けんじくんの話を聞いたお父さんの話からつづけましょう。
お父さん
「けんじの予想でいくと、がじゅまる以外にも、花が咲かずに実がなる植物があるということだよね?」
けんじくん
「うん」
お父さん
「桜は?」
けんじくん
「花が咲いて後、実ができていた」
お父さん
「ひまわりは?」
けんじくん
「花の後のところでタネができていた」
そうやっていろいろ考えてみても、花が咲かずに実がなる植物はみつかりませんでした。
お父さん
きのこの様に、花も実もできない植物もあるんだけど、ほとんど全ての植物には花や実(タネ)があるんだよ。
がじゅまるにもあるんだ。
けんじくん
え?
でもぜんぜん見つからないよ。
お父さん
うん、ほら、これが〈花〉なんだよ。
そういうとお父さんは、実をパカッと割ってみせてくれました。
普通の花の様には見えないし、まだ形がととのっているわけでもないから、ますます信じられないかもしれないけど、この実の中に、おしべやめしべもあるんだよ。
けんいちはまだ〈分類〉という勉強をしていないかもしれないけど、ガジュマルは〈クワ科イチジク属〉なんだよ、イチヂクの実が大きいから、それをみてみよう。
中をみてごらん。
お父さんが「前に教師をしていた時に使っていたものだよ」といって、農協からもらった資料も探してみせてくれました。
「外からいくら探しても〈見つからない花〉というのがあるんだね。
そうはいっても、カンタンには信じられないかもしれないから、自分で調べてみるといいよ」
※
沖縄は今、がじゅまるの季節です。
みなさんも、がじゅまるをきっかけに、花と実についてたのしく自由研究してみませんか。
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