久しぶりに、おすすめブックレビューです。
『Life ライフ』 くすのきしげのり 文 松本春野 絵(瑞雲舎)
注文は ⇨ Life(ライフ)
小さな町はずれに「Life(ライフ)」というお店があります。
何かを売ってるわけでも、誰かが働いているわけでもありません。
お客さんは、必要なものや気に入ったものがあればもって帰り、自分が使わなくなったものや、誰かに使ってもらいのをおいていくんです・・・
冷たい風が吹く日、一人のおばあさんがLifeにやってきました。
そのおばあさんが持って来たのは 花の種。
そこで語られるエピソードが、とても素敵です。
男の子は 絵本。
小さな子どもをつれたペアは コーヒーカップ。
若いカップルは レターセット。
女の子はベスト・・・
冬の間たくさんの人たちが訪れてきます。
そして、おばあさんの心にも春がやってきました。
人生って、いろんな人とのかかわりの中で生きているんですよね。
心がぽっと暖かくなって幸せな気持ちになる絵本です。
やわらかくてやさしい絵もお話にぴったりです。
おすすめします。
たのしい教育に全力投球の
たのしい教育研究所です