「たのしい研究所の日々」
某月某日
忙しさは加速こそすれ,落ち着く事無く飛び回る日々。
そんな中にあいかわらず夢はどんどんあふれて来て,それは元気の証なのだと思う。
ある目標が達成されたら次は「もの書き」に全力を注ぎたいと考えている。
授業は私がやらなくては私の授業ではないけれど,文章はそのまま一人で立って歩いていってくれるから。
現在のところは,お陰様で,いろいろなところから来る依頼の授業や講演,カウンセリングや授業の相談,教材の開発,教員採用試験を目指している可愛い後輩達に特訓,その他でほとんど私の時間を使い切って,それでも週一回はしっかりとメルマガを綴っている日々。
それを次第に,もの書き業にウェイトを注ぐ生活にしていく…
もちろん,依頼された授業もこなすのですけどね。
で,もの書きをしながら,カウンターだけの喫茶店をやるというのも私の夢の一つです…ね,夢があふれてとまらないのです(・∀・
月一のサークルの名前も「たのしい教育Cafe」
もちろん私の願望のあらわれです。
珈琲をつくるのは大学の頃から得意としていて,間違いなくその腕は上がっています。
われながら美味しい珈琲いれるんですよ(^^
そんな中,今日はすこしだけゆとりがあったので,気に入りの喫茶店に行ってマスターとおしゃべりしてきました。
もう20年以上この業界で元気にやっている方です。
私「皆,繁盛するという自信があって店を開くのに,
ほとんど9割方は失敗してしまうのはなぜでしょうね,マスタ−」
マスター
「最近の店はあれでしょ,珈琲や食事出して,はいどうぞ,でおしまい。
客が減って来たらクーポン券かなんか出してね。
クーポン配るようになったらもうおしまいですよ。
もっとこう客を大切にしなきゃね。
この人がどういう曲が好きで,
どういう仕事していて,
どういう時によくやって来てくれるとか,
そういうものが基本になって次第に客が増えていくわけですよ。
わたしははじめの一二年は帳簿なんてつけなかったですよ。
だって今日いくら儲かって,いくら足りないなんて考えていたら,
大切なお客さんとのコミュニケーションが吹っ飛んじゃう。
きゆなさんは,カノンが好きでしょう。
だから,きゆなさんが来たらカノンに近い曲をかけてあげるんですよ。
今日はねぇ〜,カノン調のいいのがありますよ。
これがいいんですよ。
聞いてみますか?」
とこんな会話を交わしていました。
聞かせてくれたのは岩代太郎の「春の雪」
マスターが「あなたに聴かせたい」というだけあって,いい曲でしたよ。
さてと,わたしが喫茶店をしながらもの書きをしているのはいつなのでしょう?
わたし自身が一番たのしみです(^^