「スピード・スライムもち」|ほんとに美味しい!|たのしい家庭科

最近、沖縄の清明祭(シーミー)で「スピード・スライムもち」を出したらとても喜ばれました、というメールが届きました。
「スピード・スライムもち」は第一回たのしい教育Cafeスペシャル講座「桜の季節のたのしい教育」でM先生が紹介したものづくりです。
簡単に紹介します。

1a.「電源OFF状態」のホットプレートにかたくり粉(大さじ4)と砂糖(大さじ2)と牛乳(200ml)を入れて、「木製」のへラ(木製のスプーンでもOK)で混ぜる

スピード・スライム

1b.大きめのお皿に、きな粉(大さじ4)と砂糖(中さじ1程度)を入れてまぜておく
→この皿に一口サイズのスライムもちが次々と運び込まれて、ここで丸くする作業をします! こんな感じ ↓

スピード・スライムもち

2.ホットプレートの電源をON(Maxで)して、木ベラで底をすくうようにまんべんなくかきまぜます。すると1分くらいで底から固まりができてきます
で,それを上の方にすくいあげる感じでまぜていきます。

3.次第に全体が固まりはじめますから、「全体が固まるまで待たず」に,部分的にとろっとしてきたところを木や金属製のスプーンで一口の大きさにすくって,皿にどんどん移していきます。皿の上では,モチにきな粉をからめながら転がしてまるくします。とろとろなのできれいな球状にはなりませんが、まんべんなくきな粉がつけばOKです。1bの写真

完成。
形は売られているおモチにはかないませんが、「味」は劣りません。これは、これまでたくさんの子ども達の評価ですから、確かです。

応用編として、ナッツ入りの「スライムもち」も簡単にできます。

スピードすらいむもち ナッツ入り

月刊 たのしい授業2016年5月号にも取り上げられています。
小さな島おきなわから、全国に発信する たのしい教育研究所です。
たのしい授業 たのしい授業 スピードすらいむ2 たのしい授業 スピードすらいむ

たのしい教育活動で届けているのは「力」と「笑顔」と「元気」です!

 

アポロ13号の事故|アポロ計画史上最大の成功!

 以前書いた「ジーン・クランツ」の記事の反響が続いています。→こちら

  前回の内容を補完する意味でアポロ13号の事故について少し書かせていただきます。

アポロ13号は1970年4月に地球を出発しました。世界初の快挙だったアポロ11号が1969年でしたから、その翌年のミッションです。

ちなみに月面へ向かったアポロ探査船は17号で幕を閉じます。1972年のことです。1969年の月面着陸成功からわずか3年でたくさんの月探査線を送ったことに驚ろくのではないでしょうか。

さてアポロ13号は、月に近づいた時に事故に見舞われます。
「2つ積んでいた酸素タンクが両方とも爆発でダメになり、三つあった燃料電池のうちの二つも昨日停止。二つある電力システムの一つもダメになる」という、

つまり、酸素供給と電力システムというライフラインが崩壊した状況で真空の世界にたった3人の宇宙飛行士が投げ出されたことになるのです。

まさに絶体絶命という状況です。

トラブルの中、どうやって彼らを生還させるのか?
アポロ13号に搭乗したジム・ラベルを含む三名の宇宙飛行士たちも見事でしたが、NASAのミッションコントロールでジーン・クランツを陣頭にした地上スタッフたちの、闘いも見事でした。

地上からの指示は、まず宇宙飛行士たちに本体を離れて小さな着陸船に移動してもらうことでした。

アポロ13

しかしその狭い場所ではすぐに二酸化炭素が充満してしまいます。それはつまり、飛行士たちは窒息してしまうことを意味します。

急遽、CO2の濾過フィルターの作成に取り掛かるのですが、そのシーンは、映画アポロ13号でも丁寧に描かれています。

地上と違って、宇宙船にある資材は限られています。

地上のスタッフが、船内にある「袋」や「紙テープ」や「箱」を利用して組み立てる実験をし、それでうまくいくことがわかると、アポロ13号の飛行士たちに伝え、同じものを組み立ててもらいます。まるで子どもが組み立てたおもちゃ箱の様なもので、窮地を脱するのです。

アポロ計画としては失敗したミッションでしたが、次々に見舞われる難題が襲う中、経験したことのない状況を不眠不休で、みごとに彼らを生還させた彼らの活躍は「アポロ計画史上最大の成功だ」とたたえられています。

興味のある方は、映画に加えて、
ヘンリー・クーパー・jr 著
「アポロ13号 奇跡の生還」新潮文庫をぜひ手にしてください。

電力システムが崩れたままですから、コンピュータ制御システムもうまく働きません。地上からコンピュータの命令コマンドを飛ばして、無事着水させるまで、息を飲むシーンの連続を記録した名著です。

アポロ13奇跡の生還

 

この写真は、実際のアポロ13号です。

アポロ13

そして、その着水を見届けて拍手を送るジーンクランツたちです。
(手を挙げた人の右で拍手している人物です)
アポロ13-管制室 宇宙のことを書き始めると、手が止まらなくなりますが、今回はこのへんで。

沖縄から、本格的なたのしい教育・たのしい授業を全国に発進する
「たのしい教育研究所」です!

たのしい教育Cafe5月11日(水)! 申し込み受付は5月に入ってからです。

複数の方達から「4月のたのしい教育Cafeはいつですか」という質問が届いています。

4月の「たのしい教育Cafe」はスペシャルとして、3日(日曜日)に開催しました。
参加したい方は5月までお待ち下さい。

たのしい教育Cafe

5月のたのしい教育Cafeは11日(水)18:30〜21:30です!

準備と会場の関係で定員があります。

毎回、たのしい内容を準備しています。ご希望の方は、五月に入ってからお申し込みください。

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溶岩の実像

石好きで石コレクターの私がとてもたのしみにしていたのが、昨年の暮れのハワイ出張でした。
ハワイには活動する溶岩を見る事ができる場所があるからです。

残念ながら、規制が強化されて、すぐ目の前で見る、というようなところまでは近づくことができませんでした。

しかし、映像でなら、何度もみてきましたし、学校で子ども達にも観てもらっていました。
特に理科の単元で「大地のつくり」に関連するものなら、いろいろな学年で利用できると思います。

溶岩はとんでもない高温で、近寄るのは難しいと感じている人たちもいると思いますが、粘度の高い(SiO2比率の高い)溶岩で、火口からある程度離れるなど、条件がよい場所では、そのゆっくりとした流れのそばまで行くことができます。
スコップで溶岩をすくいとったりもしていますよ。

これはハワイの映像です。

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