星野道夫「クマよ」/かがくする心の絵本

たまたま手にした「かがくする心の絵本100」別冊太陽2002年冬号に、星野道夫の写真集が取り上げられていておどろきました。

なかなかセンスある選出だと思います。

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星野道夫 文・写真「クマよ」福音館書店 です。
クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)

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わたしもアラスカで野生のクマに遭遇しました。
動物園のように鉄格子でしきられていない空間でクマに出会うという経験は、普通の人にはないと思います。

同じ場所で同じ風に吹かれて、同じ空気を吸っている、もしかすると星野道夫の写真で、その感じを味わえるのではないかと思います。

大人にも子どもにも、おすすめいたします。

たのしい学力向上を推進する「たのしい教育研究所」です

散歩もたのしい!

以前も散歩のことを書いたと思いますが、わたしは歩くことが大好きです。
他の県の方にはなかなかイメージできないかもしれませんが、沖縄の5月後半からは、暑くてなかなか散歩をたのしむことはできません。

時々研究所を訪ねてくれるK先生(すでに定年退職)によるとimages
「朝5時起きで散歩しているのだけど、6時をすぎるともう暑くて大変だ」
というのです。

沖縄は太陽の光は重いのです。

さて、研究所でたのしい研究をすすめる日々、税金の納入期限を思い出して、支払いへとでかけることにしました。

真昼なので暑いだろうと思ったら、運良く曇っていたので、歩いて支払いに向かうことにしました。
1時間くらいでは戻れるでしょう。

まず研究所に一番近い銀行ATMまで行ってお金をおろす。
なんとなく見ると、奥の方に小さな道が見えます。

車では無理ですけど、ちょうど歩きなのでショートカットになるかもしれません。いつもは車なのでこういう道に気づきません。

向かうと、そこは公園。

「こんなところに公園があったんだ」
中にいくと、けっこう広々としています。
こんな街中で、意外な感じです。

それにしてもすばらしい。
暑いので、公園には誰もいなくて、ノラニャンコとわたしだけです。
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大好きなファンタジー「2分間の冒険」に出てくる黒猫に似ています。スクリーンショット 2015-06-29 16.04.38 涼しくなったら珈琲のセットを持っていって味わうことにしましょう。

公園をたくさん歩いて回り、反対側の入り口に着きました。
ちょうどコンビニ近くです。

支払いを終えて、研究所に向かうと、キレイな花たちがたくさんみつかります。

これでもかというくらい束になってさいているブーゲンビレア。
スクリーンショット 2015-06-29 16.04.23八重咲きのハイビスカスもありました。
これはめずらしい。
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普通は、こうですよね。
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畑もたくさんあって、金網をはって登っている野菜がありました。
これはたぶんかぼちゃです。
でも、横に登っていくと、重くて落ちてしまうのではないかな。スクリーンショット 2015-06-29 16.04.44

などなど、歩くことは、とってもたのしい時間です。
歩きそのものも身体が心地よく感じる上に、車で走り抜ける時よりも、とても丁寧に詳しくいろいろな発見をすることができます。

たのしい日々のために、みなさんもぜひ、散歩をたのしみませんか。

いろんな発見があったらぜひご一報ください。

 たのしく賢く豊かな人生を応援する「たのしい教育研究所」です。

たのしい教育Cafe7月のご案内/月に一度のとってもたのしい勉強会です

月に一度のたのしい教育Cafe(7月)のご案内です。

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たのしい教育を体験しながら「子ども達とこれもやってみたい、あれもやってみたい」と思うことがいっぱいで、毎回「あっ」という間の3時間です。

夕方から、おいしい珈琲を立てながらお待ちしています。

参加には申し込みが「必需」です。
初参加の方は、お名前(よみ方も)・所属(お仕事/教員志望の学生も可)・年齢・連絡先(電話番号)を記入して

office⭐︎tanoken.com (⭐︎を@に変換)

にメールしてください。
先着10名までです。

日時 2015年7月8日(水)18:30〜21:00 片付け21:30まで

参加費 1000円 + 材料費200円程度 + おつまみ代200円程度

内容 毎回 たのしい読み語り/ものづくり/授業プラン/たのしい教育の見方・考え方などをテーマにたのしんでいます。

参加した皆さんあてには連絡担当のM先生から、メールが届いています。
たのしいメールなので、その一部を紹介いたします。

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こんばんは^ ^

一学期もあと3週間で終わりますね!
ウキウキワクワクの夏休みが目の前です!
そして、採用試験もよいこのあゆみもラストスパート、
夏パワーで乗り切りましょう!オー!
はい、
7月のたのカフェのお知らせです。
内容詳細は、
テーマ「学期末盛り上がりプラン集」
A たのしい簡単「紙飛行機」    
B おいしいものづくり      
B たのしいゲーム       
C わくわく読み語り  
D たのしい授業プラン
E 自由発表
今月も楽しみですね。
講師の皆さんよろしくお願いします。

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「おばけいちねんぶん」 おすすめブックレビュー/読み語り・読み聞かせ

『おばけいちねんぶん』   星川遥 (小学館)

こわいけどドキドキ感がたまらない「おばけの本」はいかがでしょうか。

今回は、おばけの本は苦手だという人でも楽しんでいただける
『おばけいちねんぶん』
というとてもたのしい絵本を紹介します。

350_ehon6882おばけいちねんぶん (おひさまのほん)

まず、表紙からいいんですよ。

立て札に

 ゾクゾクするけど ワクワクする

ドキドキするけど ウキウキする

これなあに

ヒント・・・ ◯◯け

 

と書かれています。

表紙のタイトルとそのクイズを読んだだけで、こたえはすぐわかってしまいますよね。

こどもたちは大きな声で「おばけ〜」とこたえてくれます。
はじまりはこういうかんじです。

主人公の男の子は、早く帰りたかったので、近道をしようとして墓場のところにやってきました。
「やだなー」・・・、

立て札にかかれていたクイズを読んで「お・ば・けかな、?」とつぶやいてしまいました。

すると、目の前にちょうちんが落ちてきて、

パカッ!  と割れて

中からべろ~ん!

と舌が出てきました。

そして、「おおあたり~…せいかいしゃには、おばけいちねんぶんをさしあげま~す」と言うんです。

というわけで1月の「ろくろっくび」からはじまって12月まで、いろいろなおばけ達がやってくることになりました。

5月のふうせんみたいなおばけと空を飛ぶところなどワクワクしてきますし、10月の「のっぺらぼう」に好きな顔を描いて遊ぶ所など、らくがき好きにはたまらないでしょうね。どんなお化けが出てくるかは読んでのおたのしみ。

おおみそかに、おばけたちと「おばけすごろく」をしたときに、男の子がいちばんにあがったので、今度は「せかいいっしゅうおばけツアー」に招待されます。どんなツアーなのか・・・それは、続きの絵本『せかいいっしゅうおばけツアー』でね。

こんなおばけがいたらいいな〜と思ってしまう人もいると思いますよ。

絵本の中にでてくるおばけたちの、「おばけずかん」もついています。

暑い夏、ゾクゾクするけど、ワクワクする。ドキドキするけど、ウキウキする、そんな、こわいくてたのしいおばけの絵本はいかがでしょう。

hina

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