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石を切る/アウトドアワークはたのしい

 アウトドア・ワークが続いています、心地よし。
 今日は天気はあまり良くないけれど、こういう時は海岸の散歩には適してます。

 いつもよりずっと長く歩いてみました。

 奥の方には岩場があって、今で見たことがない景色が広がっています。
  タカラガイ(宝貝)もいます。
 子どもの頃はごく普通にみた貝ですけど、沖縄の中部では目にすることが少なくなった貝です。その昔、中国などでは貨幣の代わりに使われていたというのでそういう名前がつけられたそうです。
 第一研究所の近くにも、まだ見つかるのだと嬉しくなりました。

イモガイも見えますね。
イモガイの種類は環境の変化に強いのでしょう、比較的よく目にする種類です。サツマイモの様な形だというので名付けられました、イモガイにはたくさんの種類が属していて毒のある貝もいろいろいます。最強の毒貝だといわれているアンボイナもイモガイの仲間です。

 さらに歩くと、人工的な形が目にとまりました、これです。

 砂地と岩の重なるあたり、石をまっすぐに切り取った跡です。
ここの海岸は昔の石切場でもあったんですね。

 お城の様な石積みの石は、形を整えて切り取ったものをのせていますね、そういう石を調達した跡です。 

 もちろん普通人たちでも屋敷を囲うために使ったりしますから、こういう場所は少なくありません。
 それでもけっこう大きな石を切った跡ですから、近くの伊波城址などで使ったものかもしれません。
 私は石好きなので前から気になっていたので、これをきっかけにいろいろ調べてみたいと思っています。

 ところでみなさん、石ってどういう方法で切っていくのだと思いますか?

 もちろん昔は電動の道具はありません。
 あったにしても、海岸で使うのは至難です。

 昔の石大工さんになったつもりで、こうやって切り取るんじゃないかな、と予想してみてくださいね。
 次回、私の知っているわずかな知識を綴りたいとおもいます。

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