エノコログサを食べる・コーラを作る/Dr.Stornから

 前回紹介したDr.Stornの反響が届いています。曰く「やばい、おもしろい」「おもしろすぎる」。
 中には強者(ツワモノ)がいて、プライムビデオですでに15話まで見てしまって、早く続きがみたいのだけど、どうしたらよいのですか、という話も来ています。
 最新話は一定の期間を置いてプライムビデオで視聴できるそうです。
 ちなみに私はNetflixも利用しているのですけど、そこでは14話までしか視聴できない時に、プライムVでは15話が視聴できましたから、プライムVの回転が早いのだと思います。

 さて、以前このサイトに「時間ができたらエノコログサ(ネコジャラシ)でおにぎりをつくってみたい」という話を書いた記憶があります。※記事は時々整理整頓しているので、もしかすると削してしまったかもしれません

 実はDr.Stornの第8話にエノコログサで麺をつくる場面が出て来ます。

 個人的にとても興味があるテーマです。

 ちょうど原作の漫画の画像がありますから引用しましょう。

 

 私もまだネコジャラシのタネの味をしたことがないので、ボソボソで不味いということは少しショックでしたけど、味付けによっては、十分いけるのではないかと思います。
 沖縄のポーポーという手料理にするとか。

 そういえばコーラの作り方についても書いてありました。
〈焦がしたハチミツ/カラメル〉と〈パクチー〉と〈ライム〉に〈炭酸水〉をまぜればできるのだというのも驚きました。

 おそるべし、Dr.Storn。
 ファンが増えて欲しいと思っています。

 

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授業後の乾杯&ぜんざいから新しい教育プログラムの構想

 サイエンス授業の後、スタッフで眺めのよい場所に行き、乾杯し、おつまみがわりに美味しいぜんざいを食べました。

 ぜんざいを注文したわたしたちに「かき氷をかけてよいですか?」と不安そうに尋ねていたのが印象的でした。
 県外の人たちが沖縄のぜんざいをたのんで「これは頼んでいません」と言われることもあるのでしょう。

 教師をしていた頃、JAXAのスタッフと一緒に授業をする機会も多かったのですけど、そこで知り合った何人かの人たちが「沖縄のぜんざいが冷たいことのにビックリした」という話をしていました。

 かき氷と温かいぜんざいをミックスしてできたのが沖縄のぜんざいです。

 こういう沖縄のチャンプルー文化(いろいろミックスしてしまう文化)というのは世界平和へのベクトルではないかという予想があります。
 遺伝子的にもミックスされていくことでお互いの民族が融合していくのでしょう。文化的にも宗教的にも融合していく歴史を研究したい気持ちが高まっています。
 1日が36時間欲しい秋の日々です。

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たのしい教育研究所(RIDE)の歴史-おきぎんふるさと助成金の冊子から

 たのしい教育研究所(RIDE)が正式にスタートしたのは2012年の春、数ヶ月間、沖縄県の審査を受けて非営利特定法人の認可を受けて正式な法人としての活動はその年の11月1日にスタートしました。
 先日「沖縄銀行」から〈ふるさと創生助成金〉の冊子が届き、その中にで編集担当の方が、RIDEの活動の様子をしっかりリサーチしてまとめてくれています。冊子は〈たのしい科学教育のプログラム作成〉が中心になっています、しかしそれだけでなくいろいろなものに普及していくことがわかります。
 歴史というのは10年くらい続いてから語るものだという気もするのですけど、7~8年経った今、RIDEの設立前から数年の動きをみていただくのは、とてもよい内容だと思います。

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楽しい福祉&教育 たのしさが賢い身体と丈夫な頭を創る/五味太郎「じょうぶな頭とかしこい体になるために」

 五味太郎さんは学生の頃から好きで、教師になってから子ども達への授業で何度も利用してきました。今でも〈らくがき絵本〉他、RIDE(ライド)のおすすめ図書がいくつもあります。

