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ここまで。

沖縄の一番桜発見!2020年1月6日(月)

 1月6日(月)いつものように〈蕾見〉をたのしんでいると、丸々とした蕾を発見。

 これはもしやと注意深くみていると、中に花びらの赤を見せている蕾もありました、これはおそらく・・・

 周りの樹々を見るとまさに花を開く間際の桜。

 

 近くで〈一番ザクラ〉を発見!

 

 一つ見つけると、目が慣れてけっこうみつかります、今年のRIDEの周りはめでたさも早い様です。

 新年1回目のワークショップはこの一番桜の樹の下で、桜見乾杯からスタートしたいと考えはじめています。

 気持ちの良い冬の日々です。
 

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冬に虫は探せるの? 東京と沖縄の違い/昆虫は恒温か変温か(その3:沖縄編)-自由研究にもおすすめ-

 前二回で大都会東京の公園の虫たちの様子をお届けしました。まさか、あれほど見つからないとは思いもよらず、私自身がその結果に驚きました。

 今回は同じ頃の沖縄の虫たちの様子です。

 東京よりずっと暖かい沖縄の昼下がり。
 どれくらい暖かいかというと・・・

○ 2020年1月4日 沖縄は晴れ、気温は 最高21.9℃ 最低15℃ 
○ 前2回の東京の1月1日の東京の最高気温は10.2℃ 最低3.2℃ 

 沖縄の公園で虫たちを探すと東京とどれくらい違うのでしょう、たくさん見つかるのか、少し見つかるのか、東京のようにほとんど見つからないのか、どう思いますか。

 虫好きのいっきゅう先生が、研究所の近くの公園で〈アリたち〉を15分くらい真剣に探してみます、見つかるでしょうか?
 たのしい教育研究所(RIDE)は沖縄本島の真ん中くらいにあります。

 予想 

 ア.探すのはそう難しくない/何十匹も見つかった

 イ.10匹くらいならさがせる

 ウ.見つかっても1~2匹

 エ.全く見つからない

 オ.その他

 

どうしてそう予想しましたか。

予想してからね

 

さぁ実験開始!

 虫さんたちを探す前にさっそく目に入ったのは草花です。

 これはオニタビラコなんだろうな。

 

 スミレも咲いていました。

リュウキュウコスミレ

 1月とはいえ春のような野原です。

 虫たちもすぐに見つかりそうな感じがします。
 さっそく探してみましょう。

 木の枝を見ると、朽ち始めた部分に穴があって、中の木のクズを外に出している様子。木が弱るので、中を探るのはやめてしばらく観ていました。しかし、タイミングよく出てくることはありませんでしたが、中に生き物がいることは間違いないでしょう。

 

 少し歩いて枯葉の下をみてみましょう。
 この枯葉をよけてみると。

 

 ごらんください。

 驚いたアリたちがたくさん動き回っています、ごめんなさい。

 石をよけると、とても小さな生き物がウネウネしていました、1cmくらいミミズの赤ちゃんなんだろうか?

 突然、光があたって驚いています、ごめんなさい。

 

 別なところを探してみましょう。

 ここにも生き物がいます、見えるでしょうか?

 真ん中上ほど、落ちた円筒形の葉の後ろ側です。

 素早く逃げるのでスコップで枯葉を起こして逃げ道をふさいでみましょう。

 ダンゴムシです。

 公園にはビロウが何本も植えられています。

 幹の方にも何か生き物がいる気がします、探してみましょう。

 

 いますよ、見えますか? 

 

 かなへびでした、鮮やかな色をしています。

 その足元をさぐると、ここにもアリさんたちがいっぱいいました。

    
  その間わずか10分ほど。

 昆虫は変温動物です。
 周りの気温が下がると、自分の体温も下がって行き、動けなくなってしまいます。

 だから冬には虫たちの姿がみられなくなるのです。

 だとすると、虫たちは冬は活動できないのか?
 そうではありません。暖かい沖縄では、冬でも虫たちがたくさん活動しています。

 このサイトの読者は沖縄だけではなく全国に広がっています、それだけではなく海外で閲覧してくれている方たちもいます。
 読者の皆さんの周りで、冬のこの時期にどういう虫たちがみられるのか、予想を立てて調べてみませんか。

 小・中学生のみなさんは、夏の自由研究のときに、冬の今と夏の頃とを写真で比べて、植物や生き物たちの様子をまとめてみるのもよいですね。

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 今回の3回シリーズで、教科書的な知識ではなく、腑に落ちるように理解していただけたら幸いです。

冬に虫は探せるの? 東京と沖縄の違い/昆虫は恒温か変温か(続き)-自由研究-

 前回は〈元日の東京の公園でアリを見つけることができなかった〉という実験結果を紹介しました。
 探しているのは虫好きの私いっきゅうですから信頼できる結果だといってよいでしょう。

 こういう立派な樹々にも、草の下も、朽木の中にも土の中にも見つけることはできませんでした。

 もっと時間をかけてくち木をたんねんにみていくと、「あ、こんなところに!」ということになるかもしれません。
 しかし、うろうろしているアリはほぼいません。

 せっかくですから、もっと穴をほってみましょう・・・

 

 何ケ所かほっていると・・・

 何から生き物らしい姿、いましたね、生き物が  ´ー`)

 幼虫ですね。
 優しくそっと掘っていきましょう。
 体調より離れたところをゆっくり弱い力でほぐしていきます。

 

 コガネムシの幼虫かなぁ?

 寒気の覆う首都東京の元日、天気よい昼の公園、30分以上してやっと出会った可愛い生き物です。

 それほどまでに冬の東京は、虫を見つけづらいのですね。

 では、RIDE( ライド:たのしい教育研究所 )のある沖縄ではどうでしょう。

 みなさんはどう思いますか?

