いろいろなところで授業をさせてもらい、たのしい教育の普及に時間のほとんどを費やすことができる、幸せな人生を送っています。
そんな中、ある中学校で科学の授業をしてきました。
テーマは「科学はたのしくてすごいぞ!」
石や紙など、簡単な材料を使って、ガリレオの発想のみごとさを感じてもらうことをねらった授業です。
時間は中学生達が疲れているであろう6校時。
約200名一斉の授業でした。
授業後、わたしの授業の評価を子ども達に書いてもらい、その結果が先日、わたしの元に届きました。
たのしさ度を
「とてもつまらなかった」
「つまらなかった」
「なんともいえない」
「たのしかった」
「とてもたのしかった」
の五段階で評価してもらい。
理解度は
「まったくわからなかった」
「わからなかった」
「なんともいえない」
「わかった」
「よくわかった」
の五段階で評価してもらいます。
これがたのしい教育研究所のいつもの評価方法です。
よく評価してくれたこども達のものだけでなく、とにかく全員の評価で、授業の良し悪しを確認したいのです。
主催者の方達が約200枚の感想用紙を集計してくれていました。
たのしさ度の肯定的評価が 94%
理解度の肯定的評価は 95%
いろいろな仕事の合間をぬってかけつけた授業だったのですけど、その結果に満足しています。
評価に合わせて自由に書いてもらった感想文を掲載させていただきます。
このサイトのポリシーで個人が特定される部分は可能な限り削除していますのでご了承ください。
科学は、自分で予想をたてることが大事で、間違っていても当たっていても、誰でも賢くなることがわかった。
なのでまず自分なりの考えをもっていこうと思います。
今回の実験で学んだことは他にもあります。
ものは1度に一緒に落としても同時に着地する、ということをガリレオから学びました。
今日の話を聞いてびっくりしたり、おもしろかったことは、
「人は予想し、その予想したことを確かめる」
そうやって人の頭は成長していくのかなと思いました。
ハンマーと紙を丸めたものは同時に落ちる、というふうに考えたところがすごい。
—
今日は、宇宙の話を聞くこともできて、とても感動しました。
もしぼくが、もっと子どものころに先生から教わっていたら、宇宙飛行士が夢だったかもしれません。
今日はおもしろくて、とてもいい勉強になりました。
ありがとうございました。
—
こういった感想が約200枚、研究所のわたしの机にどしりと乗っています。
これからゆっくりもう一度読もうと思います。
最初の話にもどりますが。
幸せな人生だと感じる日々です。
感動を伴う「たのしい教育」が沖縄を変える
たのしい教育を伝える教師を育てたい
たのしい学力向上で沖縄を元気に
その思いで全力投球の日々です
応援してくださる方が一人でも増えてくれることを
たのしみにしています