 その五味さんの本に「じょうぶな頭とかしこい体になるために」という本があります。子ども達からの質問に五味さんが真剣に答えた本で、教師の頃、大きく刺激を受けた一つです。

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子ども達の質問には、たとえばこういうものがあります。

 ・学校には行かなくちゃいけないの?
 ・なぜ友だちと競争しなくてはいけないんだろう
 ・わたし 絵がへたなの・・
 ・わたし美人になりたい
 ・大人になんかなりたくない
 ・ずっと働かなくて暮らしていきたい・・
 ・お金がほしい  などなど

五味さんの答えの一つを紹介しましょう。

何をしたいのか自分でよくわからないんだ

目的に向かってすすむ以外ないのか?

 「きちんとした目的、目標を持って生活しなさい」「その目的、目標に向かって努力しなさい」などとよく言います。よく言われます。

 そこで言われた人(だいたい子どもですが)は仕方がないので、学年配当漢字を全部書けるようにするとか、全国音楽コンクールに向けて練習するとか、あるいは○○中学校、××高等学校、△△大学に合格しようなどという、とりあえず目的、目標をかかげて生活しなくてはなりません。

 そのほうがキリっとした生活をしているような気になるからです。
 充実した生活を送っているような感じがするからです。そして、そんな暮らし方をしている子どもたちを見て、大人は一応安心するぐらい無責任です。

 目的、目標をかかげて努力することが、どんな意味があって、どんな価値があることなのか、深く考えたり、自ら実験、実践してみようとはしません。
 ただなんとなくそのほうがいいのではないかと一般的に思っているだけなのです。その証拠には、その目的、目標の内容が少しでも一般的ではない場合、たちまちとがめられることになります。
 たとえばその目的、目標が「宇宙人と交信すること」というような少し一般的ではないものになると、いくらその目標のために毎日2時間は屋根の上に登るというほど、きちんとした生活態度であっても、認められたりはしません。

 「新しいヘアースタイルをあみ出す」と言う目標で毎日鏡に向かって努力型の男の子を見て、両親はあまり喜びません。むしろ心配になったりします。
 そして子どもというのは、おおかた心やさしい人々なので結果として「親が安心する目的、目標に向かって努力するふりをする」「その目的、目標の中になんとか自分自身の目的、目標を見い出そうと懸命の努力をする」というようなやや辛い生活を送らなくてはならなくなります。ふりをするのも辛いものです。

 のんびり屋の少女が、あるときから急にいそがしそうな様子になったので、ぼくが「なんだか人が変ったみたいだね」とよけいなことを言ったら、その少女が答えました。「やるときはやるんだよ」
 言葉は乱暴ですが、いい台詞だと思いました。少し尊敬しました。それ以外言いようはないと思えます。

 人間にある目的、目標が生まれるのも自然なら、それに向かって努力するのもまた自然です。その目的目標がどんなものなのかは誰にもわかりません。当人にもよくわかりません。そしてとりあえずの目的目標がないと言うのもまた自然です。

 その状態でいわゆる努力しないのもあたりまえです。
 そこのところがわかってない人が多すぎます。とくに大人にね。
 それでもなおかつやっぱり目的、目標、努力だと頑張る大人には、こんな言い方はどうでしょう
「人間、目的、目標を持って生れてきたんじゃないよ。はっと気がついたらいたんだよ。食って寝てのそのそ動きまわっているのが、もしかしたら目的、目標かもね」

 なんだか少し理屈っぽいです。それに、説得するために努力するというのも疲れます。やはり、「やるときはやるんだよ」で十分です。

 たのしい教育を学びはじめた頃、こういう五味さんの答えに哲学的な深みを感じていたのですけど、こうやって改めて読んでみると、まどろっこしい気持ちがします。

 今の私ならシンプルに「あなたが〈たのしい〉って思うことは何?」と問いかけるところからはじめます。

 そして人間が幸せに暮らしていく答えはそこにあると思っています。

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