RIDEにはたのしい教材がいっぱい

 RIDEの教材を整理している時、金メダルチョコレートが出てきました。イベントやたのCafeなどで利用しようと思いながら、たくさんの教材の中にうもれてしまっていた様です。

 賞味期限をみると、残り一週間ほどしかありません。

 そのままにしておくより誰かの笑顔をと思い、スタッフの子どもさんへプレゼントすることにしました。

 すると「いっきゅう先生ありがとうございます」という言葉に、かわいい子ども達の写真が添えられたメールが届きました。
 ちょうど夏休みです、暑い中、勉強などをがんばってきたことを家族で称える記念として利用したとのこと、すてきな家族です。


 家族でもクラスでも、こういうグッズは〈必要だから買う〉というより「置いておくと使いそうだから買う」ということで手に入れておくとよいと思います。

 RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )にはこういう教材がたくさんあります。
 他にもいろいろ紹介していきたいと思っています、ご期待ください。

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人間は身体を動かすことも人と触れ合うことも大好き/スポーツたのCafeの構想

 秋の〈スポーツたのcafe=スポcafe〉の企画をスタッフと一緒に練り始めています。

 昨年はじめて開催した講座ですけど、予想通り大ヒットし、その時に作った教材の注文がまだ続いているほどです。

 そもそも、学校教育がイスに座って学ぶものだけでなく、身体を動かす活動が入っていたことは幸いです。
 身体活動は自分の健康や体力を高めるだけでなく、コミュニュニケーションにも最適です。
〈こういうことをすると相手がキズつく〉〈こういう声かけがあるとホッとする、気持ちが落ち着く〉などたくさんのことを学べます。

 これは一週間ほど前に実施した「自由研究をたのしもう」のオープニングで〈アイスブレイク(緊張を解いて)&周りの人たちと仲良く活動する準備運動〉として実施したスポーツゲームです。

 こうやって触れ合いながら身体を動かす前と後とでは、参加者の落ちつき度や集中力も格段に違っています。

 この秋の〈スポCafe〉で、どういう内容を提供しよう?

 そういう時にはRIDEではいろいろな選択肢を準備していきます。その中から選んでいくわけです。

いくつか出ている中から少し紹介しましょう

◯ 準備運動ヨガ

◯ 仲良しゲーム

◯ 学年レクにもってこいの◯△⬜︎

◯ アクティブリアル脱出ゲーム(スポーティーな課題を次々に解きながら進むゲーム)

◯ 運動会でのおすすめ競技

◯ スポーツの表彰に使えるものづくり賞品の紹介

◯ 異年齢でもたのしめるスポーツゲーム

◯ ハンディーのある子も一緒にためしめるスポーツゲーム

etc.

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たのしいモラルジレンマ授業/これからの道徳の骨格となる授業

 数回前に、自分の授業力を高めたいという先生たち向けのワークショップの話をUPしました、教科は〈道徳〉でした。
 数ヶ月前、道徳に関して以前メルマガに書こうと準備していた文章がありますから、掲載しましょう。
 自分の授業力を高めたいという人たちの学びになると思います。RIDEの授業力UPワークに学びに来る人たちはしっかり読んでいてください。

 こども達は哲学的に考えることが大好きですから、低学年のうちは道徳が好きな子どもたちもたくさんいます。きっと〈人生にとって大切なものだ〉という直感があるのでしょう。ところが学年が進んでいくうちに道徳を敬遠する子ども達もめだってきます。

 どうしてか?

 道徳の授業は価値の押し付けになることが多いので、先生の話を素直に受け入れていく才能のある子ども達つまり〈優等生〉には苦ではなくても、「なぜそう言えるの?」「それは変じゃない!」という様に〈先生に合わせるより自分の考えを大切にする子どもたち〉にとっては苦痛になるからです。
 ちなみに私いっきゅうは後者でした。

 学校の授業も進化し、今の道徳の授業は明らかに〈価値の押し付け〉になりがちな授業スタイルからの脱却を志向する様になりました。
 現場の授業がそうなっていないとしたら、それは明らかな勉強不足です。
 その画期的な授業が「モラルジレンマ授業」です、単に〈モラルジレンマ〉ともいいます。

 コールバーグが提唱した道徳の実践的な授業〈モラルジレンマ〉は、いろいろなところで実践される様になりました。
 私の大切な友人であり、沖縄のたのしい教育活動を実質的にスタートさせた人物 伊良波先生が〈教育委員会指定の教育課程研究〉でまとめた「モラルジレンマ授業の研究」を読ませてもらい、その授業を知ったのは20年以上前のことです。
 国語や社会の思想・倫理部分など、実験で勝負できない内容をとりあげた授業の中では、とても進化した形だと直感しました。

 沖縄でモラルジレンマ授業に目をつけて発表したのが伊良波先生ですから、モラルジレンマは、たのしい教育の歴史にしっかりした足跡をつけた授業であるといえるでしょう。

 簡単に説明すると、モラルジレンマ授業というのは〈どれが正しいのかわからない〉つまり〈どちらも正しいと思える〉という選択肢を選ぶ岐路に立たされる構造をもった授業です。

