絵本「けっこんしき」-絵本の可能性はまだまだ広がる たのしい教育Cafeで大人気

 インクルーシブ教育をテーマにした〈たのしい教育Cafe〉でM先生が紹介した絵本「けっこんしき」が大いにうけて、何名かの先生がすぐさま注文を入れているほどでした。

 その後、問い合わせもありましたので、このサイトでも紹介しましょう。

 

 絵本の副題が〈おでこはめえほん〉。

  絵本を開くと、まずこういうページになります。

 

これは、まさに絵本をおでこにはめようとしているM先生です。

 

おでこはめ絵本「けっこんしき」

 

 めくるたびに、けっこん式場に参列した、いろいろな人たちに変身してしまう絵本です。

 海賊の船長も参列しています。これは絵本の紹介サイトにあった写真です。

 みごとなアイディアだと思いませんか。
 絵本の可能性はまだまだ広がりそうですね。

  M先生は、この絵本で小学校の1年生から5年生まで、読み語り、特別支援の子も普通学級の子も、みんな一緒に楽しんでくれたそうです。

 注文したい方は、こちらからどうぞ! ⬇︎

けっこんしき (おでこはめえほん)

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自由研究にもつながる仮説実験授業〈足は何本?〉他-たのしい教育cafeスペシャルの様子①ー子どもも大人も一緒に賢く笑顔になる〈たのしい教育〉はインクルーシブ教育が目指す姿

 たのしい教育cafe 6月は〈インクルーシブ教育〉をテーマに、大人も子どもも一緒にたのしく盛り上がりました。小学校低学年の子から大人、教師まで一緒にたのしく賢く盛り上がることができる教材がいくつも紹介され〈これがインクルーシブ教育です〉という言葉に、参加した先生たちが深くうなづいてくれていました。

 子ども達の特性によって細かく分け、特別支援のクラスをいくつも作り続けていくのではなく、どの子も同じ教室で学びながら賢くなっていく。
 たとえば〈言語的なレッスン〉が必要な子が週に数回、専門の先生から学ぶ時間などがあったにしても、ほとんどの時間はみんなと同じ場で学ぶことができる。それが〈たのしい教育〉です。そしてそれが未来の教育だと思っています。

 今回の〈たのしい教育Cafe〉の内容をいくつか紹介しましょう。

 これは仮説実験授業の授業書〈足はなんぼん?〉の様子です。特別支援コーディネーターをしているA先生が授業してくれました。

 虫たちの足の数に目をつけて、動物分類学の科学的な基本を学ぶ授業です。教師をしていた頃、この授業を発展させて〈自由研究〉にしてきた子どもたちが何人もいました。興味のある方は、ぜひいつか次のチャンスをねらってください。

 授業がはじまると、たのしい授業内容に大人も子どももみんなのめりこんでいきました。

 この写真は、教室の周りので何種類くらいの〈アリ〉がみつかるのか、それらのアリの足はみんな同じ数かを予想してもらっているところです。
 大人も子どもも、一緒に予想を立てて、自分の考えを出し合っていました。

 予想を立ててあと、教室から外に出て、みんなでアリ探しです。

 これは大人。
 子どもたちと同じ様にアリ集めに熱中しています。

 

これは子ども。
大人も子どもも子どもの様にたのしく〈アリ探し〉しています。

 

 

 小さな袋に入れたアリを教室に持ち帰って、アリの観察がはじまりました。
 たまたま隣同士になった大人子どもペアで仲良く調べています。みんな一緒にたのしく賢くなっていきました。

 

 これはたのしい教育研究所でよくとりあげる〈皿回し〉の様子です。

 

 しばらく練習時間をとると大人も子どもも大はしゃぎ、加工してあるので見えづらいかもしれませんけど、大人も、子どもの様なとてもステキな笑顔です。

 

 子どもたちはというと、天下を取ったかの様な喜びようです。

 学校関係の方たちの中には「〈皿回し〉なんて単なる遊びでしょう」と思う人もいるかもしれません。この笑顔を見ていただければ、それでも十分とりあげる価値があると感じてくれる人も多いのではないでしょうか。

 それにあわせて、たとえば小学校の新学習指導要領の体育の目標である〈豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を次のとおり育成すること〉ととらえたり、各学年の目標の筆頭に掲げられた「各種の運動遊びのたのしさにふれる」ことをテーマにとりあげたりすることも可能です。ルールを決めて体育の中の〈ゲーム〉の内容として扱うこともできます。
 また教えあい学びあう活動として取り上げることもできるでしょう。
 「どうやって回し方を伝えたらよいだろう」というテーマで国語の説明文の教材として使うこともできるでしょう。
 もちろん「英語活動」として〈スピン:回転〉〈スティック:棒〉〈皿:ソーサー〉などの、日常使う単語の体感的レッスンとして扱ってもものあがると思います。

 たのしい教育が突破するものはとてもたくさんあります。ぜひたくさんの方たちに、体験していただきたいと思っています。来る日曜日7/1午後は沖縄県主催の〈楽しいグッジョブフェア〉で授業をします。6/25(月)からWeb申し込みがスタートしています。興味のある方はぜひどうぞ⇨ こちら

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自由研究〈スライム時計〉 たのしい教育Cafeで学んだことをさっそく子ども達の笑顔にかえるステキな先生たち

