〈気軽に予想チャレンジ〉という記事が好評です。実は、それに感動して熱いメールを送って下さったのは定年退職して今は自由にのんびり生活をしている県外在住の方です。お会いしたことはありませんが、いずれどこかでチャンスもあるかとたのしみにしています。「いっきゅう先生の予想チャレンジをもっと知りたい」ということでしたので〈メールマガジン〉をお勧めしました。公式サイトよりもっと深い予想チャレンジや〈ものの見方・考え方〉がこってり詰まっています。興味のある皆さんはぜひ試しに一年購読してみてください。講座参加の割引などもありますから、ダブルでお得だと思います。
さて今回は研究所のベランダでたのしんだ〈予想チャレンジ〉をおとどけします。
オジギソウをテーマにした自由研究です。
オジギソウの葉は刺激に反応してみるみる閉じていくので、学校にもぜひ欲しい植物の一つです。
以前から、タネとセットにして「たのしい教育授業プラン」にしたいなと考えています。時間ができたら手がけたい一つです。
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以前も書いたとおもいますが、研究所のベランダにはオジギソウが育っています。最近は花も咲き実もついてきました。
中心の花火の様な花の左側がオジギソウの実です。花の斜め右上には、わたしが触れて葉を閉じた状態が確認できると思います。花の右側の葉は、触れていないので開いたままですから、それと比べてみてください。
オジギソウをさわると葉が閉じる現象についてはいろいろな研究がすすんでいます。どういう物質が動いて葉が閉じるのか、どういう刺激に反応しやすいのかなどetc.
わたしが気になって試したのはそういうことではなく、オジギソウの葉は刺激を受けると全体的に閉じるのか、それとも葉の中の一部だけ閉じることもあるのか、ということでした。
オジギソウはたくさんの葉が集まって一つの葉の様な形になっています。羽状複葉(うじょうふくよう)という作りです。つまりこの一枚に見える様な葉でも何十枚の葉で成り立っています。
オジギソウを触ると、そばの葉にも刺激が伝わっていき、一枚の葉の様になった羽状複葉全体が閉じてしまうのでしょうか?
たとえば下の写真のオレンジで囲った部分のみ閉じさせることができるのか?
みなさんはどう思いますか?
それができるとすると、拍手している様な形にできて、可愛いいと思うのですけど、どうでしょうか。
それは、深く研究していって神経伝達物質などを解明しなくては分からないというものではなく「予想」して「チャレンジ」すればわかることです。
しかし逆に言うと「予想する」、それがなくては始まらない、ということなのです。
何をやるにも〈予想チャレンジ〉です。
「できる」と予想を立ててためしてみることにしました。
みなさんの予想はどうでしょうか。
ア.葉の一部だけ閉じさせることができる。
イ.一部を触ると周りに伝わって羽状複葉全体が閉じてしまう。どうしてそう考えましたか?
結果はこの次の記事に掲載します。
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