子ども達へのたより

 RIDE(ライド)の主要メンバーのA先生が、クラスの子ども達ひとりひとりに書いた暑中見舞いを見せてもらいました。

 これです。

 一人ひとりにそれぞれ違う水彩の絵があって、違う言葉がそえられています。
 そのステキさに感動しました。

 私いっきゅうも学校でつとめていた頃、年賀状など送っていたのですけど、一人ひとりに水彩画を添えたたよりというのははじめてみました。

 子ども達が大好きだからこそ、できるのでしょう。

 RIDE(ライド)のメンバーが担任している子ども達のことを語るときの、たのしそうな顔といったらありません。

 いつかその会話も紹介したいと思います。

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たのしい自由研究のあと/アリさんたちを帰す

 いろいろなアリを育てて、巣作りの様子などをたくさんの子ども達に見てもらって、そろそろ全部のアリを元のところに戻しました。

 アリの種類や数によっても巣作りのスピードが違うことなど、いろいろな発見がありました。

 最後まで戻すのに躊躇していたのが、巨大アリです。
 
 一円玉の8割くらいはあって、沖縄ではとてもめずらしいビッグサイズです。

 いろいろなアリさんたちに「ありがとうね」とお礼をいいながら、どんどん帰していったのに、このアリさんの種類だけは、いつまた逢えるかわからないこともあって、数日は研究所に残していました。

 子ども達にも生き物の自由研究後、また自然に戻してあげようということをしっかり伝えてあげたいと思っています。
 人間だけでなく他の生き物たちの命を大切にすることも、自由研究から学んでいけると思います。

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アイディアは選択肢、選択肢はその〈成否〉がハッキリとするものを出す

 これはRIDE(ライド)の打ち合わせの様子です。ある講座の進め方についてアイディアを出している時、途中からT先生も参加して、いろいろな会話が続いています。
  

 どういう会議でも似ていると思いますけど、何かを実施しようという時、そこにはいくつかのアイディアが出されることでしょう。
 学校でもたくさんの会議を経験してきました。

 RIDE(ライド)の話合い(ブレインミーティングと呼んでいます)の中で出されるアイディアと、私がこれまで学校などで経験してきたものとの大きな違いがあります。そのアイディアを採用した時その結果がハッキリでるかどうかを意識して出すのがRIDE(ライド)です。

 あまり変化があるのかどうかハッキリしないものについては、あえて会議に出すのではなく各自が勝手に試しています。試した結果、これはいいというものを次の会議で出しますし、大抵は他のメンバーが、その工夫に気づいて評価・シェアすると思います。

  話をもどします。

 たとえば〈次回の論文ワークショップのテーマをどうするか〉ということでブレインミーティングする時、そのテーマは前回とはっきりこういう違い、効果が出るだろう、あるいは講師陣の予想に反してハッキリとマイナスだったという結果が出るだろうということがわかる様なものを意識してアイディアを出し合うわけです。

 科学というものがそうやって発展進化して来たのです、RIDE(ライド)も科学を大きなよりどころにして発展進化し続けています。

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いっきゅう先生の授業特訓

 ポテチの問題、興味深く読んでいただけたようです。どうでもよい問題のように見えてけっこうおもしろいですよ。まだの方もぜひトライしてみてください。美味しい自由研究です。

 今回は〈授業力特訓講座〉にボランティアで力を貸してくれているA先生からとどいたメールを紹介しましょう。

夏休み、自分の授業力UPのためにRIDEに学びに来ている先生たちがいます。

その先生たちを鍛えている講師陣の気合い、すごいものがあります。

 数回でこのレベルまで高まるのかと不思議に思うのですけど、受講生のやる気もとても高いものがあって、まさに師弟共に高まるという感じもあります。

 実際、受講者の評価・感想を読むと、一人ひとりが高みを目指して1歩1歩踏み締めて登ってくるのがひしひしと伝わります。RIDE(ライド)には、こういう素敵な受講生がいっぱいで未来があかるい思いがしています。

 この先生たちが子どもたちの感覚をつかみ、一緒に感動できる日々を送ることができるよう応援していきたいと思います。

 いっきゅう先生が時々いうのですけど、子どもたちと一緒に豊かになっていける職業って本当にいいなと思います!

 同時に、頭も心も柔軟な感性の高い教師目指して、自分も高まっていきたいと思う日になりました。

 今日の授業力特訓で取り上げた〈道徳〉で「万引き」がからむ授業がありました。

 授業特訓で使われる教材は、いっきゅう先生が選ぶのではなく、別な人が選んでいていっきゅう先生はその場ではじめてそれを見てコーチする、という流れです。受講生の授業が続く途中、時間をとって、いっきゅう先生がこういう話をしていました。

 デリケートなことだから質問はできないけれど、万引きとか人のものを黙って取ったという経験が全くないという人は少ないのではないかという予想があります。

 私も小学校に上がる前、親類の同級生の処に遊びに行って、たまたま同級生は出ていて少し待たなくてはいけない間に、テーブルにあったチョコレートを黙って食べたことがあります。その時、叔父さんに強く殴られて、たとえ親類の家であっても、こういうことはしてはいけないのだというのを学びました。今でもあの痛みは覚えています。

 皆さんが「万引きはやっちゃいけない事だよね」と簡単に言っていたけれど、ああいう場面にいると自分も取っちゃうかもしれない、と感じる子どもたちは何人もいると思うんですよ。

「万引きは○か×か? そうですね ×ですね。以上おわり」みたいな授業が道徳だと考えていたら、それは子ども達の心を揺さぶるようなものにはならないでしょう。

 ハインツのジレンマっていう有名な問題があります。

 ハインツの妻が不治の病に冒されていて、それを治療する高価な薬が街の薬局にある。ハインツにはそれを買うお金がない。

 妻の苦しむ姿を見続けていたある夜、ハインツはその薬局に泥棒に入るのです。

 そのハインツの行動を一方的に責めることができる人は何人いるでしょう、自分でもやってしまうかもしれない、妻の命を救うことができるなら自分は刑務所に入ってもよい、と考える人はきっといる。私いっきゅうでも、その立場にたたされたらどうなるかわからない。

 そういう授業ができたら、それはきっと子どもの心を豊かに成長させることのできる授業になると思います。

 残念なことに、今回の道徳の文章は、わたしの嫌いな「走れメロス」の様な底の浅いものだと思います。今までの道徳の流れもあるのでしょう、きっとそういうものも少なくないでしょう。

 底が浅いものであっても、例えば、万引きを誘われる場面で〈誰も見ていない、ぜったいバレない〉という場合なら自分ももしかすると・・・、というゆらぎを生むような流れにもっていくことは可能ですね。

 そして、そういうゆらぎの中にあって「やっぱりやめよう」とか「別な方法で手に入れよう」と決心することができたら、その子のその後の人生に明らかに豊かに作用する。

 そういう授業を目指していたら、道徳は漢字の書き順を教えたりかけ算九九を教えたりする授業よりずっと感動あふれるものになると思います。

という内容の話をしていました。(不明な部分はいっきゅう先生に手を入れてもらいました)

 いっきゅう先生の授業を、講座などでしか知らない人たちがたくさんいると思います。いつかこういう授業特訓を受けてみることをおすすめします。

 教員採用試験だけでなく、日頃の自分の授業を着実にUPしてくれると思います。

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