植物たちとまどさんの詩 (ひな筆)

 この頃はゆとりができて、植物たちをゆっくり眺めることがあります。
 今日はうちにある小さな多肉植物の話を書かせてください。

〈多肉植物〉は葉にたくさんの水分を保存している植物で、その分ぷっくりしていてかわいく見える上に育てるのもとても楽です。サボテンも多肉植物の一種


 多肉植物にも花が咲くんでしょうか。
 どう思いますか?

 なんとブーケのようなステキな白い花を咲かせていたんですよ。
 これです。

 感動して思わず声をあげてしまいました。

 何年も前から我が家の庭にあるのに花が咲いているのを見たのは初めてのことです。

 いただいた植物がくれたプレゼントのようで嬉しくなりました。

 まど・みちおの詩に「よかったなあ」というのがあります。

*****************************************

よかったなあ

        まど・みちお

よかったなあ 草や木が

ぼくらの まわりに いてくれて

目のさめる みどりの葉っぱ

美しいものの代表 花

かぐわしい実

 

よかったなあ 草や木が

何おく 何ちょう

もっと数かぎりなく いてくれて

どの ひとつひとつも

みんな めいめいに違っていてくれて

 

よかったなあ 草や木が

どんなところにも いてくれて

鳥や けものや 虫や 人

何が訪ねるのをでも

そこで動かないで 待っていてくれて

 

ああ よかったなあ 草や木がいつも

雨に洗われ

風にみがかれ

太陽にかがやいて きらきらと

 

『続々 子どもといっしょに読みたい詩』

     (あゆみ出版) より

 

******************************************

 いろいろな花が咲く春の日のうれしい出来事でした。

 

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

 

広がるたのしい教育=子ども達の笑顔と賢さ(出前児童館の様子から)

 年度まとめの報告書の作成がすすんでいます。

 それぞれのチームのリーダーがまとめてくれた報告書を見ると、たのしい教育の広がりをひしひしと感じます。

 これは鬼滅の刃バージョンの風車を工夫して作成し、たのしく実験中の男の子の写真です。「ね、こうやって回すととてもよくまわるでしょ!」本人もとても喜んで実験してくれています。

 これは〈かさぶくろロケット〉を作成していろいろ工夫し、飛翔実験している女の子たちです。
 次第にオリジナルの工夫が加わって、飛翔距離に差が出てくると、お互いに教えあって、一緒に高まっている姿が記憶に残っています。

 教師を目指す教え子のAさんが、研究所の出前児童館で学びたいと参加してくれて、子どもたちととてもたのしくものづくりをしてくれています。
 この時は〈びっくり大笑い-ハブの卵〉です。
 教室とは違って、つまらなかったら、つまらないと言葉に出して帰ってしまう正直な子ども達とたのしさの真剣勝負です。その意味で学校の教師よりも高い力と柔軟性が必要になります。

 こうやって、着実に子ども達にも教育者にも〈たのしい教育〉が広がっていく様子をダイナミックに見ることができるのは幸せなことです。

 子ども達、教育を支える〈沖縄市〉の期待にも全力で応えるために、一つの教材毎になんどもミーティングを重ね実施を迎えます。それもまたやりがいのあることです。沖縄市のような市町村がもっと広がってくれたらと思わずにはいられません。
  毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

何だこれは?/年度末はパソコンのデータの整理整頓から

 年度末の忙しさの中、いろいろな電子データの整理整頓も進んでいます。
 そんな中、「何だこれは?」と手を止めて拡大表示した画像があります、これです。

 ビニール手袋に緑色の液体がいっぱいつまってふくらんでいます。

 さくら先生が、使い終えて捨てられるビニール手袋に布を入れて〈染めもの実験〉として使った時のものでした。

「なるほどね」とみんな関心。

 たのしい教育研究所(RIDE)のごく普通の日々で、周りにはいろいろな染めもの素材が並んでいたので、私も特に気にならなかったのですけど、こうやって写真を見るとびっくりします。

「この中でスライムを作って、プニュプニュしていると、どういう感触なんだろう?」そんなことも考えはじめています。

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう

 

おすすめ絵本「じゃない」

 以前メルマガで紹介したチョーヒカルさんの絵本「じゃない」フレーベル館1540円、いろいろな人たちから「購入しました」というたよりが届いてします、名作です。

 先日A先生が、年度が終わった自分の褒美とプレゼントで2冊買いました、と話していました。

 このサイトでも紹介させていただきます。

 たとえばこのページに〈みかん〉の写真が写っています。

 ところがみかんじゃないんです。

 切ってみるとわかります・・・トマトの表面に、どうみても〈みかん〉にしかみえない絵を描いてるんですよ。

 一ページずつ開きながら、「これは本当は何だろう・・・」 とわくわくしながらたのしむことができます。

 ミエ先生がたのcafeで紹介してくれた絵本の一つです、おすすめします。

 

毎日たのしい教育に全力投球のたのしい教育研究所(RIDE)、みなさんの応援クリックが元気のバネです。ここのクリックで〈応援〉の一票を投じて、一緒に〈たのしい教育〉を広げましょう