たのしい教育研究所には、主事を経て管理職へとすすみ、現場で先生たちを指導する立場となったり、担任のまま力をどんどん伸ばし、子ども達とたのしく過ごしている方など、力ある教師がたくさんいます。
一人ひとりの授業の腕や指導力は、研究所の代表をしているわたしの目からみても、かなり高い位置にあると自信を持って伝えることができます。
ワークショップなどでは、その先生たちが研究所に来て、自分の授業のアイディアを惜しみなく披露してくれます。
その話を聞く若い先生達の様子をみていると、これまからますますたのしく賢い先生たちが育っていくのだなと思えてなりません。
地道な取り組みの継続でも、それがある点に至った時に、上昇カーブの勢いをグンと増すに違いないからです。
だいぶ前になりますが、仮説実験授業研究会の板倉聖宣代表(日本科学史学会会長)が月刊誌「教育と医学(1989.4)」に「真似ること・模倣すること」の大切さを書いています。幕末の日本人と中国人の違いについても述べられていて興味深い内容です。
つづく
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