ジャガイモの実のたのしく賢くなるお話(1)授業プラン

 寒いある日、散歩をしていると、ジャガイモ畑を見つけました。
 この頃は、みなさんの周りでもジャガイモが生き生きと育っている様子を見ることができると思います。学校でも教材畑に植える定番の一つですから、校内でも見つかるかもしれません。

ジャガイモの美はジャガイモではない
 ジャガイモ畑を見ながら、思い出していたことがあります。
 今はフリーになって、いろいろな学校を飛び回っていますが、以前、小学校に勤めていた時に授業していて、とても評価が高かった授業の一つです。

 こういうお話から入りました。

 ジャガイモを知らない人はほぼいないと思います。カレーや肉じゃが、ポテトチップスなどで、大好きだという人も多いでしょう。

 では問題

 まずジャガイモの実の絵を簡単にかいてください!

四角形

 

 子ども達はいろいろ描いてくれました。

 形や大きさはいろいろ違っても、みんなこういう絵です。

ジャガイモのたのしい話
 ジャガイモというと、この写真にあるように、丸くてゴロゴロとたくさんとれる野菜です。

ジャガイモの美はジャガイモではない2

 みんなの絵を掲示してから、こう言いました。

「みんなの描いてくれた絵はね、ジャガイモの実ではないんだよ」

 それを聞いた子ども達から「え〜」と驚いた声があがりました。

 何でジャガイモがジャイモの実でないのか。先生は冗談を言っているのではないか。なにか引っ掛けようとしているのではないか。そんな気持ちだったと思います。

   みなさんがもし「ジャガイモがジャガイモの実ではない」という話を聞いたら、どう思いますか?

      次回に続く!

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 続く

琉球新報紙面にたのしい教育研究所の授業が取り上げられました

   先日実施した、川崎小学校での授業の様子が、新聞紙面で紹介されました。「学力推進の報告会で特設された授業講演会です。3日前の新聞(2017-01-29日曜 琉球新報)とのこと。

 授業ではガリレオの落下の法則の根本のところをたのしく学んでいただいたのですけど、その後も会議やカウンセリングなどが続いていたので、記者さんとお話する機会を持つ事はできませんでした。
 というより、取材に来てくれていることも知らなかったくらいです。

 記事は「仮説立て実験」という表現になっています。授業・講演の中で「仮説」という言葉は使わなかったので、きっと科学に詳しい方の原稿なのでしょう。なかなかこういう書き方で紹介されたことはありませんから、新鮮です。

川崎小新聞記事2017-01-29 今月もまた中部の小学校で親子向けの授業があります。
 盛り上げようと思います。
 今度は「宇宙」と「海」をテーマにできないかと、わくわくしてアイディアを出しているところです。

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たのしい教育Cafe2月のご案内と募集!

たのしい教育Cafeの案内が届きました。
NPOたのしい教育研究所ロゴ転載します!

このサイトで、盛り上がっている様子を毎回お届けしていますが、この二月もかなりもりあがると思います。
お申し込みは早めにどうぞ!

 

  みなさん、こんばんは。
 2月に入り、桜の季節がやってきましたね。
 また冷えてきていますが、体調はいかがでしょうか。
 今年度も残り2カ月。
 子どもたちと過ごす時間を大切にしていきたいですね。

 では2月のたのcaféの詳細です。
(予定)
①たのしい授業プラン   Tera先生

②          〃                       きゆな先生
③      〃                           kazu先生      
④わくわく読み語り        hina先生
⑤うまくいったコーナー
★プラス 自由発表

※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです
講師の皆さんよろしくお願いします。
では今月も楽しんでいきましょう。
日時:2月8日(水)   18:30 OPEN〜
参加費:1,000円
教材費:0円〜300円程度(日によります)
飲食費:200円
 参加ご希望の方は➡︎ こちら
 
講師の先生の準備もありますので、2月5日(日)までに連絡をお願いします。
 参加者が定員に達しますとおことわりする場合もあります。早めの申し込みよろしくお願いします。

たのしい教育Cafe

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自由になるために学ぶ

  たのしい教育研究所に、採用試験合格を目指して、特訓を受けにくる方たちがいます。
〈たのしく学ぶとはどういうことか〉
〈子ども達がわからないという時、教師はどうするか〉
〈100パーセントを目指すのは無理があるのではないか〉
〈原子論的な見方が決定的だ〉
という様なことを、採用試験問題と一緒に学んでもらっています。
 この方達が、教育の現場でたくさんの子ども達の笑顔を育てる教師になってくれることを想うと、この特訓がますます貴重に思えて研究所のスタッフも全力投球する日々です。

 特訓をうけた方に、毎回その特訓の評価をしてもらっています。
 今回は、その中からいくつか紹介しましょう。

評価・感想2

評価・感想2 自ら学ぶことが、たのしみや喜びと結びついている人は、そのたのしみや喜びを伝えることができると思います。その先生は決して「それくらいもわからないですか?」とは口にしないでしょう。
 逆に「それ、こんな感じで考えてみると、わかるんじゃないかな?」
「あるいは、こんな風に見てみると分かるかも」という様ないろいろな工夫をしてくれるのではないかな。

 たのしい教育活動がますます充実する日々です。

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