たのしい研究 ときどき 映画! ☞「きいろいゾウ」の中に出て来た謎のミュージシャン

たのしい研究の日々の中,ときどき映画を観ています。
最近観たDVDの中でおすすめは
邦画「きいろいゾウ」です。
前からその存在は知っていたのですけどパッケージの感じが重たくてなかなか手にしていませんでした。

blog_import_52e9cfd7bcb6d 宮崎あおい演じる「ツマ」は精神的に不安定です。
特に満月が近づくと不安定になるのです。
ツマを支える「ムコさん」向井理にも秘密があります…

興行的には失敗で,同じ年に公開された「仮面ライダー」にも勝てませんでした。
けれど私は邦画の名作だと思います。

「きいろいゾウ」の中で登場する,酔っぱらいが「グッドナイト・ベイビー」を唄うシーンがあります。
短いシーンです。

外国の作品には,とてもいい感じで,登場人物の唄うシーンが出てくる事がありますけど,邦画ではなかなかいいシーンはありません。
その中にあって,この「きいろいゾウ」の唄のシーンはとてもよいのです。

若い二人が親に結婚を反対されて,不安の中,電車で手を握り合っています。
その向い側でいい気分の酔っぱらいが唄っているのです…
 きっと いつかは,キミのパパも 分かってくれる♬
ダウンロード141002yuuka  表情も,あまりにもかすれた声もいい。
 唄い方も味がありすぎる…
    ミュージシャンに違いない。

そんな話を知人としていたら,今日,その唄っている人物が分かりました。

憂歌団の木村充揮(きむらあつき)です。
タイトルに「謎のミュージシャン」と書いたのですけど,私が知らなかっただけで,有名な人物です。
20140914 学生時代,友人が「憂歌団,いいぞぉ」と言っていたのは覚えているけれど,実際に聞いた事はなく,それから30年を経て感動しました。

たのしい研究所で授業の準備をしつつ,BGMに木村充揮を流して,充実した日々を過ごしています。

何と,私が日本のミュージシャンの中で一番唄が上手いと思っている近藤房之介とのデュエットもありました…もうけた。
 木村充揮&近藤房之介「みあげてごらん夜の星を」
https://www.youtube.com/watch?v=13PfDNabewg

木村充揮「嫁に来ないか」 https://www.youtube.com/watch?v=ZI-egA-dUZA

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季節も変わり,大好きな「秋」!
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主な内容は…

映画「ふしぎな岬のものがたり」…正直いって残念な作品
②アウト・ドアプラン「かんたんな焚き火のおこしかた」
③板倉講演「仮説あっての実験 哲学あっての科学」その②
です。

 いつもながら板倉先生の語りは迫力があります

 教育において、問題提示権は教師にあるのだから教師が提供できるんだけれども、〈拒否権は生徒にある〉という原則を忘れてはなりません。

 そんな原則,大学でも聞いた事がありませんでした(^^
けれど,その原則に立った仮説実験授業は着実に成果を広げています。
それはたのしい教育研究所の実施する授業や講座の評価にもハッキリと表れています。

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読者の方から 「夢がとまらない」生原稿掲載①

 今日は会議をはじめとして,いろいろな人達とあってお話をした日ででした。
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その中で,たのしい教育研究所のサイトの熱心な読者の方とお話しました。

いろいろな意見を聞かせてもらい,たくさん勇気づけてもらったのですけど,一つ
「新聞の写真を載せても携帯では文字が小さくて読めないのです…私自身,新報のコラムをまだ読んでいません。
テキストで,ぜひUPしてもらえませんか」
という意見がありました。

 言われてみると,たしかにそうです。
 私の知人でも,「もっぱらスマホです」という人はたくさんいるのです。

 とても勉強になった一日でした。

 さっそく,この四月に琉球新報に書いたコラム第一回目をUPさせていただきます。

 二度目の方にも,また新鮮な気持で読んでいただける様,新聞の文字数制限で削除された箇所を復活させて掲載します。

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 「夢がとまらない」

 大好きな子どもたちを涙で中学に送り出し、教師を退職したのは2年前のちょうど今ごろ。
「たのしい教育」に全力を注ぐためで、50歳という切りの良い年と重なった。

 「教師としてやりたいことは、ほぼやりきった」
というすがすがしい気持ちで終えることができたのは、大切な仲間がたくさんいてくれたからだと思う。

「宇宙に浮かぶ国際ステーションと沖縄を結んで、たのしい授業をやろう!」
「宇宙飛行士に来てもって、沖縄から宇宙飛行士を! というプロジェクトをやらない?」
…一見、ほら話のような私のいろいろなアイデアに乗って、それを全部実現してくれた実力者ばかり。
そして皆、子どもの心を失わない人たち。
教師を目指し補充教員をしている人から管理職まで、幅が広い。

 教師を辞めるとすぐアメリカへ旅立った。
 陽が上ると共に10時間ほど歩き、陽が暮れると本屋でコーヒーを手に深夜まで本を読む、そんな日々を過ごす。

 ジョン・レノンが凶弾に倒れた場所に伏すと、なぜか自分の人生が走馬灯のように駆け巡った。
刺激あふれる街で頭はさえ渡る。
「日本一の科学ミュージアムを沖縄につくりたい」
「沖縄に宇宙探査のロケット基地をつくりたい」
「風邪でも行きたくなるほど魅力溢れる学校をつくりたい」
夢が次から次に湧いてきて止まらない…どうしよう。

 構想ノートが何冊も重なったころ、沖縄に戻った。
そして、大切な仲間たちに、その夢を熱く語っていた。
そうやって始まった「たのしい教育研究所」の活動の中、気が付くと、学校、会社、地域、児童館、病院、デイケアへと広がり、2年弱で1万人以上の方に授業や講演をすることができた。
今それをこうやってたのしくつづる幸せを感じている。
書きたいことが次々湧いてきて止まらない。

どうぞ、お付き合いください。

おすすめ絵本『どんぐりむらのほんやさん』なかやみわ(学研)

今日は『どんぐりむらのほんやさん』なかやみわ(学研)を紹介します。

どんぐりむらのほんやどんぐりむらシリーズの新刊がでました。
今回はほんやさんです。

表紙を見ただけでうっとりと幸せな気分になってしまうほど
とてもかわいい本屋さんです。

作家のなかやみわさんはいろんな書店を取材して
この絵本ができたとのことで、
いくつかの本屋さんがモデルになっているようです。

出てくるどんぐりたちもかわいいのですが
この店長さんがまたいいんです。

やさしくて、必要な本をすぐ探しちゃうステキな店長さん。
あこがれちゃいます。
読みかたりをしてみんなで話しの世界に入り込んで行くのもよかったな〜。

このシリーズの「どんぐりむらのぼうしやさん」「どんぐりむらのぱんやさん」
「どんぐりむらのおまわりさん」もたのしくておすすめです。
( by hina )