今回の秋の講座で取り上げた「折り染め」のコーナーで参加者が喜んでくれた折り方が「スルメ背骨折り」です。三角折りなど、初級編の折り方もありますが、この折り方をすると、いろんなデザインの味わいが出てきます。
「複雑折り」と呼ばれている折り方ですけど、その呼び方は広めようとする側からも、そして教わる側になってみても躊躇してしまうネーミングです。「これは難解な折り方ですよ」と伝えている様なものですから、たのしい教育研究所のスタイルには合いません。そこで「スルメの形ができたらこうやって背骨を折るんですよ」という様に、折り方の手順を名前に取り入れて「スルメ背骨折り」と呼ぶことにしました。
講座でも参加者のみなさんがとても喜んでくれましたから、子ども達にもそれが伝わると思います。
ただし「かならずこの折り方で折っていただきます」という様な進め方ではなく、「三角形を折っていくだけでもたのしい折り染めになりますよ。どちらでもよいですからね」という様な指導の仕方がよいと思います。また「秘伝」という言葉は、そう言ったほうが盛り上がると思ったら使ってください。
講座向けに動画を作成したところ、はじめはみんな大笑いしていましたが、そのうちに動画を見ながら折っている人たちもたくさん出て来ましたから、ここに掲載いたします。
わたしがwebサイト等を調べた限りでは、しっかり説明している処は見つかりませんでした。おそらくこの映像が初めてだと思います。その意味では「秘伝」とつけても違和感なしかもしれません。
学校教育の場などでもどうぞ積極的にご活用ください。たのしい文化はどんどん広めていきましょう!
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