たのしい道徳・楽しい道徳の授業プラン「わたしの心」 お勧めします。たのしい教育Cafe冬のスペシャルでも実施します

「道徳の授業で子ども達が喜んでくれる授業をしたいです。たのしい道徳のプランはありませんか?」 そういう要望にお応えできる教材はたくさんあります。このサイトにもいくつか紹介してきました。今回はその中から「わたしの心」というプランを紹介させていただきます。二週間ほど前の秋の講座でM先生がゲームで紹介してくれた教材です。

%e3%82%8f%e3%81%9f%e3%81%97%e3%81%ae%e5%bf%83  プラン「わたしの心」の前半はゲームでも利用できますが、後半もセットにすると道徳の授業や学級指導の時間でお勧めです。
 秋の講座を受講した方が学校でそれを実施したところ「子ども達の心にとても響いたようです」という感謝の言葉が届きました。わたしもM先生の授業を〈たのしい教育Cafe〉と〈秋の講座〉とで二回受けました。毎回ドキッとして、心の大切な部分が震える気持ちがしました。頭と身体と心が震える授業です。

 こういう流れの授業です。

前半
1.まずハート形の紙に「自分が大好きなこと」を幾つでもよいので書いていきます

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 これだけでけっこういい雰囲気になります。
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 この1、2、3で終わっても良いのですが、道徳として利用する時には続きがあります。

4.今度は逆に、心が痛む、心がちぎれる場面がテーマです。

%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%84%e9%81%93%e5%be%b3 今月29日(木)に開催される「たのしい教育Cafe年末スペシャル」で、リクエスト授業でM先生が実施してくれます。興味のある方はお申込みください。

 

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五味太郎 らくがき絵本 たのしい図工・たのしい家庭学習

 秋の講座の一コマとしてM先生ペアが協力して「図工でたのしめる絵本シリーズ」を紹介してくれました。何冊も取り上げてくれたのですけど、この写真で紹介しているのが、五味太郎「らくがき絵本」です。

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 教師をしている時は
・図画工作の時間
・家庭学習で
・お休みした先生の補充の時
・先生たちとのおたのしみ会
・理科で〈アイディアの出し方入門〉として
など、いろいろな時に利用していましたが、子ども達からの提案で〈学級活動のお楽しみ会〉の時にも利用したことがありました。

 どういう絵本かというと、五味さんが、お題(絵のテーマ)と、絵を描いてくれているのですが、その絵が途中で終わっているのです。何も描いてなくて言葉だけ、というページもあります。子ども達がそれぞれのアイディアを駆使して絵を完成させる、という絵本です。
 絵本のサブに「五味太郎50パーセント」という様なフレーズがありますが、M先生が出版社に電話して確認したところ「五味太郎が50パーセントは描いておきました」という意味だそうです。慣れないうちの子ども達だとそうかもしれませんが、しだいに子ども達が盛り上がってくると、子どもたちの描き込みが圧倒してきて「五味さんは10パーセントも描いていないな」という作品もたくさん出てくると思います。

 テーマのひとつをみてみましょう。
 たとえば「みちをかきましょう」というテーマにこういう絵があります。子どもたちがこのあとをどんどん描いていくわけです。

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「ギャォー!」という文字から浮かんだアイディアを子どもたちが描き込んでくれたものです。元はカラーでしたが、モノクロ印刷版しか残っていません。残念なことですが、アイディアそのものは伝わるとおもいます。わたしは、みんなの判定で勝ち抜き戦方式でたのしんでいました。チャンピオンが決まるのですけど、その時のベスト3です。

第三位

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第二位

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一位
その時のチャンピオンは、ある女の子が描いたこの作品でした。
子ども達から「笑い声」や「おー」という声が上がったことを今でも覚えています。
絵もそうですけど、何と言ってもアイディアの勝ちです。

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五味太郎 らくがき絵本 ブロンズ新書 お勧めいたします。
前回、ローレンツさんのお話を書いた時に「注文出来るコーナーがあると助かります」というメールもありました。五味さんの本が欲しい方は下からジャンプできます。二冊出ています。

欲しい方は⇨らくがき絵本 五味太郎(Part 1)

欲しい方は⇨らくがき絵本五味太郎 (Part 2)

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たのしく賢く親子レク 新聞に登場

 先日実施したPTAの「たのしく賢く親子レク」の様子が沖縄タイムスに掲載されました。

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 子ども達の声から、〈人間もドライアイスも原子でできている〉という内容が出ていたり、保護者の方から〈子どもたちの五感をすべて刺激する実験内容で、とても素晴らしかった〉という評価を載せてくれています。
 うれしい言葉です。

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 たのしい教育全力投球のたのしい日々です。

沖縄県 教育の成果を全国へ
「たのしい教育研究所」です

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校長のリーダーシップとは/論文試験で勝つ〈ものの見方・考え方入門〉

 たのしい教育研究所で特訓を受け教員として本採用される方達もたくさん出て来ましたが、ゆっくりと管理職試験の合格を勝ち取った方達も出て来ています。まだ多数の方たちにコーチするほどのゆとりはありませんが、個別の面接指導や論文指導は実施していますので、たのしい学校づくりをテーマにして管理職を目指している方はご相談ください。力添えできるとおもいます。

 さて最近のこと、校長試験の論文のテーマとして出題し添削したところ「こういう視点はありませんでした。とても勉強になりました」という評価・感想がありましたので、今回はそれに触れて書かせていただきます。%e6%a0%a1%e9%95%b7%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%99%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%83%e3%83%95%e3%82%9a まず管理職試験特訓の中で、ある県で実際に出題されたテーマで書いていただきました。こういう内容です。

論文テーマ
「あなたは学校を運営するにあたって、校長としてどのようにリーダーシップを発揮していくか、具体的にのべなさい」

 

 提出された論文は具体的にまとめられ、読みやすい内容でしたが、たのしい教育研究所の論文特訓は「多くの人が書きそうなことを書いても王手にならない」ということ、そして採点する方達が「他の人を置いても、この人物に学校運営を任せたい」と思ってくれるかどうかを基準にします。

 まずリーダーシップの辞書的な意味はこうです。

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 本県の教育課題の解決に向けて、具体的にどのようにリーダーシップを発揮するか、どんどん書くことが出てきます。提出させれた論文にも、それらがいくつも記載されていましたから、合格線上にはあるでしょう。それらに「⭕️」印をつけつつ、後半に加えたいこととしてこういう趣旨のメモを記しました。

「リーダーシップを発揮する、という視点で見た時、たとえば〈こういうリーダーの元では働きたくない〉と職員が感じたら、それはリーダーシップを発揮していることになるでしょうか?
 あなたの元で教育課題に取り組んでいけることを、職員が〈喜び〉として受け止めてもらえるとしたら、それは大いなるリーダーシップとなるのではないでしょうか。

 リーダーシップを技巧的に捉え、いかに統率するか、という視点で見ていくことも大事かもしれません。しかしそれに勝るとも劣らないことは、魅力あるリーダーとなるために自分を高めていくことだと思います」

 特訓を受けた方は、文章力も磨かれてきたので、この調子でいけば、きっと合格を勝ち取ることでしょう。

 教育の未来は、明るくたのしい世界であってほしいと思う日々です。
 ますます元気なたのしい教育研究所です。

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