たのしい教育研究所(RIDE)の机の上にはたくさんの笑顔のタネ/全て自由研究のなせる技

 夏休みが近ずく今日この頃、たのしい教育研究所(RIDE)の机の上には、たくさんの人たちの笑顔のタネがいっぱい。
・出前児童館
・沖縄県グッジョブフォーラム
・親子教師でたのしく自由研究
 etc.
 同時並行で教材作成、プログラム作りの準備がすすんでいます。

 今回は〈自由研究〉のプログラムの写真を中心に紹介しましょう。

 これは折染め、自由研究の講座のブログラムの一つです。

 ピラミッドライトも講師全員から大人気です。

 教材素材も大量購入して机の上にたくさんならんでいます。

 リーフも届きスタッフの手早い発送作業で、すでに発送済み。

 予備実験やものづくりの改良の合間に、甘いものをとりながら一休み。
 〈何かやってるな〉という時にはたいていア~ルがそばにいます。

 やらされ型、押し付け型の教育では、もう新たな課題を突破することはできません。〈未来の教育〉はこういう充実したたのしい内容を伝えることが中心になってすすめられていくはずです。
 がまんして、辛い思いをしながら学ぶのではなく「これを学びたい」「これをもっと研究したい」という、自分自身の快感としてまなんでいく姿が未来を拓くのです。
 学ぶこと自体が自分の笑顔に結びつく、それが学ぶことであり、そうでない学びから、成熟していく形なのです。

 小さな沖縄の小さな活動がしっかり強く大きくなり、リーフが完成して配布される前からたくさんの人数が集まるようになってきました。
 そしてRIDEで学ぶ先生たちが、着実に増え、学校現場で活躍する様になってきています。

 たのしい教育を一時的なブームにするのではなく未来を拓く確かなものにするためには、地道に仲間、賛同者を増やしていくことが必需です。

 このサイトを読んでくださっているみなさんが周りの人たちに「たのしい教育研究所のサイトいいよ、講座も大人気みたいだよ!」と広めてくれることが、その活動を支えます。よろしくお願いいたします。

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月に願いを/原子論的〈願い〉論②

前回の続きです。
〈スピリチャル的なもの、自然現象を超えたものは存在しない〉では〈祈り・願い〉は無駄なのでしょうか。
 みなさんはどう思いますか?
 
 生物はすべからく目的意識的な存在です。
〈食べたい〉〈明るい所に行きたい〉〈眠りたい〉etc.
 その中でも人間は〈こうなりたい〉という気持ちに溢れた存在です。
 その目的・目標と一体的なものが〈願い・祈り〉だと言ってよいでしょう。
 
 願いや祈りは出発点でもあり、やる気のバロメーターでもあるのです。〈祈り〉というのも同じです。
 
 ただし「自分は願っているから、祈っているから大丈夫」というのは大きな勘違いです。実験事実として、祈りではティッシュ一枚動かすことはできません。砂つぶ一つ転がすことはできません。空気中を舞うホコリ一粒の動きも左右できません。
 それらを動かすには物体、つまり原子分子の力が必要なのです。
 願い、祈りを実現するには、そのための物質の動きが必要です。
 ですから、願いや祈りのを達成できる様に全力で行動することが勝負です。
 
 最近、研究所の笹の葉に、願いを書いた人たちにこういうメールを送りました。
 
皆さんが短冊に綴った願いを、約束通り大空の中へ放ちました。
風がとても強く燃やす場所に困ったのですけど、ちょうど風がとまる場所があって、そこで気持ちよく燃えていきました。
焚き火です。
 
 
 舞い上がった原子分子たちのいくつかは夏の海風にのって、明日明後日と皆さんの身体のそばまでいくことでしょう、計算上間違いありません。
 たっぷり吸い込んでくださいね。
 
 残りの原子分子たちは別な生き物たちが吸い込み、たとえば植物の身体の中にはいって、たくさんの実りをうむことでしょう。
 
 灰たちは、やがて風にのっていろいろなところをめぐるでしょう。雨が大地にしみこませ微生物たちの身体にも入るでしょう。
それがめぐって、みなさんが食べるものの中にも含まれていくかもしれません。
 
空には大きな月も出ていました、〈月に願いを〉ですね ´ー`)
 
ところで、皆さんが短冊に記した願いは、人知を超えた何かスピリチャルな存在が叶えるのではありません。
みなさんの願いが強い分、それを実現するための行動にかえることです。
幸いみなさんは一人ではありません。
RIDEに学びにくる人たちは素敵なメンバーですから、一緒に願いを実現できる仲間もたくさんいるでしょう。
ではまた研究所でお会いしましょう。
おやすみなさい。
 
