⭐️New 〈たのしい問題解決ワークショップ:OPTIONS〉募集中⇨https://tanokyo.com/archives/161700
⭐️ 〈たの研〉への寄付が税の優遇措置・控除の対象となります(1000円以上)。ひとり親世帯など経済的に支援の必要な方達へたのしい教育を普及する活動に寄付していただける方、大歓迎:返礼は額に応じた「たのしい教育通信講座:メルマガ」⇨https://tanokyo.com/archives/158358

⭐️ 教育相談・カウンセリング・スーパーバイズ実施中/オンライン可能(経済的な事情のある場合には無料で実施)::https://tanokyo.com/archives/162936 サイドバーもご確認くださいサイドバーをご確認ください
✨論文ドクター 随時受付、リモートでのカウンセリングも可能です
⭕️たのしい講座・ワークショップ・企業研修・団体研修・校内研修等についても気軽にお問い合わせください

野草を食べるたのしみ③ 桜の葉の味、オオタニワタリの味 他

 野草を食べるたのしみシリーズの区切りの記事です。さっそくいろいろな方達がためしてみた様です。意外な美味しさです、健康的だという評価など、うれしい便りがたくさん届きました。うれしいことです。

 さて桜の若葉の天ぷらはどうだったでしょうか。
 今回は、はじめて天ぷらにした葉っぱを中心に紹介しましょう。

 これが桜の若葉。沖縄では花はとっくに散って葉が茂っています。若葉も出ています。
 小麦粉をつけて熱した油に入れましょう。

 葉が他のものより硬めなので、時間を長くとりました。
 少し焦げめがついてしまいました。

 

オオタニワタリの新芽。
茹でて味噌和えにしたりして、料理屋さんで高級料理として出されている食材です。

小麦粉につけて・・・

熱した油に入れましょう。


厚みがあるので、これも少し長めの時間揚げてみました。

 

 二ガナは、生ではとても苦くて食べることができません。
 わたしは子どもの頃、風邪をひくと、二ガナの汁を飲みなさいといわれて、その苦さに苦戦したことがあります。青汁より十倍くらい飲みづらいと思います。
 さて、これも今回初ちょうせんです。

 二ガナはとても強い植物で、他の植物では生えてこないような、崖の石の間からも成長します。


小麦粉をからめて・・・

 これが二ガナの天ぷらです。

 

ということで、何種類もの野草の天ぷらが出来上がりました。

たんぽぽやセンダングサ、オニタビラコなどはこれまでなんども食べていますから、美味しく食べることはわかっています。

新しく食べてみた野草たちはどうだったか・・・

1.桜の若葉
おいしかった

2.オオタニワタリの新芽
おいしかった
・・・生味が軽く残っていたので、子どもたちには好まれないと思います

3.二ガナ
とってもおいしい!

 ほとんどの植物には外敵から身を守るために、アルカリ性の物質や酸性の物質が含まれていることがあって、それらをまとめて〈アク〉と呼ぶことがあります。アクを大量にとると人間の体にもよくありませんから、気になる食材を料理をする時には〈アク抜き〉という処理をします。アク抜きの方法⇨こちら

 テンプラ料理では、それらのアクが高熱で植物から出て行くので、ふきのとうなど、アクの強いものも、天ぷらにするならアク抜きは必要ないといわれています⇨たとえばこちら

 ですから、二ガナの様な苦味・えぐみ(アルカリ性の味)の味が強い植物も、天ぷらにすると食べやすくなります。

 ただし、アジサイやキョウチクトウなど「毒性」の強い植物もあります。また〈食べられる◯◯という植物〉だと思って摘んだら〈別な植物だった〉ということが起こることもあります。
 野草料理をする場合には、食べられる植物を同定できる人と一緒に始めてください。
 教育の場で安全対策は基本中の基本、たのしい教育も安全あってこそ成り立ちます。この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉を応援することができます !