図形のたのしさにふれて算数が好きになるby みむら

みなさんは「算数」って何?と聞かれたら何と答えますか?
計算や文章題を解くことだと答える人がいるかもしれません。
算数のごく一部、図形タイプの問題も算数です。

いずれにしても、考えることが好きになると「これをときなさい」と言われなくても、これが解きたくて解きたくてたまらないということになっていきます。

 今たのしい教育研究所(RIDE)ではロイドさんのパズルにはまって、時間をみつけては、それを解いてたのしんでいる人が何人もいます。
 いっきゅう先生は「解けたんだけどね、ロイドさんは、もっと上をいく解答を出してきているんじゃないかと思って、答えを見るのがこわいんだよ。みたら、そこでゲーム終了だから」
 といって、解けた問題なのに、もっとうまい解答方法はないかと探して

いるほどです。
 子どもみたいな人たちが、これだけはまっていくのだから、ロイドさんのパズルを学校の授業で使えるように教材化しようという話も出ています。

 そういう風に「自分からやりたくてしょうがない」という教材を見つけることが、最近はたのしくて、子どもの気持ちになってのめり込んでいます。

 さて今日は、小学校低学年向きの問題を紹介します。

 簡単だという人は、きょうだい友だちで、スピードに挑戦してみるとよいですよ。

 ルールは簡単。
 スタートからゴールまでいきましょう、です。

 

 

 次の問題は
「スタートからゴールまで全ての部屋を通っていきましょう、ただし一度通った部屋に戻ることはできません」
 たのしんでください!

 

 

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絵の魔術師 エリック・カール① by ひな

エリック・カールが亡くなったというニュースが届き、一瞬、時が止まった感じがしました。

カールさんは私の大好きな絵本作家です。

随分以前、来日を記念したエリック・カール展に行ったことがあります。その時、購入した絵本のセットの裏に、買った時の日付がありました。
もう30年近く前です。

 これから、エリック・カールさんのお話や、絵本を紹介したいと思います。
今回はまず1回目。

『はらぺこあおむし』エリック・カール作 (偕成社)1320円

 知っている皆さんもたくさんいると思います。
 キャラクターのあおむしくんがなんともかわいらしくて、表紙一面のあおむしはインパクトがあって一度見たら忘れられません。

 ちっちゃな卵から、あおむしが生まれて、どんどん食べて蝶になっていくという普通の話を、絵が個性的でおもしろいです。ちょっと変わった独特のスタイルがあるんです。そのことはまた次回ふれることにして、
代表作の「はらぺこあおむし」はロングセラーで、多くの人に親しまれ、学校でも、家でも、人気の絵本の一冊です。

 ペープサートにしたり、あおむしブローチを作ったり、あおむしおもちゃを作ったり、とにかくいろいろたのしんでいます。

 普通のタイプの絵本の他に、布絵本のふわふわブックや、とびだす絵本など、ワクワクするものがたくさんあります。

 キャラクターグッズもいろいろあって、カップも皿もタオルもハンカチもTシャツもバックも・・・

 ついつい買っていました。


一冊の絵本から広がる世界もまたたのしいですね。

私がカールさんの紹介をする時に使っていたカールさんの写真がこれです。

満面の笑みで「はらぺこあおむし」の読みかたりをしています。
ステキな写真だな〜
読み語りしている雰囲気が伝わってきました。

では、また。

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〈水と油〉 相手を受け入れない性質 by みむら

「水と油」という表現は〈互いに気が合わず反発し合って仲が悪いこと〉のたとえとして使われることがあるのですけど、相手を受け入れない性質は、たのしい教育プランとしても利用できます。

 最近、水と油でかわいいものづくりのアイディアを目にしました。
 自由研究の題材になると思います。

 先日瓶に入った、きれいなものをみつけました。
 身近な材料ですぐに作れそう。
 さっそく材料を揃えてみました。

 
色づけけて順に入れると水と油は綺麗な二層になりました!!

どっちが〈水〉でどっちが〈油〉だかわかるでしょうか?


瓶をふってもほら、どんどんもとに戻っていきます。

 

 ちょうど境目のところに何か可愛いものがうかぶともっと可愛いものができそうでわくわくします!!

 中に入れるものをこれからいろいろ試してみようと思います。

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月食/梅雨の時期でもハッキリ見えた

 ご存知の方も多いと思います、これを書いている2021年5月26日(水)は皆既月食の日です。

 メルマガを執筆し、いくつかの〆切ものを仕上げて、沖縄で夕暮れ時に始まった月食を見に行きました。

 月が食べられる書くのですけど、私たちが立っているのこの地球に太陽の光が当たってできる〈影〉が遠くの月と重なるのが月食です、つまり地球の影が月に映っているわけです。

 ちなみに古代の科学者たちは、この月食や日食の姿、地球の影の様子を観察して「この大地は球体に違いない」と予想できたのですけど、それはまた別な時にお話しまょう。

 では今回の月食の姿をご覧ください。

 これは下側から食べられている月です、はじめのうちは雲が大きく重なっていました、夜の7時過ぎです。

 

 数分後、雲が切れてしっかり見えました。
 三日月ではありません。
 満月が下の方からなくなっていくわけです。

 数分後の様子がこれ、あまり変化は見えないかもしれません、でも影の部分が少し増えているんですよ。


 その後また雲がうっすら覆いはじめて見えなくなりました。

 それから2時間くらい後、夜の9時過ぎの月の姿をごらんください。

 周りが暗いので、月の形がハッキリ見えています。始まりは右下側から欠けていましたが、今度は右上側に地球の影が見えています。

 

 月食がほぼ終わる頃の月の姿がこれです。

 何年かに一度、こういう自然のダイナミックな姿を見ることができます。
 コロナでも、こういうたのしさを奪うことはできません。

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