 ところでジレンマ(どちらかに決めかねる状態)に立たされることは珍しくありません。

 わたし達自身、そういう状況に立たされることはたくさんあります。
 たとえば車バカの私いっきゅうの例でいえば、長年連れ添って来た相棒の車が、買い替えた方が全体の費用は抑えられる状況に来ています。しかし長年想いを乗せて走ってきた大切な相棒でもある車と別れて新しい車を手に入れるのかどうかは私にとって大きなのジレンマです。

 そうはいってもエンジニアが「これはもう無理です」と手放さなくてはいけなくなる日は必ず来ます、その時もジレンマに立たされます。
 
 クラシック的なスタイルが好きでエンジン部にもこだわる私は〈スタイルは好きだがパワー不足の車〉と〈後ろから見たスタイルに難ありだけれど、かなりパワーがある車〉、〈総合的によいがもうすこし面白みが欲しい車〉など、いろいろな選択肢があって、いったいどれを選んだらよいかわからなくなります。

 車なんて走れば良いという人も、たとえば服やファッション、余暇の過ごし方など、私にとっては悩まないことが大きなジレンマになる人もいるでしょう。
 人間は日々〈ジレンマ〉に立たされているのかもしれませんし、それが人間を成長させていくのでしょう。

〈予想を立てることが決定的に重要です〉という私がよく口にする言葉も、ジレンマ状況を作り出しているとも言えるでしょう。

 その構造を道徳に組み込んだのがモラルジレンマです。〈モラルつまり道徳的〉なジレンマ状況を設定するわけです。つまり「これが正しい姿です」的な従来の道徳の授業ではなく〈どちらが正しいのかわからない状態〉に立たされる中で活発な授業が展開されます。

 初めてその授業を知った時、わたしもモラルジレンマの授業を作りたくなって、授業プランのヒントをいくつかメモしてありました。
 興味のある方は、これをヒントに自分でも作成してみませんか。
 うまくいったらぜひ、研究所にも連絡をください。

ジレンマ状況の設定

A.クラスのスポーツ大会に出るか、親のいうことを聞いて塾に行くか、つまり友人関係を取るか親子関係をとるか

 

B.先生から「聞かれたことは黙っていたね」と前置きされて、親友のSくんの最近の行動に不審なところはないか尋ねられる。

 万引きの常習犯として疑われているらしい。

 Sくんに限ってそういうことは全くないことを自分は知っているので、きっぱりと「先生の考えていることは間違いです」と答えたが、そのことをSくんにも伝えておきたい。どうすべきか

C.6年最後の大切な野球の大会を迎えた日、自分は微熱がある(37度C)ことを知る。

チームに補欠はいない。

黙って大会に臨むか、休ませてもらうか

 モラルジレンマ授業は、数年後には、ほぼ当たり前の授業になっているでしょう。
 しかし、そういう授業ができる人はかなり少ない状況です。

 教師自身でも悩んでしまう、間違いなく自分が子どもの頃ならどっちを選んだかわからない、という様なモラルジレンマで授業できたら、こども達にとって自分の道徳的な感覚をグンと引き上げる授業になることは間違いないと思います。

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自由研究メモ/必要以上に恐れないこと慌てないことが安全教育の第一歩

 虫が嫌いだ苦手だという大人は私の周りにたくさんいます。学校に勤めていた時にも、できれば虫の勉強は避けて通りたいという先生たちがたくさんいました。

 これは以前のアウトドア講座の時に取った写真です。
 ある先生が、キレイなひまわりに見入っていたら中に大きなハチがいるのを見つけてとてもびっくりしていました。

 ミツバチの3~4倍の大きさがあります、スズメバチかと思うほど大きいので、このハチに刺されたらキケン度も半端ないと思ったのでしょう。

 このハチはクマバチです。

 

 ミツバチもクマバチもアシナガバチも、こちらから捕獲しようなどといった悪さをしなければ刺すことはありません。ちなみにハリを持っているのはメスのみで、オス蜂も刺すそぶりを見せますけど、ハリがないので痛くありません。

 大抵のハチが近くにきてもそのまま眺めていて大丈夫です。

 キケンなハチはスズメバチです。

 攻撃性が強いので、こちらからちょっかいを出さなくても差してきます。
たくさんのスズメバチに刺されて死亡したという例はマレではありません。

 アウトドアで虫をテーマに自由研究をする人たちもいることでしょう。

 虫たちを必要以上に恐れてはいけません。

 向こうから向かってくる虫、触るとかぶれる虫、毒のある虫などのいくつかを知っておいて、そうでない虫たちにはあまり神経質にならないようにした方がよいでしょう。

 それから、テレビや雑誌などマスコミの中に、必要以上に恐怖をあおる記事をよくみかけます。
〈殺人アリ〉と騒がれた〈ヒアリ〉などもその数ある例の一つです。
〈殺人グモ〉と言われて映画や小説などにも登場しているタランチュラに刺されて死亡した例はないということです。

 身近に見られて虫たちの中で、注意しなくてはならないものについては、たとえばこういうサイトを参考にしてみるとよいでしょう。
https://www.allergy-i.jp/kayumi/kayumi-genin/hifuen.html

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