  いっきゅう

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月に願いを/原子論的祈り概論①

 研究所に学びにくる先生たちによく語っているのが「自然法則を超えたものが私たちの暮らしを左右することはない、だって自然法則を超えたものは存在しないからね」という話。

 宗教を信じる信じないは自由ですけど、その信じている宗教をベースに子ども達に語っていくと、いろいろな不具合が出て来ます。

 子ども達や保護者のみなさんの中には、特定の宗教を強く信じているがいますし、信じていない人もいます。
 そういう人たちの中にいて、自分がたとえばキリスト教の考え方に基づいて話をしたらどうなるか?
 担任の語ることをスポンジの様に吸収していく子ども達の中に、それが染み渡っていくと、〈特定の宗教の考え方を押し付けた〉という法的な問題だけでなく、その考え方に疑問を持っている人たちや、別な宗教を信じている人たちからの反発も予想されます。

 以前、保護者の方から〈自分の子の担任の指導に強い疑問がある〉という相談の中で「授業参観にいったら、教室の入り口近くに〈おはらい〉用の塩が盛られていたのだが」というエピソードが出たことがありました。幸い「担任への圧力より、自分の子が元気になる方向で」という目標の一致ができたので、教室でおはらいをしている行為に話が進むことはありませんでしたが、保護者が担任への復讐段階にすすんでいる時には、難しいことになります。

 教室の入り口に邪悪な霊をはらう塩などが置かれているという異様さは、たまに来た保護者にも伝わります、ましてや日々接する子ども達にはますます伝わるでしょう。

 教師は科学的な見方・考え方ができてほしいと思います。

 科学的な見方・考え方に反発する人はいても、科学的な見方・考え方を教えて問題になった事例は、先進国の中では海外の原理主義的な宗教を崇拝するコロニー以外で聞いたことがありません。少なくとも日本で科学的な見方・考え方を教えて問題になったという話は知りません。
 宗教を信じる自由は尊重し、その宗教的な見方を否定するのではなく、それとは別に科学的な立場つまり純粋に中立な立場で教育をすすめていくことはとても大切なことです。

 宗教家がアインシュタインの「神はサイコロを振らない」という言葉を引き合いに出して「あの大科学者アインシュタインさえも熱心なクリスチャンであったのです」という話をする人たちがいます。

 しかしアインシュタインはいわゆる神というものを全く信じていなかったことは、彼が晩年に残した手紙からもハッキリしています。

『神』という言葉は私にとってまったく無意味であり、人間の持つ弱さが生んだ産物以上の何ものでもありません。聖書は尊ぶべきものではありますが、それでも子どもじみた原始的な伝承の寄せ集めに過ぎないのです。

A.アインシュタイン

https://news.nicovideo.jp/watch/nw4314413

 

彼は〈この宇宙のしくみ全体〉を〈神〉という名前で呼ぶ事がありました。それはスピノザ的な神、彼がいう神は〈この宇宙、この自然の仕組み〉と言い換えてもなんら間違うことはありません。自然=神つまり自然法則・物理法則を超越したものではないのです。

 では、願いや祈りというものを、どの様に考えればよいのでしょう。
それはナンセンスで、否定されるべき対象なのでしょうか?

 いいえ、そうではありません。

つづく

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アリ、虫たちの観察

 このサイトにもすでに書いたのですけど、最近はアリの研究がたのしくてなりません、小学生にもどった感じです。
 随分長く続けている気がしたんですけど、サイトをみると六月後半からアリを集めて観察しはじめたようですからまだ一ヶ月も経っていないのですね。

 これは最近みつけたべっこうアメのような透明のアリです、身近にこんなに美しいアリがいることにびっくりしました。一時間くらい見続けていても飽きません。


 虫たちの観察の時にはリュックにいくつかの道具をつめこみます。
 ミニスコップは必需品です。

 こんなふうに軽く土を掘って、内側の生き物をさぐるときにも重宝します。 

 毒のある虫などがいた時にも役立ちますし、土ごと生き物をすくってみる時には無くてはならない道具です。

 ナイフがなくても、ロープなどを叩いて切ることができます。植物を根っこからすくって持って行きたいときにもこれがなくては難しいでしょう。

 他にもいくつか必ず入れているものがあります。
 何回かにわけて紹介しますね。

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