 研究所で学ぶ若手のA先生から、たのしい教育教材で子どもたちと盛り上がっている写真が届きました。

 どのクラスでやってもスライム時計は大ヒットしています。

 写真で見ると〈何が面白いの?〉と感じる人もいるかと思います。
 けれど、みんでキャーキャーわいわいと楽しみながら作ってたのしんでみると、大人も子どもたちと同じようにのめりこんでしまうと思います。

 メールマガジンでも紹介していますが、体験してから授業にかけたいという方は研究所にお申し込みください。
 しばらくの間は子どもたちの人数分の教材も準備して(ペットボトルは各自で)4000円で体験していただいています。慣れない間は自分でそろえるのも大変ですし、ホウ砂などを注文したりする時に時間もかかるかもしれませんから、かなりお得な受講費だと思います。

 〈スライム時計〉を自由研究にしたいという方たちもいるので、いくつかのアイディアを提供しています。

 その一つ

⭕〈周りの温度〉と〈スライム時計の落ちるスピード〉の関係

 沖縄ではこの頃、気温30度を越すようになってきました。それでも夕方や朝方は少しすずしい感じがします。
 部屋によってもエアコンが効いたところと、そうでないところ、外・ベランダなどでは気温が3~4何度違ったりします。

 3~4度の違いでスライム時計の落ちるスピードに差が出るのでしょうか。
 みなさんはどう思いますか?
 違いがでるとしたら、どうなると思いますか?

 いろいろな予想が出ると思います。

ア.それくらいではほとんど差がでない
イ.ハッキリ差がでる ⇨ ① おそくなる
           ⇨ ② はやくなる
ウ.その他

 研究はまず〈予想〉を立ててるところから始まります。

 自分の予想が当たっていたら嬉しいですね。
 でも間違っていても確実に賢くなりますよ。

 研究の結果がでたら、ぜひ研究所におもおしらせください。

 ところで、こういう日常生活上の研究はスライムずきの私いっきゅうも、まだ目にしていませんから、あなたが日本で最初の研究者になるかもしれません。

 もしスライムで差が出るとしたら、砂時計でも、あるいは中に水を入れても差がでてくるのか?
 そういういろいろな発展が考えられる研究だと思いますよ。

 ちなみに〈たのしい教育研究所〉には、自由研究に関わる質問が時々やってきます。中には「科学作品展など、コンクールで入賞しやすい研究」についての質問もあります。
 現役の教師の頃は、そういうコンクールの審査もしていましたから、答えるのは難しくありません。
 文章にすると
「最近はより広く深く継続した研究が上位入賞していますよ」
という答えになります。
 たとえば〈2年3年とかけた継続研究〉や広く〈○○市に分布するカニの生態〉という様なものは、審査員の目を引き、賞に入る可能性も高くなります。

 しかし「人生」という長い尺度でみれば、その本人が〈たのしくてたまらない〉と思って取り組む研究に勝るものはありません。
 みなさんがいろいろなたのしみを感じて成長していけたら、すばらしいことだと思います。
 それを本気で応援しています。
 7/1日曜日には沖縄県のグッジョブフェスタで親子家族でたのしく賢くなる授業をします。ご希望の方は県担当事務局へお申し込みください。6/25 10:00からweb申し込みが始まります。
 ⇨ 午後のグッジョブフォーラム第二部〈いっきゅう先生の授業〉を選んでください

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たのしい教育研究所スペシャルのポスターもいい感じに仕上がり、準備もたのしく進んでいます

 たのしい教育cafeが今日、6/24日曜日にOpenします。テーマは、インクルーシブ教育。特別支援のクラスの子も、普通学級の子も一緒にたのしめる内容を、いろいろな先生たちが準備しています。

 いつもは〈第3研究所〉で実施しているのですけど、人数を増やして広い会場で実施してみよう、ということになり、6月に初チャレンジです。

 わたしいっきゅうは、この宝石の様なきらめく物質を明日使って、新作ものづくりを発表します。たのしい教育研究所ならではのたのしい教材です。
 どんなものができると思いますか?
 残念ながら、公開前なので、まだサイトにUPするのは控えておきますが、これまでの手応えではほぼ100パーセントの方たちから「とてもたのしい!」という評価をもらっています。

 明日、参加者はどんな反応をしてくれるのでしょう、とてもたのしみです。
 子どもたちもいるので、その表情も含めて、大切な実験の日になります。

 他にも昆虫の授業、野菜の授業、ゲーム、読み語り、プレゼントものづくりなどなど、たのしさ満載の時間です。

 その様子は、またこのサイトにUPさせていただきます。
 参加できなかったみなさんも、その雰囲気を味わうことができると思います、おたのしみに。

 会場で利用する案内用のポスターも届きました。スタッフの手作りです。
 下にあるのが普通の会議用のイスですから、けっこうしっかりしているでしょう。

 

 たのしい教育研究所の日々は、本番の授業だけでなく、それを形づくっていく過程もたのしくてたまりません。

 このたのしみをゆっくりじっくりいろいろな方たちに伝えて行きたいと思います。
 今回の、たのしい教育Cafeはおかげさまですぐに定員に達しましたが、七月はアウト・ドアをたのしむ企画を準備しています。
 8月は恒例の親子講座〈自由研究をたのしもう〉を予定しています。大人だけでも大歓迎です。※子どものみの参加はできません。
 決まり次第、このサイトに掲載します。

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