板倉聖宣(初代 仮説実験授業研究会代表)の発想法「出会いの授業」/月刊「たのしい授業」創刊1号(1983)にあった言葉

 学校現場は四月からだれが何年生の担任をするかということで校務分掌の賑わいの中です。私の処にも相談が来ています。
 そういう中、最新の〈たのしい教育メールマガジン〉で紹介した板倉聖宣/初代 仮説実験授業研究会代表の発想法に「この時期に読んでいてよかったです」という感謝の便りが届きました。

 月刊たのしい授業の創刊1号(1983年)で師の板倉聖宣が語った言葉です。

 私の教師〈-1年〉の頃で、実際、その発想法で、退職するまでたのしく教師を続けることができました。

 キーになる言葉を抜粋して紹介しましょう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
板倉聖宣の発想法
出会いの授業からたのしく
月刊「たのしい授業」創刊第1号(1983年)仮説社
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

(板倉)
 普通は「力量のある人は最初から変わったことをやってもいいけど、力量のとぼしい人はおとなしくやれ」って言われちゃう。
 でもたいていの人は、その先生なりの魅力を子どもたちに認めてもらえるような楽しい授業を、できるだけ早くやった方がいいと思うんだなぁ。
 先生の魅力を早く認めてもらうことと同時に、一人ひとりの子どもの魅力的な面を早く見られるようにすることね。

 「いずれ子どもの姿が見えてくる」なんていうのも、そりゃそうだろうけど、まず最初に、その子のもっとも魅力的な面が先生の印象に残るようにすべきだろうね。

 その後の授業や学級経営において、先生が「すばらしい子どもたちだなぁ」という先入観をもっているということは、すごく大切だと思います。
 先生の意欲ともつながってくる。
 最初にテストしたりして「誰ができないか」とか「こいつはワルだ」なんて調ベちゃうのは、本当に不幸な出会いだね。

 若い先生たちに、こういう話をしてあげられる、力ある先生たちが増えてくると、学校現場の様子も明るく変わってくる可能性があるんだけどな。

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

 

 

天井面にたのしい工夫、人気です

 感染症対策でなかなか旅ができない日々です。たのしい教育研究所(RIDE)のメンバーはアウトドア派が多いので、たのしい教育プログラムづくりで野山を歩くことも多いのですけど、一般の人はなかなかそうもいかないと思います。

 最近、実験的に第3研究所のミーティングルームの天井面にある工夫をしてみました。

 実験的にやってみて、合わないなら二、三日でやめようと思っていたら、けっこう人気です。

 何かというと、、、

 こういうタペストリーを天井面にはり付けてみたんです。

 1.5×2.0m くらいあるので、会議用テーブルに座ったメンバーを覆うくらいの大きさです。

 

 珈琲や紅茶を飲みながら見上げると、キャンプしている日々が思い出されて、爽やかな風を感じるくらいです。

 RIDEのメンバーも気に入ってくれているので、しばらくこの状態が続きそうです。

 皆さんも屋内にいながら外の風を感じる工夫、いかがでしょう。

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

たのしい出前児童館、たのしい3月

 今週は出前児童館の週です、沖縄市の5ヶ所の公民館(近くの公園の場合もあり)で実施します。
 リーフをご覧ください。

 アクションゲームで身体を動かしたり、プラトンボやびゅんびゅんごまを作ったり、読み語りをしたりしながらたのしむ予定です。
 公的な取り組みなので全て無料ですよ。

 時間は16:00~18:00

 3/15(月)センター公民館

 3/16(火)越来公民館

 3/17(水)海邦町公民館(マンタ公園)

 3/18(木)あわせ公民館

 3/19(金)池原公民館

です。

 小学生が中心ですけど、親子参加なら幼児もOKです。

 たくさんの子ども達に笑顔と賢さをとどけるたのしい教育研究所(RIDE)です。

 

 

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

 

草むらを這ってすすむのは妙だけど楽しい

 昨夜の大雨がすっかりあがって、今日は青空が広がっています。

 気持ちが良いので、いつもなら車で行く用事を歩いていくことにしました。

 いろいろ済ませてあと、遠回りして公園に行きました。

 RIDE(ライド)は沖縄島の真ん中あたりに位置しています、つまり沖縄の標準的な季節の変化をみることができます。

 今日は地面を這いつくばってたのしみました。
 白い花火の様に開いたたんぽぽが見つかりました。

 上の方から眺めても、横から眺めても丸々とした見事な綿毛たちです。
 春ですね。

 近くを眺めると、風で綿毛が飛んでいって、いくつか残っているタンポポもありました。新しい生命が広がっていくのでしょう。


 公園の地べたを這っている人は妙な感じに見えるかもしれません。

 でも、草たちを撫でながらそよぐ風は、普段の様に立って歩く風と違う感じがするんですよ。春の陽気の中で、みなさんも味わってみませんか。

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。一緒に〈たのしい教育〉を広げる簡単な方法があります➡︎このクリックで〈応援〉の一票を投じていただけたら幸いです!