〈たのしい教育研究所〉には批判的な話は届きません。たのしい教育と対立する様な見方・考え方が教育の世界に存在しないということかもしれませんが、それと敵対する考えの人たちは、そもそもこのサイトなどを読まないのでしょう。
もしも〈教育にたのしいとか楽しくないということは関係ない〉という人がいても、自分の教育をより良くしたいという意図があるから、このサイトを読んでくれているので、子ども達の明るい未来に全力で取り組む姿を批判する気持ちにはならないのだと思います。
もしも〈たのしい教育〉に疑問や批判を感じる人たちがいても〈子ども達の笑顔〉に反対する人はいないでしょう。
そもそも、たのしい教育研究所には、その方法を学びに来る方達なので、必然的にその趣旨に賛同している皆さんが集う場になります。ですから、そういう方達から来る〈たのしい教育への疑問〉は、ありがたいことでもあります。
今回は、その貴重な話を取り上げようと思います。
某日、ある先生から「たのしい教育研究所の活動にとても関心を持っています。いろいろな組織と違って、教師をしていた喜友名先生が途中退職してまで立ち上げた組織である、ということが一人の教師として心をうちます」という挨拶から始まって、本題としてこういう内容が綴られたメールが届きました。
子ども達が楽しんで授業に参加してくれることはいいことだと思うのですが、例えば読書を楽しむ時にも漢字や語句が分からないと楽しめないように、基本的なこと基礎的なことを習得することは欠かせないことだと思うのです。
基礎的基本的なものをしっかり習得してこそ、喜友名先生のいう、たのしい教育も成り立つのではないでしょうか?
この疑問はわたしにとって、とても嬉しい問いかけでもあります。
みなさんなら、どう答えるでしょうか?
特に〈たのしい教育〉に共感して下さっている皆さんが、どの様に答えるのか、それを聞かせていただけたら幸いです。
ちなみに、その先生が心から賛同してくれたのかどうかまでは定かではありませんが、私とのやりとりはすでにいい形で終えています。
みなさんの考えを聞かせてください。
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