⭐️New 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、少ない額でも大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358
⭐️New 手のりブーメランをたのしむ動画⇨https://www.youtube.com/watch?v=nR9LHbrci_s
⭐️ ゆーぬくだんごで島言葉・動画教材➡︎https://www.youtube.com/watch?v=cYA6QgwLZ0k
✨教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

花と親しむシリーズ 同じ植物なの、違うの?(植物の同定)

 ある日、研究所から郵便局へと歩いていると、こういう植物が目に入りました。柵があるので、外から見る限りなのですけど、色合いが違うのですけど、似たような植物が同じように咲いています。真ん中下あたりの紫色の花とその周りの黄土(おうど)色の花です。 

 この植物を知っている人には「それは同じ植物です」「それは違う植物です」という様に見分けがつくと思います。しかしそれを知らない人は、どのようにして、その植物が〈同じ・違う〉のか、確認したらよいのでしょうか。

 〈同じ植物か、違う植物か〉を問うのと同じ様に、そもそも、みつけた植物が何という植物なのかを調べる(同定する)にはどうしたらよいのでしょう。
 植物には、背丈・幹の太さ・花の色・葉の形・大きさetc. いろいろな違いがあります。そのどれを見たら良いのでしょう。 

 みなさんはどう思いますか?

⬇︎

⬇︎

⬇︎

 植物を同定する時、最も重要な方法は〈花〉で見分けることです。
 花はいつでも咲いているわけではないので、そういう場合には葉や幹の特徴などで調べることもありますが、花が咲いているなら、まず花を調べましょう。

 今回は幸い花が咲いていますから、その特徴で調べると良いのです。
 よく見てください。
 いかがでしょうか。

 似ているようには見えません。
 しかし、黄土色の状態から、花開いて紫色の状態になるとも考えられます。

 ところが、アップしてみると、どちらもしっかり花開いていることがわかりました。 これです。※上が紫色に見えている植物、下が黄土色の植物です

 花びらの状態も、なかの〈しべ〉の様子も違います。
 これは明らかに違う植物です。

こちらの「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-いいねクリック=人気ブログ!-

 紫色の花は、沖縄のお彼岸の頃に花開く「フブキバナ」 別名〈メイフラー〉という植物です。
 沖縄の今の季節は、いろいろなところでこの花を見ることができると思います。先日、授業見学があって名護市に出かけましたが、県立北部病院の塀にそってたくさん花開いていました。

 これはweb上で紹介されていたものですが、大里村の古堅にあるというメイフラワーです。みごとですね。

 黄土色の植物については、わたしの植物図鑑ではまだ探し出すことができませんから、またいずれ。