⭐️New 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、少ない額でも大歓迎いたします⇨https://tanokyo.com/archives/158358
⭐️New 手のりブーメランをたのしむ動画⇨https://www.youtube.com/watch?v=nR9LHbrci_s
⭐️ ゆーぬくだんごで島言葉・動画教材➡︎https://www.youtube.com/watch?v=cYA6QgwLZ0k
✨教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️企業研修、団体研修、校内研修についても気軽にお問い合わせください

問題を解くのが楽しくて/快感としての勉強 トルクと力

 たのしい教育の教材を作ったり、相談に乗ったり、事務処理をしたりと忙しい日々を送りながら、教員採用試験の問題を問いています。問題を解くことが楽しいという話をこのサイトに書いたところ(⇨こちら)いろいろな方達からメールをいただきました。
 書き重ねになるかと思いますが、私にとって数学や理科の問題を解くことは、なぞなぞやクイズなどを解く感覚です。趣味としての読書や映画鑑賞がありますが、採用試験などの問題を解くこともそれらと同じ様なものなのです。

 さて、いくつもの仕事をこなして夕方から、ほうびとして自然科学系の問題を問いていました。
 わくわくします。

 これが私のノートです。このノートがわかりやすいと好評なので、問いて楽しむだけではなく、楽しい教育を学んでいる方に提供しています。

 その中に〈てこの働きについて、次の問いに答えなさい〉という出題がありました。
 少しその事について書いてみたいと思います。
 〈てこ〉という言葉はたくさんの方が聞いたことがある言葉だと思います。

 こういう仕組みを〈てこ〉とか〈てこの原理〉という様にいうことが多いのですけど、わたしはその言葉を変えた方が良いと思っています。

 

 これは〈回転の力〉なのです。
 〈支点〉つまり〈支える点〉を中心にして、時計回りに回そうとする〈手〉と、そうはさせじと反時計回りに力を加える〈石〉との回転のたたかいといってもよいのです。

 回転の力(トルク)について私たちの先祖は、遥か昔から特別な法則があることを掴んでいました。〈支点からの距離〉が遠ければ遠いほど、小さな力で大きな力を生みだすことになるのです。

 トルク(回転の力)= 支点からの距離 × 力の大きさ

という方程式が成り立つことも分かっています。

 そこで今回の問題に、こういう書き込みを入れました。

 前回、文学のたのしさについて書きました。
 科学は、文学の様に純然たる快感だけでなく、実に役立つものを感動的に提供してくれています。
 科学好きが増えてくれることは、未来を明るくする重要な要素だと思っています。
 たのしい教育研究所の講座や〈たのしい教育Cafe〉などでは、たのしい科学の授業もたくさんとりあげています。直近の〈たのしい教育Cafe〉では私の新作授業プラン「空気の力」を取り上げました。科学は苦手です、という方達もとてもたのしんでくれました。興味のある方はぜひご参加ください。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉を応援することができます !