお待ちしています、一緒にたのしい未来を育てましょう!このクリックで〈応援〉の一票が入り〈たのしい教育〉がゆっくり広がります