 予想してみませんか。

2020年1月4日のよい天気の沖縄の昼下がり。
 虫好きのいっきゅう先生が、公園の木々の間や草むらで〈アリたち〉を15分くらい真剣に探してみます、見つかるでしょうか?

 

 予想 

 ア.探すのはそう難しくない/何十匹も見つかった

 イ.10匹くらいならさがせる

 ウ.見つかっても1~2匹

 エ.全く見つからない

 オ.その他

 

どうしてそう予想しましたか。

つづく

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冬に虫は探せるの? 東京と沖縄の違い/昆虫は恒温か変温か

 昆虫たちは変温(周りの気温によって体温も変わる)動物か恒温(周りのき気温が変わっても体温はほぼ一定)動物か、どう思いますか?
 これは小学校理科の内容で、殆どの人が教えられたきたと思います。

 ところが採用試験を受ける先生たちもはじめは自信をもって答えることができません、しかたありません、感動をともなわずに教えられて来た知識というのは儚(はかな)いもの。
 たのしい教育に目覚める前の私いっきゅうも同じで、私も学校では

昆虫は変温動物、以上、テストに出るからね、おわり!

的な授業を受けて来たので、テストでは解けても、生きる力に役立つ感じはありません。

 それを打開するのが〈たのしい教育〉です。

 今回は〈昆虫が恒温なのか変温なのか〉に関わる内容を書かせていただきます。
 長くなりそうな予感がするので、その時は記事を分けて書くことにします。私いっきゅうは何しろ書くのが好きなので、気づけば長くなってしまう、という感じです。〈長くてもよい/長いほうがよい〉という読者の方も一定数いるかもしれません、本格的に学びたい方向けにはメルマガで遠慮なく長く書いて、このサイトはできるだけ短めにして軽く読めるものとして綴っています、ご了解ください。

 さて変温動物の虫たちは寒い時どうしているか?

 セミやカマキリなど、暖かい季節に活動し、寒くなると命を終える虫たちもたくさんいます。
 教科書など「カマキリなどは卵で越冬する/冬越しする」という様な表記があります、おかしな表記だと思います。一つの個体の命は幕を閉じるのですから。〈卵で冬越しする〉ということだとすると〈カマキリのAさんが秋になると卵の中に閉じこもって冬越しして暖かくなったらまた活動する〉ということでないといけません。こういった無茶な表現がそのまま残っているところも、本当に賢い元気な子どもたちが増えていって、早く改革してほしいものです。

 たとえば働きアリたちの寿命は2年くらいあるといわれています(女王アリはもっと長く、オスありは短い)。では働きアリたちの様に寒くなっても命を閉じない生き物たちはどうしているのか?

 ちなみにイソップ童話の〈アリとキリギリス〉のキリギリスの寿命はどれくらいか・・・2ヶ月ほどだといわれています。

 周りがどんどん寒くなると変温動物のアリは身体をうまく動かすことができなくなります。そうなると、アリたちは朽ちた木の中など暖かいところを探してジッと冬を越すのです。

 

 ここで私いっきゅうが気になるのは、寒くなっても虫たちの何匹かくらい探せるだろう、ということ。
 だって人間にも私の様に寒さに弱い人間から、伝説の登山家 加藤文太郎の様に雪山にテントもはらずそのまま寝て一夜を過ごしたという様な人物までいます。
 たとえばアリの中にも寒さに強いアリがいるのではないのかな。

 一口に「寒くなっても」といっても、日本は北から南に長いので、真ん中あたりの〈東京〉の1月の寒さで考えてみましょう。自分の住んでいるところよりもっと寒い、もっと暖かいという比較で予想してみてください。

 2020年1月1日のよい天気の東京の昼下がり。
 虫好きのいっきゅう先生が、公園の木々の間や草むらで〈アリたち〉を15分くらい真剣に探してみます、見つかるでしょうか?

 

 予想 

 ア.探すのはそう難しくない/何十匹も見つかった

 イ.10匹くらいならさがせる

 ウ.見つかっても1~2匹

 エ.全く見つからない

 オ.その他

 

どうしてそう予想しましたか。

 

予想してからね

 

やってみよう!

 元日の東京は人が少なくて、かなりのびのびと活動できます。

 品川のとある公園、木々もあり、草むらもある、そんな中さっそく捜索してみました。 

 これは樹の幹です。

 隅々まで探してみました。
 一匹も歩いていません。

 木の枝の隙間、枯葉や土などが積もった場所を探してみましょう。
 

 一匹も見つかりません・・・

 こういう場所をいくつも探しましたからすでに10分以上経過しています。

 

 朽ちた樹の根を探してみましょう。
 腐った表皮をはがして、中までしっかり探すことにします。

 

 それでも一匹も見つかりませんでした・・・15分以上経過 ・ω・)/

 ここで終わるのは悔しい。

 みなさんならどこを探しますか?

 土の中はどうでしょう。

 さっそく掘ってみることにいました。

 

 結果・・・

 20分以上探してみても、アリには一匹もめぐりあうことができませんでした。

 きっと、公園の中でももっと暖かいところ、あるいは建物の熱が伝わるところに移動してジッとしているかもしれません。

 結局この日、アリは一匹も見つかりませんでした。
「見つからない」という結果はとても重要な結果です。

〈公園にアリは一匹もいない〉とは言えないにしても「ほとんどみつからない」ということは言えるでしょう。

 せっかくなので、もっといろいろな場所の土を掘ってみることにしましょう。

続く

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