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論文ドクターの仕事/定型を教えるのではなく熱意と能力を引き出す

これまで、世話をした論文が数千件となり、わたしの特訓後にいろいろな目標を到達した人たちが90%を超えたあたりから「論文ドクター」と名乗ることがあります。

論文ドクターの仕事は、いろいろな人が書いた論文に手を加えて直してあげる、ということではありません。
それでは単なる添削と変わりありません。

私の手法はカウンセリングによく似ています。

論文は全体として繋がっている生き物のようなものですから、そのうちのどこかを簡単に直してしまっても、前の部分や後の部分とのつながりがうまくいかないこともあります。
また、何か定型を与えるということではなく、その人が言わんとして来た論文に、その人の能力と熱意がより表現できるようにしてあげること。
そして、もしかすると、論文が途中からコースアウトしているとしたら、そのコースアウトしはじめたところはどこからか、本人が早めに気づいて手直しできるような力をつけてあげることです。

昨日も遅くまでいろいろな人たちの論文に手をいれていました。
力がついてくるのが目に見えてたのしい仕事です。
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