たのしい教育研究所の近くで 勢い良く鳴くセミ達の声を近くで聴いている時に珍しい場所に生えたエノコログサ(猫じゃらし)をみつけました。
セミがたくさんとまってよく鳴く街路樹に近づくと・・・
エノコログサはこの木の枝の分かれ目に生えていました。
とてもとても小さいんですよ。
小指で後ろから頭の部分を支えてあげた写真です。
サイズがわかると思います。
きっと、鳥か風に運ばれてたまたま木の枝で発芽し、根が張れない状況に驚いて、急いで実を実らせようとしているのでしょう。
ほとんど土地らしい土はありません。
根が張れないわけですから、身体も大きくすることはできません。
梅雨で水分が十分に供給されていた頃なら、それでもなんとか生きていけたのでしょうけど、この頃は強烈な日差しに水もすぐに乾きがちです。
みあげたエノコログサを見つけてから毎日水をあげに来ています。
水滴を毛にくっつけて、青空を向けて伸びているエノコログサです。
どの様に成長していくのか、いろいろ予想をたてているところです。
タネが実るまで育てようと思っています。
植物栽培の自由研究はプランターや庭の畑などを利用するものだと思っている人たちがたくさんいます。
しかし、フィールドで見つけた植物に目をつけて、いろいろな実験を加えることも、とてもたのしい自由研究です。